GT (ロウニンアジ)

2013年1月 3日 (木)

マウイ島 ・ GT(ローニンアジ)がウジャウジャ

Big Islandに3年半も住んでいてお隣のMaui島へ行った事がない。少々もったいない気がしていたし、話のネタにでもと思ってこの年末年始をMaui島で過ごして来た。Haleakala、Iao渓谷、PGAのゴルフ(Kapalua Plantation Courseでの2013年初戦)見物などなど、結構楽しかった中での圧巻は、、、やはりこれだった。
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<GT(Ulua=ローニンアジ)の風格漂うパトロール風景>


Gt_in_maui_1_201312
<ムロアジでも放り込んでやりたかったなぁ~。サメよりGTの方が俊敏だろう。大きいので30キロくらいだろうか?> 

かって大いに憧れた魚である。ハワイに住むようになってGTに対する憧憬の念は少々薄れたが、やはりこんな光景を目の前にすると血が騒ぐ、、、、。

因みに2013年の釣り初めは7日()になります。

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2012年7月23日 (月)

昔なら大満足の2匹

コンディション:
 
  満潮: 7:40am
  干潮: 1:12pm
 
  日没: 7:04pm
  V.V-Buoyの位置: 何だか北へ南へフラフラしているが、昨日から最南端に
               近い所にいる。良い傾向ではない。


予定:
長い間Small Craft Advisory(小型船舶注意報)が出続けていて、グラウンド方面はずっと波が高かった。一昨日やっと解除された、、、と思ったら、また今朝発令された。前回は荒れ気味のグラウンド入口で、無念のマグロバラシが2回あった。今日もグラウンドでマグロを狙ってみようという事になった。南行きの潮なのでグラウンドは不調かもしれないが、波の状態が許すようなら更に北(北西)のOT-Buoyへ行ってみたいし、途中久しぶりにグラウンドのOnagaポイントやOpakaポイントでも竿を出してみたいがどうだろうか?

実釣報告:
今日も少々迷いながらグラウンドを目指す。左舷にOno用ルアー、右舷とセンターにキンキンを配し出発したが、アタリ無くグラウンド入口のPoint-9に至る。Point-9の少し北で小舟が3~4艘、マグロ狙いの釣りをしていた。彼らが撒いたコマセが効いていそうな場所にボートを停めジギング開始。しばらくしてYsさんのジグにアタリがあったようだが、ハリに乗らず。続いて私のジグにもガッツ~~~ンと重いアタリがあった。しかし残念ながらこれも乗らず。ジグをチェックすると、深い鋭い歯型が残っていた。どうもOno(カマスサワラ=歯が剃刀のように鋭い10~20キロくらいの魚で、Ono狙いの時はワイヤーリーダーにワイヤーのアシストフックが必要)がいるようだ、、、と思った時点で二人ともOno対策(ワイヤーリーダー)をするべきだった(いつもながらアクションが遅い!)。次いでYsさんが、 
来ッた~~~!
そして、
アッ、バレた
リーダーを噛み切られ、ジグを盗られていた。間違いなくOnoがいる。ここでYsさんはワイヤー仕掛けに替えたが時既に遅く、その後Onoからの音信無し。

マグロ狙いのエサ釣り(天秤+クッションゴムの吹き流しに大きいカツオの切身⇒Ono対策無し)に変更した私の竿に強烈なアタリがあり、竿先が水面向けて激しく突っ込んだ。
よっしゃ~!マグロじゃ!
と叫んだ直後、竿先の反応が消えた。巻きあげてみるとハリが無くなり、リーダーに鋭い歯型が残っていた。
あ~ぁ、マグロは取り敢えず無視してOno対策をしておくんだった
と悔やんでもOnoは戻らず。 

その後アタリは途絶えたが、近くのボートが20~30ポンドクラスのマグロを揚げるのを目撃、当方もテンションが上がる。Ysさんのジグや私のハリを咥えたOnoの事は取り敢えず忘れて、マグロ狙いに徹する事にした。
そして水深100mくらいの所で、私のエサ釣りに何かがヒット!コイツは上手くハリに乗った。走る!そして止まった。ファイト開始。
中層でのアタリではあるが、マグロにしては走りがイマイチ”切れ”に欠ける。Onoかな?
マグロじゃ~!」
なんて叫ぶとカッコ悪い事になる可能性もありそうなので、口を貝のように閉ざしておく事にした。結構重い。
「???昔だったら大喜びしたあの魚か?」
上がって来たが、シルエットが銀色に輝いておらず、茶色っぽい。
あ~ぁ、がっかり
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<昔だったら大喜びしたカンパチ。底物なら底物らしく底に居て、中層まで上がってくるなよ、、ったく> 

私が、 
疲れたので休憩
と言うと、Md-キャプテンが、
それじゃあ、私がOnoでも釣ってあげましょうネ
と前方のデッキでジギング開始。Md-キャプテンは、このポイントの近くで20~30ポンドのOno2匹をジギングで揚げている。
最近ジギングのフォームとリズムが良くなって来たねぇ~
なんて褒めていたら(お世辞ではなく、形が出来てきたのだ)、しばらくして、
来たヨ!
の声。
見ると竿が大きく曲がっている。
ウヌヌヌッ、おヌシなかなか出来るな!」
マグロか?それともOnoか?
そこそこ大きい魚のようではある。
大丈夫?
と聞くと、
問題無いヨ
との心強い返事が返って来た。
5分経ったか、10分経ったか、、、銀色に光る魚が見えて来た。間違いなくカンパチではない。徐々に上がって来る。そして、3人が声を揃えて、
スマだ!
ツマがスマを釣った!」(下手なオヤジギャグでゴメン) 
それはそれは、久しぶりの立派なスマガツオだった。
でかした、キャプテン
ひょっとしたら私がボートを操縦して、キャプテンが釣った方がいいのかも(Kwさんなら喜んで、”そうだそうだ、そうしたらいい”って言うだろうなぁ~)?
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<スマガツオ(Kawakawa=Mackerel tuna)。Ysさんが持ってくれているが、Md-キャプテンが釣った(間違って”Ysさんが釣ったスマ”なんて書かないようキャプテンに念を押された⇒確かにやりかねない)。6.5キロ(約14ポンド)。26ポンド強(12キロ)というハワイ州記録には遠く及ばないが、立派なスマだ。ホンマグロより美味である、という人もいるくらいの魚である。Ysさん大喜び、”これでMtさんに出すモノが出来た”、、、とか。最近は白身魚が心細いので、まずは一安心である。Mtさん、キャプテンにご褒美を!ハンドバッグでなくてグリーンバックでいいですよ(これ秀作だよね)> 

しかしマグロが釣れない。Ysさんも私もジギングしたり、エサ釣りに替えたりしてマグロを狙うがアタリが来ない。ボートが浅い所まで流された時、魚探に濃い反応が出た。エサ盗りでも釣れるかな?と思っていると、私のエサ釣りの竿が絞り込まれた。
マグロか?」
多分違うだろう。しかし大物である事は間違いない。電動リールが巻けないので、ポンピングでアシストする。大分時間が掛かったが上がってきた。
うわぁ~、メタリックシルバーだ!
といってもちょっと汚ない気味のメタリックシルバーの魚体が見えてきた。
今度は3人揃わず(一人変な事を言ったように思うが、よくは思い出せない)、 
GTだ!Uluaだ!
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<久しぶりのGT(Ulua=ローニンアジ)。重くて手が震えている。計量せずにすぐリリース。>

思えば私はGTとカンパチを釣りたいがためにハワイ島に移住してきたのだった。昔なら大満足の「両横綱制覇」だ。しかしハワイ島に来てからは、「食べて美味しい魚」に趣味が変わってしまっている。 その後、浅場でYsさんがムロアジを釣って喜んだ。
ムロアジの唐揚げは、結構お客さんが喜びはるんです
とのコト。
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<良型のOpelu(ムロアジ=Mackerel scad)。3本バリにパーフェクト3点掛けだったが、1匹は揚げる直前にエスケープ。こいつを生きたまま泳がせたら、GTが飛びついて来るだろうなぁ~。そのうちにやってみよう。問題は、ムロアジを昼間狙って釣ろうとすると、なかなか釣れないコトである> 

キンキンを流してトローリングするとカツオが釣れた。
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<Aku(カツオ)>

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<2匹目のカツオ>

午後になって白身魚の調達を試みたが、相変わらず釣れない。やっとこさ、Mtさん用のOpakapakaが1匹釣れた。
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<Opakapaka(オオヒメ)>

Pakaはこの1匹だけ。EhuやOnagaは釣れず。
底物はしばらく(あと2~3カ月かな?)辛抱しないと仕方ないのだろう。その代わり、こんなのが4匹も釣れたヨ。
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<ご存知ゴマテン君。4匹の大漁だ。メデタシ、めでたし>

今日はマグロは釣れなかったが、昔のユメだった魚が2匹釣れたので一応ヨシとするかな?


Fishing Report用メモ:
Aku: 2匹 10ポンド
Kawakawa: 1匹 14ポンド
Opelu: 2匹 2.5ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Kala: 4匹 リリース
Kahal: 1匹 リリース
Ulua: 1匹 リリース

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2011年9月13日 (火)

船中1泊・Southpoint遠征(その2)

けっこう海が荒れて来たので、酔い止めの薬を飲んで万一に備えたが、Kauna Pointを回ったあたりで再び穏やかになった。そして間近にSouthpointの風車が見えて来た。残念ながら途中Grander(1000ポンドオーバーのブルーマーリン)からのご挨拶はなかった。まあ明日の帰路が勝負かな?

午後2時半、Southpoint沖のカンパチポイントに到着。待ちかねたゾ、とばかり早速水深80Fathoms(144m前後)で実釣開始。ビシッ(Hsさんがジグをシャクる音)、ビシッ、ビシッ、ガッツ~~~ン、シナリオ通りの3回目のシャクリではなかったかも、、、記憶が薄れてしまった、、、いずれにしてもすぐアタリがあった)。Hsさんのジグにアタリだ。まあまあサイズかな?Hsさんの顔に笑顔、、、。余裕の対応で上がって来たのは、予想通りSouthpoint第一号のカンパチだった。
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記念のSouthpoint第一号Kahala(ヒレナガカンパチ=Almoco jack)
<We arrived at the Kampachi Point off Southpoint at around 2:30 pm and immediately started bottomfishing aiming for a large Kampachi and a large GT. The first fish we caught was a Kampachi. Not large but not too bad. It was a start. >

次に私の電動ジギングにカンパチが来た。
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これは背ビレの短いKahala(Amberjack=カンパチ)だった。順調にサイズアップ
<The second one was also a Kampachi which was a lot bigger than the first one. It seems that Southpoint is full of Kampachis.>

ポイント移動中のトローリングでキハダマグロが釣れた。
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Ahi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。20ポンドくらいか?
<This Yellowfin tuna is probably 20 lbs or so. Not bad but not large enough.>

Hsさんに強烈なアタリがあったがフッキングには至らず。巻きあげてみると340gのFishermanのジグが曲げられていた。どうすればこのごついジグがヒン曲がるのか???どんな魚がどんな噛み方するんだろうねぇ~。巨大なホオジロザメ(Great white shark)かな?怖いくらいである。

私はエサ釣りに変更。幹糸150ポンドテスト、枝糸100ポンドテストのナイロン、ネムリバリ3本、オモリ2ポンド(242号相当)のかなりHeavyな胴突き仕掛けに大きめのカツオの切身を付けて80Fathomsのベタ底へ投入。ここはOpakapaka(オオヒメ)のポイントでもあるとの事で、早速Pakaらしいアタリがあった。Pakaにしては大きそうだが、カンパチではなさそう。わくわくしながら巻きあげていると、、、急にサオ先が水面に突っ込んだ。「ムムムッ???」と思った瞬間、竿先から反応が消えた。巻きあげてみると、ハリが1本無くなっていた。剃刀で切ったような見事な切り口だった。イヤな予感。「Southpointはサメが多い」との事。

そうこうするうちにHsさんのジグに再び強いアタリがあった。重そうだ。デカイぞ!でも動きがシャープな感じでない、、、。Sharkか?でもSharkにしては小ぶりすぎるような感じもする。道糸PE4号なので、強引なファイトはできないが、一進一退を繰り返しながら上がってきた。約10分で銀色の魚体が10mくらい先に浮いた。「Big Ulua!」の叫びがフライデッキから聞こえて来た。取り込まれたのは、これまで目にしたもの中では断トツに大きいGTだった。
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笑顔いっぱい、Hsさんの長年のユメ叶うGT。船頭さん推定100ポンド(45キロ)。10%のサバ読みを考慮して、まあ90ポンド(40キロ)という事にしよう。いずれにしてもモンスターGTだった。願わくば、もうちょい魚を垂直にして、体高のある風格十分の雄姿を真横から撮りたかったねぇ~。尾を持って縦に持った写真も良かったのに、、、。私のミスでした、反省。
<My friend caught a big GT (Giant trevally) by jigging. This has been his life-time dream, and his dream has just come true. It weighed probably nearly 100 lbs. Huge ! Released.>

<Immediately after this GT, Hs-san hooked another big fish but lost it. He tightened the drag of the reel while he was fighting with the photoed GT and forgot about readjusting it. The second fish broke the line. Ala----s. It could have been an even bigger GT. >


Hsさんは連発を狙って、入魂のシャクリを繰り返す、、、とまた強烈なアタリ。しかし走り始めた瞬間にラインブレーク。先ほどのGTとのファイトの最後の方で、締めたドラグを調整するのを忘れていたらしい。あるいはラインに傷が入っていたか。いずれにしても真に残念、釣れたモンスターGTの連れ合いだったかもしれないのに、、、。

HsさんにUku(アオチビキ)が来た。
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アオチビキ(Uku=Gray snapper)。船頭さんは両親と弟さんが別々にAlii Drive沿いにレストランを持っているらしく、美味しいアオチビキはいつでも歓迎の様子
<We caught a lot of Ukus (Gray snappers). Uku is a good fish to eat.>

そろそろ夕まずめの勝負時に入って来た。私に結構な大物が来たが、海面近くでハリが外れてバラシた。姿だけでも見たかったなあ~。そしてすぐ私の3本バリに、アオチビキが3匹一緒に食ってきた。やはり小アジの3匹掛けより迫力があるよねぇ~。
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見事に同じサイズのアオチビキが3匹。陸からこんなのが1匹でも釣れたら大喜びなのに、、、。船頭さんの家族のレストランの明日夜の「Today's Special」はアオチビキ料理で決まり、、、かな?>
<Three Ukus at a time.>

暗くなってきた。Hsさんがジグの上にケミホタルを付けて投入、、、明かる過ぎないかい?、、、とか思っているといきなり何かが食った。ハワイ島で初めてお目にかかる良型のギンガメアジだった。
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ギンガメアジ(Pake ulua=Bigeye ulua=Bigeye trevally)。いい型である。美味しいはずだがリリース
<Bigeye trevally.>

次は私のエサ釣りにGTだ。
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GT(Ulua aukea=White ulua=Giant tevally=ローニンアジ。25ポンド(10キロちょい)くらいだろうか?
<GT, probably 25 lbs or so.>

またHsさんのケミホタル付きジグにギンガメアジが食った。
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2匹目の同サイズのギンガメアジ。ケミホタルが大好きなのかも?あんな明るい光をナニと間違って食ってくるのだろう?魚の心理が解ったらおもしろいだろうなぁ~。まあ、人間の方がもっと面白いだろうけど、、、
<Another bigeye trevally.>

あたりがすっかり真っ暗になってから私の本日のメーンイベントはやって来た。カッポレというヒラアジの仲間が日本にも居て、ずっと釣りたいと思っていたが、果たせないで来た。そのカッポレ君が釣れた。上がって来た時はGTだと思ったが、デッキに横たわっているのはまさに初めて目にするカッポレだった。「やったゼ!」。
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思いがけなかった初のカッポレ(Black ulua=Black jack)。12~13ポンドだろうか?関西の大物狙いの磯釣り師達は、GT(ローニンアジ)もカッポレと呼ぶようだが、正式にはカッポレはGTやカスミアジと同じギンガメアジ科ではあるが別種の魚である。GT程大きくはならないが力が強く、釣った人が魚に翻弄されてカッポレを踊っているように見える事からこの名前が付いたらしい
<This fish looks similar to GT but is a different species. It is called Black jack. This is the first time for me to catch this fish. This is kinda rare fish and difficult to catch. I was pretty lucky.>

またアオチビキが釣れた。
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<ちょっと大きめのアオチビキ>
<Another Uku (Gray snapper). The captain of Boat was happy because his parent and brother run restaurants in Kona. Uku can be "Today's Special" at the restaurants.>

船頭さんが小ぶりなキハダマグロを丸ごとハリに刺して底へ落とした。大型のGT狙いらしい、、、が、食ってきたのは、この写真と同サイズのアオチビキだった。大きいエサでも平気で食べるのには感心。

他にもバラシが何度かあったが、よくは覚えていない。

だいぶ夜も更けてきたので、Southpointの風裏へ移動。水深20m程の静かな浅瀬にアンカーを打って船中泊の準備完了。頑張ればGTやカスミアジが釣れる可能性はかなり高いが、その元気は無くすぐ就寝。Hsさんと私は大いにSouthpointでの釣りを楽しんだが、ずっと待機してくれていた(釣れない時は々昼寝)写真班のMd-キャプテンに感謝。これだけ写真の充実した釣りブログはそうは無いと思う。Md-キャプテンの方へ足を向けて寝た事は一度もない、、、。

書き疲れた。

<その3に続く>

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2011年6月27日 (月)

GTはソコソコいるのかな?

『がっつーん!!』、朝一番のKaiwi Point沖、Onoレーンのトローリングで左舷の竿に強烈なアタリ。久しぶりに乗船したIaさんが竿を握る。最初の走りで、リールのドラグが焼けたような臭いがしてきたので、電動のスイッチをOFFにし手巻きでの対応となった。結構なサイズの魚らしいが、最初のひと走りが止まってからは走らなくなってしまったし重い。いつもより時間が掛かる。一進一退を繰り返しながら15~20分後に船べりにOnoが浮いた。幸先良し(=往々にして竜頭蛇尾という表現に置き換わる)である。大きなトローリング用のフックが、腹部の皮一枚に掛かった状態で上がって来た。バラシ寸前、、、危ない、危ない。おそらく最初はクチに掛かって一気に走ったのだろうと思うが、、、。
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Ono(カマスサワラ=Wahoo)、16キロ(35ポンド)。今日のOnoはIaさんが釣ったモノなので、1.8mのクーラーバッグは使わず、アタマとシッポを切り落としてクーラーボックスに入れた。明日捌いてIaさん初めご近所の皆さんに配ることになる。身が半分として8キロ、、、かなり食べでがありそうだ


Onoは2匹釣ると、重くて長くて運ぶのが大変なので(、、、というのは本当だが、)、1匹で十分というコトで(これはウソ、、、釣れるものなら取り敢えず運ぶ苦労は考えずにもっともっと釣りたいのだ)、そのまま空港沖のグラウンドに移動すべく、ルアーを引きながら走った。ところがNELHA(Natural Energy Lab of Hawaii : 最近GさんというNELHAで働いている人と知り合った。ちょっとしつこいと思われたかもしれないが、いろいろと質問して以前から持っていた疑問が一部解消された(時間不足)。原発が廃れていけば、NELHAの役割がドンドン重要になってくる。興味は尽きない、、、)の近くまで来ると、かなりグラウンド方面の海が荒れている事が判明。久しぶりの荒れ方だった。こういう時の決断は電光石火である。グラウンドLedgeにはキハダが来て、たむろして待ってくれているかもしれないが、今日は見逃してやろう、、、。即反転、Keauhou Bay沖へ向かう。今度はカツオか小マグロ狙いのルアーを流して南下、、、したが魚信なし。

Keauhou Bay沖に到着。水深80~100mあたりで魚探で魚の反応を探る。比較的反応が濃いポイントなのだが、今日は画面が真っ白である。潮が悪い(相変わらず、非科学的な表現だ。ナンとかならんのかい?)のだろうか?まあ深くは考えずにIaさんと二人でジグを落とす。Iaさんのジグに二度程バイトがあったが、残念ながら二回ともスッポヌケた。水深90mくらいの中層60mくらい(多分)で、私のジグに強いアタリ。ナンだろう?本日テストに持ってきたKwさんの新しいジギングザオがしなり、電動リールからラインが出て行く。マグロにしては魚探に群れの反応が無い。カンパチにしては浅いポイントの中層というのは解せない。ツムブリなどにしては大きすぎる。魚はかなりパワフルだ。新しい竿は細身の軽いジギングロッドだが、なかなかいい感じで対応している。これなら大丈夫だろう。Kwさんに内緒で私の竿と交換しようか、、、?やっと10mくらい下に、うっすらと魚体の輪郭が見えて来た。メタリックシルバー色の魚体のように見える。ゆっくり上がって来た。ヨッシャ~、Uluaじゃ!(White ulua=Giant trevally=ロウニンアジ)。食べる事はできないが、ジグで初めて釣った嬉しい1匹である。
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White ulua。計量する程の大きさではなかったので、急いで写真を撮ってリリース。元気に帰って行った。100ポンドオーバーになって、釣友達が来た時に食って来いよ!ジグで釣れたというのが嬉しい1匹であった。いつみても素浪人・月影兵庫(?)風の風格のあるふてぶてしい顔が可愛い???

この海にはGTはまだまだ結構いるのかも知れない。もう4~5匹狙って釣っておけばある程度確信が持てそうだ。一度頑張って船からポッパーを投げてみよう。ポッパーでコナの海でGTを釣るのは昔からの課題である。

今日の外道コーナー。
写真の こいつは、『コッ!』これまたデトロイト支部さんの表現を借用)という軽いアタリの代表選手だが、引きは結構強い。本気でハリを咥えられるとペンチを使ってもなかなか外せない。リリースするために投げた瞬間、手の肉を食いちぎられた事がある。
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Iaさんのカツオの切身に来た良型のアオスジモンガラ(Blueline triggerfish=ハワイ名は多分HUmuhumuナンとかだろう)。浅場のエサ釣りの代表的な税金みたいなもの。リリースしたが、助からなかったかな?

次は150cmはありそうな立派な外道。こいつはジグに来た。
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この個体は色があまり赤くないが、多分Red nunu( Red cornetfish=アカヤガラ)だろうと思う

Iaさんにカツオかマグロを釣ってもらいたかったが果たせず。まあ”This is fishing”というコトでご勘弁願おう。

Fishing Report用メモ:
Ono: 1匹 36ポンド
White ulua: 1匹 リリース
Blueline triggerfish: 1匹 リリース
Red nunu: 1匹 リリース

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2011年5月30日 (月)

Ulua aukea (White ulua)

Ulua aukea (White ulua) 、、、ロウニンアジ(GT=Giant trevally)のハワイ名である。大きい魚体は優に50キロを超え、そのパワフルなファイトは世界中の釣り人を魅了して止まない。残念ながらハワイで釣れるGT(特に大型)は、シガテラ毒の恐れがあり食べる事はできないが、ここでも釣り人達の一級のターゲットである事に変わりは無い。そして実は私も、この魚を釣りたいが故にハワイ島へ移り住んで来たようなものである。ところが、、、である。ハワイ島に来て、自分の船で釣りに出始めてからは、Deep-7-Bottomfishと呼ばれる美味しい高級底物に魅せられ、食べられないGTは忘却の彼方に、、、。さらにマグロやカツオあるいはカマスサワラなども追い掛け始めると、GTを釣りに行く機会は全くなくなってしまっていた。

さて、最近はC-BuoyやOT-Buoyで小型のマグロやサメと遊ぶ事が多かった。それはそれで結構楽しいのだが、この際ちょっと自分の釣りの原点に帰ってみようかなと考えた。そうなると当然そこにあるのはGTである。まあ、解ったような解らんような話はさておき、今日は久しぶりに(というより、自分の船で本格的にGTを狙うのは初めて、といってもいいのかも?)GT狙いに絞った釣行にしてみよう、という事になった。釣り方は当然「生きエサの泳がせ釣り」である(ポッパー投げは4~5投しか体力が持たない)。

Honokohau港を出て左()へ、まずUlua Pointと呼ばれるKaiwi Point沖を目指す。取り敢えずエサ釣りである。水深60~80mあたりで魚探の反応に合わせてサビキ(エサ付き)を落とす。Opelu(ムロアジ)が釣れれば最高なのだが釣れない。釣れるのはモンガラ系のエサにならない魚ばかりである。そうこうしているうちにオジサンの仲間が釣れた。早速ハリに刺して泳がせる。
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<チモトに30cmくらいケプラートを入れ、ゴワゴワせずに吸い込み易く、GTの歯に当たってもナイロンよりは切れにくい仕掛けになっている。>

泳がせ始めてから1時間くらいが経過しただろうか?餌を確認するために上げてみた。すると何者かによって、強いはずのケプラートが噛み切られていた。多分竿先が大きく海面に突っ込んだはずだが、キャプテンも私も見ていなかったらしい。おそらくサメだろう、という事で場所をNELHA沖へ移動する事になった。

NELHA沖では小さいオジサン(Moana kali)が2匹釣れた。ここはオジサンの仲間がよく釣れるポイントである。時には50cm近い大型のリュウキュウアカヒメジが釣れたりする。
P1030022
<プラスチックの衣装箱を流用し、海水を流すようにしたイケス。オジサン(私でなく魚の方)ならこれで十分だが、ムロアジのテストはまだ十分できていない。>

釣れたエサ(オジサン)が小さいので、カスミアジ狙いの小さめのハリに刺して、水深60mあたりの底から4~5m上を泳がせた。しばらくアタリが無く退屈してきて、小物でも釣ってやろうと思い準備を始めたら、後でPenn Senator 9/0 の泣きバネが悲鳴を上げた。この音を聞くといつもの事ながら心臓が飛び出しそうになる(静まり返った磯の上、闇夜の夜釣りでこの音が響くと、本当にか弱い心臓が裏返って飛び出て来る)。久しぶりの懐かしい音でもある。さて、ウィンチ釣法でのファイト開始だ。
P1030025
<巻くだけのウィンチ釣法>
<ドラグを締めると、竿受けのあたりがミシミシ音を立てちょっとキショクが悪い。大きいムロアジなどのエサが釣れた時の標準タックルは道糸PE30号、ハリスはナイロン60~100号3m、チモトにはケプラート40号二本撚り、ハリは35~40号という剛仕掛けであるが、今回はエサが小さかったため、オーナーバリのカットゴリラ4/0を30号ナイロンに直結して放り込んだ。


リールのドラグは相当絞ってあるがラインが引きズリ出される。ナンだか知らんが、カスミアジ程度の話ではない。かなり大きい、、、。気掛かりは小ぶりのハリである。ドラグを締めすぎるとハリを伸ばされてしまう恐れがある。またナイロン30号もちょっと心配、、、。それにしてもすごいパワーだ。ひょっとしたら取れないかも、、、不安がよぎる。サメにしてはスピードがあり過ぎるような気もするが?ようわからん、でもやっぱりサメか?そして、闘いは10分ほどで決着が着いた。下の方から、魚体が視覚に入って来た。ヤヤヤ、白いぞ!と言うと、Mdキャプテンは、「サメがひっくり返って白い腹を見せてるのよ」と言う。「なーるほど」と妙に納得し、ガッカリしながらリールを巻く。あるところまで上がって来た魚体が、最後は抵抗なしにフワ~と浮き上がって来た。目の前にポッカリとメタリックシルバーの大きな魚が浮いた。
P1030030
ジャジャ~~ン、、、浮いてきたのは麗しのGTだった

ヤッター、サメじゃないぞぅ~!船内二人で騒然となる。25~30キロくらい、あるいはそれ以上あるかも?素晴らしく綺麗な(と思った)GTだった。一瞬思わず見とれてしまった。その後、船へ引っ張り上げるのがひと騒動で、重いしズルズルとよく滑る。どんな事があっても写真は撮りたいし、生きたままリリースしたい。ジイ・バアの非力コンビではモタモタと効率悪い事この上なし。写真を撮ろうにも、なかなか持ち上げられない、、、。やっと何とかシッポを掴んで持ち上げた。「重い~ィ!滑る~ゥ、早よう写真撮ってくれぇ~!!!」と叫びながら撮ってもらったのがこの写真だった。
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船には50キロのハカリが置いてあるが、リリース優先となると、とても重量を測る余裕は無い。推定25~30キロという事にした。割合平気な顔で写っているが、手はブルブル震えて大変だったんだよ。可哀そうにこのGTは直後に頭から甲板に落されてしまった。ゴメン!

今回使ったハリは、たまたまネムリではなくカットゴリラだったが、上手い具合に唇(?)横にに引っ掛かってくれた。口から潮水を流してやったが、船に上がってから時間がけっこう経過していたので、かなり心配した。しかし、リリースすると元気に潜って海の底へ戻って行った。良かった!良かった!元気に暮らして、KnちゃんやHsさんやHr君が来た時、彼らの投げるポッパーにしっかり食って来てくれよ!

ずっと釣りたいと思っていた魚を狙って釣った。ハワイ島第一号ではないが、愛艇での記念すべき第一号GTとなった。わからんなりにではあるが、Mdキャプテンが「ここしかない」というポイントに船を停めてくれたお陰である。大いに感謝。今日はこの1匹で大満足。めでたし、めでたし、という事で、笑顔で帰途についた次第。

Fishing Report用メモ:
Ulua: 1匹 50ポンド リリース

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