クジラ・イルカ・サメ・マンタ

2013年5月 2日 (木)

対イルカ・2勝5敗

コンディション:
  
  満潮: 11:42am
  干潮: 4:41pm
  日出: 5:55am
 
  日没: 6:48pm
  風の予報(NELHA沖 @11:00am): 11mph
  波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 1.5m 周期 9 Sec
  V.V-Buoyの位置: 最北端にあり。潮はかなり速そうだ。

予定:
チェーンが切れ、F-Buoyが流されて無くなった。そしてF-Buoyに続いてOT-Buoyも切れて何処かへ行ってしまった(らしい⇒聞いた話)。比較的近い所で残るはC-BuoyとV.V.-Buoyの二つだけの寂しい事になった。V.V.-Buoyにマグロが付く事はあまり無いので、実質C-Buoyだけが頼りといういう事になる。

、、、という事で今日はC-Buoyまで足を伸ばす事にした。小型のマグロが付いているという情報はあるが、その日によって悪いイルカ・Steno(Rough-toothed dolphin=シワハイルカ)が居たり居なかったりするので、行ってみないと何とも言えない。

実釣報告:
今日はC-Buoyへの往路は、スカ覚悟で水深1000 fathom(1800m)に近いラインを走って大型のマグロを狙ってみる事にした。大型のマグロは、毎日のように出ているチャーターボートでも週に1~2本程度しか釣っていない。なかなか確率の低いトローリングのターゲットである。

Kaiwi point沖を通過し、V.V.Buoyの横をかすめてから1000fathomラインに乗る。穏やかな海ではあるが、周辺には殆どボートはいない。
200ポンドのマグロが釣れたら、キャプテンと二人で首尾よくボートに引っ張り上げる事が出来るだろうか? 無理かな?
うまくボートから車(HondaのSUV)の荷台へ積み込む事が出来るだろうか?無理かな?」
なんて心配事の絶えない2時間半だったが、やはりアタリがないままC-Buoyが見えて来た。C-Buoyの周辺には釣り船が2艘、、、少ない、、、不吉な予感。C-Buoy到着寸前に、キャプテンの声が聞こえた。
あっ、イルカがいる
ジェジェ
と私の最新の流行語。
P1210184
<StenoDolphin(シワハイルカ)は1頭しか写っていないが、かなりウジャウジャいた>


万事休すだ、帰ろうか?
と思ったが、キャプテンが、
折角遠路はるばるC-Buoyまで来たのだから、ちょっとだけでもやってみたら?
というので、やってみる事になった。
左舷で3本バリのエサ釣り、右舷でジギングを開始。しばらくして、
来ったぁ~!
エサ釣りの方にアタリだ。
さあ、イルカとの勝負である。電動リールはフルスピードにセット、ポンピングと全速手巻きでサポートする、、、しかし嗚呼、、、。途中で強い引き込みがあり、魚の反応が消えた。
そして上がって来たのはマグロのアタマだけだった。
P1210190
<これじゃエサにも使えないよ>


あ~ぁ、やられた、、、やっぱりなぁ~
ワタクシ: 「帰ろうか
キャプテン: 「もうちょっとやってみたら
このタイプのやり取りが最近とみに多い。釣り師に根性が無くなって来ているのか???確かに、釣れないとすぐ根性が無くなる釣り師ではある。 

ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ」(ジギングでシャクる音
グァッツ~~~ン!!!
ジギングにアタリだ。久しぶりにあの快感が身体を駆け抜けた。
ヨッシャ
ド派手な合わせを3回を入れた。うまく乗ったようで、ファイト開始である。残念ながら大きくはない。イルカの大好きサイズの感じである。
巻いて、巻いて、巻いて、速く巻いて、、、
盗られないでね

とキャプテン。
そないな事言われても、、、
と思いながら、あらん限りのチカラを振り絞ってリールを巻く。ヒットしたのが水深80mあたりだった。ゴロツキどもの徘徊する海では、水面までの80mは果てしなく遠い。
この距離ではイルカをかわすのは、おそらく不可能だろう
と思いながらも必死に巻く。そして、やはりラインが急に軽くなった。
アッ、やられた!
やっぱりダメだったか、、、
諦めながら引き続き巻いていると、水面近くまで上がって来た所でまた魚が元気に走り始めた。
???、、、
新しいヤツが食って来たのかな?それとも食い上がって来ていたのか?
まあどっちでもいい
焦ってリーダーを手繰り寄せ、魚を玉網へ引きこんだ。
セーフ
だった。
強欲な極悪非道のStenoにも死角があるのか?
P1210185
<小ぶりながらも必死で上げた1匹である>  

その後エサ釣りの方にマグロ(カツオかも)が食ったが、頭だけが上がって来たり、見事に跡かたも無く全部盗られたり、、、と予想通りの展開となった。

そしてまたアタリがあった。しかし今回はかなり引きが強い。
いきなりイルカが食って来た
のか、とも思ったがそれ程の強さではない。マグロだろう。
盗られないでヨ
キャプテンから無理な指示が飛ぶ。
ドラグを強くし、電動はフルスピード、時々のされそうになりながらポンピングで手巻きも全力で巻く。何も覚えていないくらい頑張った。そしてマグロは上がって来た。最初のヤツよりはるかにデカいのがキャプテンの差し出す玉網に無事収まった。
ヒィ~、、、しんどかったぞ
P1210189
<18ポンド。これくらいになると、イルカも食べ切らないのだろうか。それなら焦らずゆっくり楽しんで上げるんだったヨ>

またエサ釣りにアタリがあった。必死に巻く。「可哀そうなジイサン酷使される」の図である。
今日はもう疲れた
とも言っておられない。
だいぶ上がって来た。しかし重いだけで魚に元気がない。時々イルカらしい引き込みもあったし、、、お前もかい?
やっと銀色の魚体が見えてきた。型の良いカツオだった。しかしその周りに不気味な黒い影が、、、1、2、3、4、5、、、、イルカだ。しかもウジャウジャと。リーダーを手に取り懸命に手繰り寄せ玉網に引っ張り込んだ。しかし、
セーフ
という事にはならなかった。
P1210191
<10ポンド前後はあるだろうと思われる立派なカツオ。無惨にもイルカにズタズタにされていた。もったいない! こうなるとShimaichiには売れない。しかし十分次回のエサにはなる。全部盗られなかったのは不幸中の幸いだった>

対StenoDolphinの戦績は2勝5敗、まあStenoがウジャウジャの状況を考慮するとよく頑張った方だろう。 

午後1時頃C-Buoyから撤収し、Kelakekua Bayに移動。
Umi KoaでEhu狙いの竿を出してみたが、潮が速すぎてニッチモサッチモ行かず。Red Hillでも魚の反応無し。Kailua BayのPoint-40もエサ盗りのアタリさえ無く、今日の底釣りは完璧なボウズに終わった。
Pakaは何処へ行ってしまったんだろう?

Fishing Report用メモ:
Ahi: 2匹 22ポンド
Ahi: 4匹イルカに盗られた
Aku: 1匹イルカに盗られた

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2012年11月29日 (木)

本日のメーンイベントは?

コンディション:
  干潮: 11:00am
  満潮: 3:38pm
  
 
  日没: 5:43pm
  V.V-Buoyの位置: 最北端にあり。マグロの噂もボチボチだが聞こえ始めた。

予定:
前回はRed Hill 沖のPoint-45で、短時間で結構まとまった数のOpakapaka(オオヒメ)が釣れた。今日は2匹目のドジョウを狙って朝一からPoint-45のOpakapakaに挑戦してみる事にした。朝から前回のようなペースで釣れ続けるとエライ事になりそうな気がする、、、が、世の中うまく出来ていて多分その恐れはないだろう。なんて思いながらもひょっとしたら、、、と思っている。可愛い「揺れる釣り師の心理」である。
Point-45でOpakapakaをイヤという程釣り、その後F-Buoyに回ってマグロとカツオを釣るという筋書きはどうだろう。明日(金曜日)はお客さんとSimaichiで夕食なので、少なくとも白身魚とカツオは欲しい。とは言っても、ここ一番では割合勝負弱いかも?

実釣報告:
今日は早速、前回のYsさんの試行結果に準じて、Walmartで買って来た50ポンドテストのワイヤー(ナイロンコート)リーダーのキンキンを流す。これだとOnoやマグロに噛み切られる可能性が低くなるが、カツオやマグロの食いがどうかはじっくり検証の余地あり。

港の出口でキンキンを流す。1本の竿にはワイヤーリーダーのキンキン、もう1本はいつものナイロンリーダーのキンキンである。そしてキンキンを入れるといきなりアタリがあった。大きくはないが、そこそこの魚のようだ。前にこの場所でバラクーダが釣れている。本日のクチあけにつき慎重に寄せる。姿を見せたのはOno(カマスサワラ)だった。
ワイヤーリーダー、いきなり大正解!
キャプテンが玉網ですくいにかかる。魚のアタマ半分が玉網に入ったところで、
イカン!まずい、切られた
魚がラインを切りキンキンを咥えたまま自由の身となった。キャプテンが焦ってすくおうとするが、、、
ズルリ
魚の身体が玉網の枠で滑って玉網の外へ、、、万事休す!と思いきや、魚はそのまま浮いている。キャプテンが渾身の力を込めて玉網を入れる。
半分入った。もうちょい、頑張れ!
今度は魚体が枠で滑って玉網の中へ、、、
ヨッシャー
魚の身体全体が玉網の中に収まった。
今日はいきなり手に汗握るドラマだった。
しかし、そんな簡単にワイヤーが噛み切られるのかい?
と一瞬思ったが、よく確認してみると、Onoが食って来たのはナイロンの方だった。
一応納得はしたが、やはりナイロンの方が食いがいいのか?という疑念は残った。
P1170643
<幼稚園児くらい()のOno(カマスサワラ=オキサワラ=Wahoo)。7~8ポンド(3キロ半くらい)>

朝のドラマを楽しんだ後、再びキンキンを曳きながらKailua湾沖に差し掛かる。
Kailua湾には数日前から、Paul Allen(マイクロソフト社創業時のCo-Partner 創業に関してはBill GatesよりPaul Allenの方が主役だったようだ)所有のSuper Yacht(Super Yacht と言っても豪華客船並みの大きさOctopusが停泊している。その雄姿を左に臨みながらRed Hill 沖のOpakapakaポイントを目指す。

   
こんなバカでかい船、
あげるよ
と言われても
いらないよ
って言うかもな?
それでもあげる
と言われたら、もらってあげてもいいかな?しかしちょっと動かすだけで、恐ろしいくらい燃料食うだろうなぁ~。釣りにも使いにくいし、、、なんて考えながら、、、。
乗組員が60人くらいいるらしい。乗組員の給料だけでもン億円だヨ。 
P1170659
Octopus:全長414Feet(216m)。2003年の進水時は、個人所有では世界最大のSuper Yacht(Yachtのようには見えないが、Yachtと言うらしい)だったらしい。ヘリを2機積んでおり、63Feet(19m)のテンダーボート(上陸用等に使う小型ボート ⇒ といっても十分デカイ)を中心に6艘のテンダーボートを有する。いくら()くらいするんだろうねぇ~。因みにPaul Allenは、このOctopusより一回り小さいTatooshというYachtと、更に一回り小さいMeduseというYachtも保有しているらしい。一番小さいMeduseも、一昨年だったか()、KonaのKailua湾に停泊していた事がある。そのMeduseが52億円くらいで売りに出ていたというニュースを目にした事がある。金はあるところにはシコタマあるんだねぇ~(当たり前か)。まあ多分お金の有り難みを忘れてしまったPaul Allenより我々の方が幸せなのかも知れない、、、が、そうでないかも知れない?どっちを取るかと聞かれれば、、、やっぱり、、、???> 


ここ2~3日、我が家から見えるV.V-Buoyに毎日小舟が数艘寄っているのがすご~~~く気になっている。おそらく何かアクションがあるのだろう。Mahimahiが釣れているという話も聞くが、また40~50ポンドクラスのTombo ahi(ビンナガマグロ)が付いたのかも知れない?
今朝は小舟が5艘程V.V-Buoyに付いているのが見える。
行ってみようか
という事になった。計画変更である。沖へ向けて舵を切る。ところが、しばらく走っているとV.V-Buoy近辺にいた小舟達が三々五々(という程の数ではないが)Buoyを離れ始め、あっという間に1艘になってしまった。
あ~ぁ、何も釣れてないのか
という判断で再び計画変更、当初の予定通りRed Hillを目指す事になった。

Kailua湾沖を通過したあたりでまばらな鳥山を発見。その近くでキンキンにアタリがあった。今度はワイヤーリーダーの方だ。かなりラインが出た。小マグロや小カツオではない。大物ではないがソコソコの重量感がある。
マグロだろう
と思った。
ワイヤーリーダーは何か安心感がある。マグロも歯はあるので、飲み込まれると細いナイロンなら噛み切られる恐れがある(それらしい経験は何度かある)。魚が見える所まで寄って来た。銀色に輝くOtaro(カツオ)だった。
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<Aku(カツオ=Skipjack tuna)、13~14ポンド(6キロ前後)。Otaro(大型カツオの別称)といってもいいサイズである。明日、日本からのお客さんがあるのでドンピシャだ。Simaichiで美味しいタタキを食べてもらえるゾ>

ナイロンを差し置いてワイヤーリーダーに食ってきたのは感心だった。ワイヤーリーダーへの信頼感が増した。
このあたりはヤケに魚探の反応が濃い。
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<水深10~50mくらいは魚だらけ、ワクワクする映像だ>

ボートを停めてジギングをやってみたところ、すぐアタリがあった。これもそこそこサイズの感じだ。海面下数mまで上がって来た。
キラリ
光った。
マグロかな?それともカツオか?
もう一度光った。ちょっと身体が長いような気がする。
Onoかな?
と思ったところでバレた。
アシストフックを噛み取られていた。どうも小型のOnoだったようだ。こんな事や、ジグごと取られる事もちょいちょいあるので、ジギングもワイヤーのアシストフックとワイヤーリーダーにする必要がある、、、と思いながら出来ていない。そちらも追々検証して行こう。

さて、このあたりにボートを停めていろいろやっていたら、このポイントで魚影が濃い理由が解った。GPSにPoint-48でマーキングを入れた。しかし、その理由はヒ・ミ・ツ・、、、だ。

その後はジギングにアタリ無し。再びRed Hillを目指してトローリング開始。
するとまたワイヤーリーダーの方のキンキンにアタリがあった。釣れたのはカツオ。ひょっとしたらカツオはナイロンよりワイヤーの方が好きなのか?明日Walmartへ行って50ポンドテストのワイヤーを買い占めてしまおう。
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<ワイヤーに来たカツオ。まあレギュラーサイズと言っていいだろう>

だいぶ道草を食ったが、やっとRed Hill沖のPoint-45に着いた。
Opakapaka狙いの第1投目を落とす。水深150~160m、オモリが着底しコマセを振る。ここでいきなりグッ、グッ、グッ、と来るか来ないかで本日の出来栄えを占う事が出来る。
さあ来い!
竿先にコツコツという微妙なアタリが出ている。エサ盗りがつついているようだ。竿先を絞り込むOpakapakaのアタリが無い。上げてみるとエサを盗られていた。第2投目も同じ展開となった。
今日はPakaはいないのか?
ガッカリしながらの第3投目、やっとPakaらしいアタリがあった。追い食いを狙ってそのまま待っていると竿先が動かなくなってしまった。
あ~ぁ、もったいない。上げたら良かったのに
とキャプテンが悔やむ。
するとまたグッ、グッ、が始まった。そしてまた止まった。モゾモゾ、、、、。
ワケわからん!
という事で巻きあげてみると、、、
P1170679
<Opakapaka(オオヒメ)。追い食いならず。しかし、まあ1匹釣れれば取り敢えずはヨシとしよう>

アタリが出て来た。その次は追い食い作戦成功。
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<Pakaの一荷。しかし2匹じゃ不満なんだよねえぇ~。最低3匹は欲しい>

そしていつものゴマテン、、、。
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<ゴマテン(ゴマテングハギモドキ)が3匹も釣れた。ところで先日、KealakekuaのOshima Storeを覗いたら、このゴマテンが10匹くらい冷蔵ショーケースに並んでいたのにはちょっとビックリ。だいたい1匹十数ドルの感じだった。一度持って行ってみようかな?>

Opakapakaは釣れたがボチボチだった。残念ながら釣れ過ぎて困るような事はなかった。
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<なかなか3点掛けが出ない>

Point-45で結構長時間頑張ったが、結局Opapakapaが全部で9匹に終わった。

久しぶりに緋鯉が釣れた。
P1170697
<緋鯉、、、じゃなくて、リュウキュウアカヒメジ(Weke ulaが一般的なハワイでの呼び方だろう)。死ぬとこの縞模様が消え全体が赤色に変わる。食べてもいいのだがリリース>

結局F-Buoyまで足を伸ばす時間が無くなってしまった。
港へ向けて帰る途中、今朝発見したPoint-48で魚探に濃い反応が出たのでジギングとエサ釣りをして試みたが何も釣れなかった。小魚がいるのかな、と思ってサビキにエサを付けて入れてみたがこれもダメだった。しかしナンとなく楽しみなポイントである。

帰途のトローリングは不発だったが、本日のメーンイベントは港入口のGreen Buoy近くで待ってくれていた。Green Buoy近くで何か大きな魚が背ビレを出してバチャバチャしている。
イルカかな?」
とキャプテンが言う。しかし様子が違うようだ。 
何だろう?もっと近づいてみようか?
という事で、ゆっくり慎重に近づいてみた。
アッ、マンタだよ!
キャプテンが叫ぶ。
マンタが翼(胸ビレ)をゆっくり動かせながら泳いでいるのが確認できた。
距離を保って見ていたが、先方はボートには慣れているらしく、全く気にしない様子で近寄って来る。マンタが泳いでいるあたりには泡がいっぱい浮いている。そのあたりが潮目になっていてプランクトンが集まっているのかも知れない。マンタ君は距離を保ちながらしばらくゆっくり並走してくれた。
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<ボートの近くに寄ってきたマンタ。ちょっと離れたところにもう1匹いた。大きい物では8m/3トンにもなるらしい。温厚で可愛い魚なのにどうしてオニイトマキエイなんて呼ばれるんだろうねぇ~?マンタは魚類の中では最も知能が高いと言われている>

あ~ぁ、今日はマンタが見られてす~ごく楽しかったわ」 
とキャプテン。良かった、良かった。しかし、
あ~ぁ、今日は釣りに行けてす~ごく楽しかったわ
と言ってくれる日は来ないのだろうか???


Fishing Report用メモ:
Ono: 1匹 7ポンド
Aku: 2匹 18ポンド
Paka: 9匹 20ポンド
Weke ula: 1匹 リリース
Kala: 3匹 リリース

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2012年8月 6日 (月)

Encounter With a Monster Fish(巨大魚との遭遇)

コンディション:
  
  満潮: 7:37am
  干潮: 1:15pm
 
  日没: 6:57pm
  V.V-Buoyの位置: 最南端近辺でウロウロ。

予定(Plan):
何度もラナイから双眼鏡でV.V.Buoyを見るのが最近の日課になっている。昨日の夕方遅くまで釣り船が数隻V.V.Buoyに張り付いていた。おそらくまだTombo(ビンナガマグロ)が釣れているのだろう。V.V.BuoyでTomboが釣れ始めて約一週間が経過した。そろそろ居なくなる頃かもしれないが、目の前で釣れているであろう20キロクラスのマグロを放っておく手はない。今日はまずV.V.Buoyへ行ってYsさんにTomboを釣ってもらおう。その後の事は臨機応変に決めればいいだろうが、多分キハダマグロを釣るためにF-Buoyまで足を伸ばす事になるだろう。
今日はYsさん、Nomさん、そしてRachel(Nomさんの娘さん)が乗り込んで来た。久しぶりにヤカましい釣りになりそうだ(静かに寝ている人もいると思うが、、、起きたらヤカましい)。
<If today's results turn out to be worth writing in English, I will do so. If not, just forget about it. Let's cross our fingers for a few good size Tombo ahi.>
⇒<And I did. See below.>


実釣報告(Fishing Report):
トローリングは不発のままV.V.Buoyに到着。
V.V.Buoyには10艘(だったかな?)程の釣り船がいた。あたりの様子を窺いながら、私はエサ釣りでコマセを撒き、Ysさんはジギングを開始。しばらくやっていたがアタリ無し。周辺のボートもマグロを釣っているような気配が見えない。時合でないのかもしれない。40~50ポンド(20キロ前後)のTombo(ビンナガマグロ)は釣りたいが、キハダマグロも欲しい。結局V.V.Buoyの時合待ちのため、F-Buoyまで足を伸ばす事になった。

途中のトローリングはこれまた魚の気配無し。F-BuoyにはChater Boatが2艘とマグロ狙いの小舟が2艘いた。今度はYsさんがカツオと小型のマグロ狙いのエサ付きサビキ釣り、私がジギングを開始。しばらくして、
ガッツ~~~ン
私のジグに待望のアタリがあった。1回、2回、3回と渾身の合わせを入れる。
よ~し、乗った
ファイト開始、、、と思いきや、すっぽ抜けた感じでバレた。チッ、ガッカリ。
そしてもう一度似たようなバラシがあった。釣りにバラシが無ければ、、、(ゴルフにミスショットが無ければ、、、みたいなモノか?)。 
Ysさんのサビキ釣りは、良く釣れた前回と打って変わってなかなか反応が無い。カツオやマグロは居るだろうに、不思議なものだ。そんな事を考えているとやっとYsさんに何かが食って来た。モンガラではない事は確かのようである。大分上がって来たところで、
あっ、バレた
Ysさんの声。これまたガッカリ、、、と思ったら、直後に、
アッ、また来た
との事。忙しい事だったが、結局キハダマグロが釣れた。上々!
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<本日第一号のAhi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)>

見渡すと海面で時々魚が跳ねている。キンキンを曳いて走ってみると、
ヒット~
カツオが釣れた。
P1140670
<トローリングでカツオ(Skipjack tuna)が4匹だったかな?)釣れた>

P1140672
<ジギングでもカツオが釣れた>

カツオが全部で5匹、しかしマグロが足りない。私がエサ釣りに替えたり、Ysさんがジギングしたりでマグロを狙うが釣れない。今日のF-Buoyはマグロの魚影が薄いような感じだ。結局、本日の第一号マグロが唯一のマグロとなった。

再びTomboを狙うべくV.V.Buoyに向けて移動。V.V.Buoyに着いた直後、近くの船が30~40ポンド()クラスのTomboを上げるのを見てしまった。当然ながらテンションは極限まで上がり、必死になってシャクリを繰り返す。しかしアタリ無し。Ysさんにもアタリが無いままタイムアップ。

いつも通り、最後にKailua BayのPoint-40へ移動しOpakapakaかKalekaleを調達する事になった。Point-40に到着し底釣り用の仕掛けを投入。ラインが出て行く。この時は手持無沙汰なので、辺りを見ていたところ、
あれっ?何だろう
左舷前方の海面に茶色いモノが見える。花粉(最近、花粉のような粉状のモノが海面を漂っていて、一部が茶色に見える時がある)かな?と思った。あるいは網のようなFloater(漂流物)か?ひょっとしたらMahimahi(シイラ)が付いて居るかも知れない、、、。一瞬ワクワク、、、しかし茶色い物体は、ボートに向かってゆっくり動いて来ているようだ。明らかに網でも花粉でもない。
「???んnnnnnnnn???
謎の物体の全容が見えて来た。
サメだ!」
クジラだ!」
潜水艦だ!」
と誰が叫んだ(オイオイ、ウソを書いちゃダメだよ)。
YsさんとMd-キャプテンがほぼ同時に叫んだ。
うわぁ~、○○○○○○だ!
船上騒然(これまでで一番本当の騒然、、、だったように思う)。キャビンで寝ていたNom/Rachel母娘が飛び起きて来た(この○○○○○○の出来事が無かったら、二人はただ単純にボートに寝に来たようなものだ)。謎の物体は巨大だった。左舷からボートの下をくぐり、右舷に頭を出した。

<We arrived at Point-40 off Kailua Bay and started fishing for Opakapaka and Kalekale. When I was dropping the baits to the bottom of ocean, I saw something with sandy color on the surface of the sea. I thought it was some kind of floating objects (maybe old battered net or something). It is large. If it is a floater, there must be a lot of Mahimahi around it. I got excited. However, it was slowly moving toward our boat.
"What the hell is that ???"

Ys-san, Md-Captain and I were gazing at it and shouted almost at the same time.
"
Oh my God, it is a XXXXXXXXX.! "
All of a sudden there was a big commotion on the boat.
Nom-san and Rchael, who were in dead sleep in the cabin, came leaping out of it. The moving object was not large but was
huge. It dove under the boat and came out at the opposite side. >

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<巨大なTiger Shark???普段は大きいYsさんのアタマが異常に小さく見える>
<Huge Tiger shark ??? Ys-ppe's larger-than-the-human-average head looks quite small compared with the head of the monster.>


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<それはダイバー達の夢とも言われるジンベイザメ(Whale shark)だった。Ysさんによると、長さ5m弱(14フィート程かな?)あるYsさんのトラック(Toyota Tundra)よりは大分長いとの事。しかし28フィート(8.5m)あるボートよりは明らかに短い。推定18~20フィート(5.5m~6m)だろうという結論になった>
<It was not a Tiger shark but was a Whale shark, a dream for the divers. It was much longer than Ys-san's 14-foot Toyota Tundra (according to Ys-san) but  was shorter than my 28-foot boat. Ys-san's guess of 18-20 feet should be fairly accurate..>

この地球上最大の魚は最大17~21mくらいまで成長するらしい。オスが6mくらい、メスは8mくらいで成熟するとの事なので、このジンベイ君は人間で言えばティーンエイジャーくらいだろうか?好奇心いっぱいのような感じだ。
<Whale sharks can grow up to 60 some feet. Males mature at around 18 feet, and females mature at around 24 feet. So this wale shark is probably around Rachel's or Charles's age if likened to a human being age. This fish seemded to be full of curiosity.>

あっと言う間に何故か、「Hachi」(Named by Rachel)という名前が付いた。アメリカ生まれでアメリカ育ちのRachelが「忠犬ハチ公」に因んだ名前を付けるのも面白い。
<Rachel instantly named it Hachi. It was, for some reason, named after a famous Japanese dog (its background is too long to explain). It is quite interesting that an America-born-and-raised Rachel comes up with that kind of name.>
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<最大1.5mくらいにはなると言われる大きなクチを開けてボートの周りを泳ぐ。プラントンがいるのだろう?>
<The mouth of a whale shark can be as large as 5-6 feet. Hachi swam around our boat with his mouth wide open. There must be a lot of planktons near the surface of the sea.>

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<ボートが気に入ったのか、それともYsさんが気に入ったのか?いっこうにボートから離れない。Ysさんが足で魚の背中かヒレの触ろうとするが、向こうさんは遊びのつもりでも、咥えられたりれるとチトやばいかもネ?水中カメラを持っていたら迷わず飛びこんだ事だろう>
<Hachi liked our boat, or maybe Hachi was attracted Ys-ppe ???  Hachi was sticking to the boat and did not show any intention to move away from the boat. Ys-san tried to touch Hachi with his toe. If Hachi tries to play with Ys-san's leg with his big mouth, it can be a disaster. It can probably swallow his whole body easily. Ys-san would have jumped into the water if he had an underwater camera. Too bad !>

本当に人懐っこいHachi君は、20分経っても30分経ってもボートにまとわりついて離れてくれない。自分よりちょっと大きいボートを母親か仲間と勘違いしたのかも?
<Hachi stayed at our boat for 30 minutes. He probably mistook our boat as his mother or friend.>

いつまで待ってもハチはボートから離れてくれそうにないが、容赦なく日は傾いて来る。早くOpakaかKaleを釣らないと帰れない。まことに名残惜しいが、ハチを振り切って場所を移動する事になった。
ハチ君、元気でもっともっと大きくなれよ!」

<Time was out. We need to catch some Opakapaka or kalekale for Sushi before dark. Everyone on board wanted to stay with Hachi longer, but we had to leave. "So long, Hachi, stay healthy and grow much much bigger. We hope to see you again someday somewhere.">

Hachiのお陰かどうか、最近では珍しくPoint-40で白身魚が良く釣れ、あっと言う間に7匹程確保した。
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<小ぶりだがKalekale(ヒメダイ)が一度に4匹>

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<Ysさんにヒメダイの一荷>

こんな事ならもっとHachiと遊んでおくんだったヨ、と悔やんでみてもHachiはもう見つからない。

今日はマグロ釣りがイマイチだったが、ジンベイザメのハチ公に遭遇出来たのは本当にラッキーだった。カムサムニダ!


< I am really glad that Rachel happened to have a lucky and memorable encounter with a giant Whale shark. This is probably going to be her only once-in-a-lifetime experience.>

Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 6ポンド
Aku: 5匹 20ポンド
Kale: 7匹 6ポンド

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2012年5月 7日 (月)

C-Buoyへ

コンディション:
  干潮: 11:10am
  満潮: 6:24pm
  
  日没: 6:49pm
  V.V-Buoyの位置: 最南端にあり。


実釣報告:
相変わらずマグロのニュースはあまり聞こえてこないが、先日YsさんがHonokohauのボート洗い場で、「C-Buoyで小型のマグロが釣れている」という話を聞きこんで来た。V.V-Buoyは南に張り付いたままでもある事だし、少々遠いが今日はC-Buoyの様子を見に行ってみようと決めた。トローリングスピードで片道2時間半程度のクルージングである。最近湿りっぱなしのキンキンは、今日も不発のままKailua-Bay、Keahou Bay、Red Hill、Kealakekua Bay沖を通過して行く。途中魚探にマグロ的な中層反応も出て、ちょっと食指を動かされたが無視して走る。Kealakekua Bayを過ぎてからは、C-Buoyへの直進コースを辿る。

港を出て1時間半、9時ごろやっとキンキンにアタリがあった。魚が大きく首を振ってイヤイヤしているような曳きだ。マグロやカツオでない事は明らかである。Ysさんが竿を握る。小さくはないが、それほどの重量感は無さそうな感じだ。割合簡単に船べりまでは寄って来たが、船べりで一気に反抗的な態度に出た。
ジャンプ!
また
ジャ~~~ンプ!
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<フウライカジキ(Short-bill spearfish)だ。我々の背丈よりちょっと短いくらいの感じの大きさだった。ジャンプの瞬間をとらえたNomさんの激写>

すぐ目の前で3~4回ジャンプを繰り返した後、残念ながらハリが外れてしまった。リリースするなら一度ボートに揚げてからにしたかったが、まあ仕方ないかな。珍しいお客さんに船上が一気に活気づく(比較的活気付きやすい人が乗っているかも???)。

9時20分頃、 Pilot Whale(ゴンドークジラ=ゴンドーイルカ)の群れに遭遇、結構大きい群れだった。ひょっとしたらマグロの群れが付いているかもと思って、しばらく近くを周ってみたがアタリは無かった。

C-Buoy近くに来て鳥山が出現。落ちボラさん、やっぱり鳥山はいいデスねぇ~、大好きです。当然ながらキンキンにアタリ。カツオが2匹(ダブルヒット)釣れた。
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<小ぶりながらカツオのダブルヒット。タタキ材料一応確保>

10時、C-Buoy到着。Buoy周りに小舟やチャーターボートが10隻程集まっていた。久しぶりに目にする賑わいだ。「太平洋ひとりぼっち」より遥かに心が癒される風景である。船が集まっていてもマグロが釣れている保証は無い(騙された事がある)が、少なくともマグロが釣れている確率は高いだろう。大いによろしい。手返しの速いYsさんが、早速水深25~30mの反応の中へエサを落とす。すぐにビリビリと来た。カツオ特有のアタリだ。
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<前の2匹よりはだいぶ型が良かった。もちろんThe bigger, the betterである>

いいぞYsさん。出足好調!
Ysさんの仕掛けは30ポンドテストのラインで、私の仕掛けはそこそこの大物を想定した65ポンドのライン。20~30mの浅い所では明らかな差が出るようだ。
またYsさんにアタリがあったが、スッポ抜けた。
そしてすぐにアタリが続く。今度はマグロだった。好好(ハオハオ)。
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<Ahi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。6~7ポンドといった感じかな?このマグロ不足の時代()に大いに結構>

やっと私にもアタリがあり、マグロが釣れた。
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<キハダマグロ。似たようなサイズ。少なくともこの倍くらいのが欲しいねぇ~>

さて今日はマグロとカツオが爆釣かと思っていると、、、アッチャ~~~、、、招かれざる客の出現である。
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<背びれの白いヨゴレ(?)を誇示するようにボートの周りをパトロールする怖~~~いヨゴレ(ヨゴレザメ=Whitetip shark)>

シッシッ、向こう行け!
アッチのエサの方がウマいぞ!


一応切なるお願いを聞いてくれたようで向こうへ行ったが、いつ戻ってくるかわかったものではない。非常に好ましくない展開だ。
Ysさんがモンガラを釣った。コイツならサメが食ってくれてもいいのだが、ハンドバッグにでも出来そうなくらい固い皮は、サメにも歯ごたえがあり過ぎるだろう。
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<白い斑点がきれいなアミモンガラ(Oceanic triggerfish)。遠洋性のモンガラカワハギなのでシガテラ毒の心配は無い。おそらく美味い魚だろう。そのうちに一度食べてみようかな?Buoy周りの腹立つエサ盗りではある>

私がエサ釣りからジギングに切り替えるとすぐにアタリがあった。やはりジグで釣るマグロが釣趣は一番だ。強いシャープな引き込みが何とも心地良い。Nomさんが竿を持ってみたが、引きがかなり強いのですぐにギブアップ。
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<10ポンド弱だろうか?>

Ysさんもマグロを釣ったりカツオを釣ったりで忙しかった。
そしてカツオが一荷で釣れたりもした。
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<結構な型のカツオの一荷(天秤でモノを担ぐように、一度に2匹釣れる事を一荷という)>

Ysさんがジギングに切り替えた。
こけたら”ハイ、サヨナラ”という冬の凍て付くカナダの山奥の川に腰まで入って、フライでスティールヘッド狙い」という超マニアック(わたしもそこそこマニアックな釣人だが、この釣りは更に数倍マニアックである)な釣りばかりやって来たYsさんはまだジギングでマグロを釣った事がない。ジグを落としシャクリ始める、、、ビシッ、ビシッ、ビシッ、ググッ~、というのがジギングの本来あるべき姿だが、Ysさんのジギング初マグロはいきなり2シャクリ目でググッ~、と来てしまったらしい。魚の世界にも気の速いヤツがいるのだ。
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<初マグロ、、、ヨメに食わすな?これからはどんどんジギングでマグロを釣ることだろう>

その後、またYsさんが2シャクリ目でマグロを釣ったりして、「2シャクリのYs」(意味はわかりにくいがゴロは悪くない、、、フタシャクリと読むんだよ、、、”フタコスリのYs”でなくて良かったねぇ~(キャプテンから教育的指導が入るかな?))というあだ名を拝名してしまったヨ(誰が付けたんじゃ?)。

マグロとカツオを合わせて全部で16匹ほど釣れたかな?これ以上釣ったらクーラーの容量が不足するし、運ぶのが重くて大変だ(軟弱な漁師である)という事で、C-Buoyでの釣りは終了。ちょうどランチタイムとなり、Kealakekua Bay沖へ移動。

Kealakekua Bay沖の水深220~230mでYsさんがGolden kalekaleを釣った。
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<ハワイチビキ(Golden Kalekale)。準Deep-7-Bottomfish。木曜日に釣ったGolden Kalekaleを日曜日に刺身で食べたら、かなり美味かった>

私にはEhuとGolden Kalekaleの一荷。
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<右がハチジョウアカムツ(Ehu)、左がGolden Kalekale>

そしてカンパチ。
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<今日も来まし~~~た、今~日も来~た>

写真は撮ってくれなかったが(魚種別はいけない)、ゴマテン君が何故か私だけに4匹も釣れた。今日はマグロとカツオをだいぶ釣っているので税金を払う事にはヤブサカではないが、私だけに税金が集中するのは納得がいかない、、、。

Ysさんにハワイアンディープアンティアス。
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<Hawaiian deep anthias。私にも釣れて、全部で3匹。こういった深場の底物は皆美味いのでYsさんも食べてみる事に、、、>

最後はKailua Bay沖のPoint-40で、仲良くOpakapakaを釣り白身魚も確保。
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<Opakapaka(オオヒメ)>

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<Opakapaka>

久しぶりにMission Completeの釣行だった。
でもクーラーを運ぶのが重かった。まあ心地よい重み、、、かな?

Fishing Report用メモ:
Paka: 4匹 10ポンド
Golden kale: 2匹 4ポンド
Ehu: 1匹 1.5ポンド
Ahi: 7匹 40ポンド
Aku: 9匹 40ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Spotted unicornfish: 4匹 リリース
H.D.Anthias: 3匹 
Oceanic triggerfish: 1匹 リリース
Shortbill spearfish: 1匹 ほぼリリースに近い

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2012年2月 2日 (木)

南へ

今日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
今日はまずV.V-Buoyでカツオを数匹釣る。それからKealakekua Bay沖でEhuとGindaiを釣り、帰途Kailua Bay沖でOpakapakaを狙うというコースになるだろう。という事で、3連敗中のOnagaは今日はお休みとし、潮が変わってのリベンジを楽しみにしよう。
早く潮が変わってくれにゃ~、、、ほんとにゴルフまで絶不調だ。腕そのものは悪くないはず(そう思っているのがそもそもの間違い??)なのに、、、。悪い潮の影響も多少はあるが、どうも主な原因は今週三回も一緒にプレーしている二人(Kwさん+Mtさん)との相性の悪さにあるらしい?どうもジイサン達はいかん!二人にトットとコナから消えてもらったら、釣りもゴルフも一気に回復して、バンザイという事になるのかも(冗談ですよ。二人ともとってもいい人です)???

コンディション:
  干潮: 8:09am
  満潮: 11.19am
  月 : 13夜
  日没: 6:16pm
  V.V-Buoyの位置: 最南端のまま動きなし。もうそろそろ動いていいのではないか
               と思うが???


実釣報告:
今朝はHonokohau港を出て、船首を南に向ける。前回(月曜日)、夕方近くになって短時間V.V-Buoyに立ち寄ったところ、カツオと小さいマグロが4匹釣れた。底物用のエサが底を尽いているので、カツオでもマグロでも喉から手が出る程欲しいし、昨日Sima-ichiで食べたカツオのタタキも旨かったし、、、。
バカの一つ覚えのようにキンキンを流しながらKaiwi Point沖を通過、V.V-Buoyを目指してボートを進めていると、「霞んでいてハッキリ見えないけど、あれ『Sail Boat』じゃないかしら?」というMd-キャプテンの声。フライデッキに上がって前方を見ると、それらしい船の周りに釣り船が数隻がいるようだ。「V.V-Buoyは後にして、まず『Sail Boat』に行ってみる?」との問いに、迷わずイエス。キンキンに反応が無いままSail Boat』近くまで来ると、こちらに向いて帰ってくる釣り船がいた、、、イヤな予感。そしてSail Boat到着
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Sail Boat』・Machiasの雄姿。すぐ後に養殖カンパチが1500匹(だったかな?)ほど入ったイケスを引っ張っている。手前にイルカが2匹見える>

我々が着いた頃には、見えていた数隻の釣り船は殆ど何処かへ行ってしまい、小舟が1隻だけ釣りをしていた。Sail Boat近づいてみて不人気の理由はすぐに解った。エサを盗る(というより、釣れたカツオやマグロを見事な技で横取りする)のが上手な悪いイルカ(Steno dolphin=シワハイルカ)がアッチにもコッチにも、、、ウジャウジャ。前にヤツらに釣れたマグロをことごとく盗られて痛い目に会った経験がある。船を停めると寄ってくる。船の下を悠然と泳ぎ、ジャンプまで見せてくれる。こりゃアカン。日頃は可愛いイルカが鬼のように見えてくる。でもまあせっかく遠路はるばるここまでやって来たのだからと、一応竿を出してみる事に。仕掛けはカツオ狙いの枝ス12号の食わせ釣り(アジやイワシをサビキで釣り、そのまま泳がせて青物等を狙うスタイルの釣り)用の剛サビキである。前回Ysさんが釣ったツムブリの切身を付けて落とす。魚探に魚の反応が出ていて、水深40mあたりにエサが着くといきなりアタリがあった。しかしハリに乗らず。カツオらしいアタリではあるのだが、、、。2回目も3回目もハリに乗らない。ひょっとしたらイルカなのか???何故かその後アタリが無くなった。まあカツオやマグロが釣れても99.9%イルカに盗まれるだろう。これ以上ここにいても時間の無駄という事で撤収、Ehu狙いでKealakekua Bay沖に移動する事になった。途中、久しぶりにキンキンにカツオが食ってきた。よ~し!タタキ材料一部確保。
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小ぶりながらきれいなカツオ

Kealakekua Bay沖のEhuポイントに到着、竿を出すが底潮が流れているらしい。余分のラインが100m近く出て、エサが何処へ行っているのか解らない。こんな時は魚は釣れないし、根掛かりも多くロクな事が無い。Kealakekua Bayを横切って湾の南側へ移動。するとすぐ小気味いいあたりがあった。
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久しぶりのGindai(シマチビキ=Oblique-banded snapper)。Ysさん二押し(Onagaの次くらいだろう?)の白身魚の寿司ネタである

そしてまたGindaiが釣れた。新しいポイントとしてGPSにマークを入れる。
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小さいが立派な(?)Gindaiである

次に、「カンパチほど強くはないが結構強い」いいアタリがあった。ここがOnagaポイントだったら「Onaga当確」のアタリである。さて何だろう、、、こういう時はワクワクするんだよねぇ~。上がって来て、うっすらとシルエットが見えて来た。赤くはない、、、Opakapakaか?Pakaならいい型だ!ヨッシャ~、、、と思いきや、海面に姿を現したのは、、、、、、。
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見事な「オオメメダイの一種」。WEB魚図鑑ではまだ正式名がついていない。見かけはギンガメアジのような綺麗な魚なのだが、身体全体にウナギのようなズルズル(語彙不足)が付いていて、触るとキショクが悪い。後でYsさんに、「これいらない?」って訊いたところ、即座に「いりません」と断られた。釣った後、一生懸命包丁でズルズルを落として綺麗にしたが、アッチでベトベト、コッチでベトベト、船のデッキが汚れた。身が柔らかそうなので、次回の釣りのYsさんのエサにしよう

場所を移動。またKealakekua Bay沖の北側に戻る。ここでは連続してGolden kalekaleが釣れた。
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Golden kalekale(ハワイチビキ)。Deep-7に近い「準Deep-7」(私の命名)の底物である。EhuやOnaga程ではないが美味しい魚である

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<ちょっと小さいGolden kalekale>

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<ヒメダイ(Kalekale)も釣れた>

そしてやっと待望のEhuが来た。
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Ehu(ハチジョウアカムツ)とGolden kalekale(ハワイチビキ)のトリプルヒット

Golden kalekaleは数匹釣れたが、Ehuはこの後続かず。
午後3時になった。今日はできればV.V-Bouyでカツオを4~5匹釣っておきたいので、Kealakekuaから撤収し、全速力でV.V-Bouyへ走る。Bouyに到着したが、当然誰もいない。イルカはイルカ?と思ったが、イルカもおらず、Bouyは静まり返っている。ダメかも、、、と思いながら、『Sail Boat』でも使った枝ス12号の食わせ釣り用の剛サビキに、ツムブリの切身を付けて竿を出す。水深40mあたりにエサを落とし、竿を竿受けにセットしたまま、キャビンに入って他の事をしていると、「来た!」というキャプテンの声。飛び出して行くと、「竿が大きく曲がったけど、ハリに乗らなかったようね」との事だった。その直後にまたアタリがありコイツはうまくハリに乗った。
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小さいがこれも立派なキハダマグロ(Ahi=Yellowfin tuna)。よろしい!

サビキをよくチェックしてみると、12号枝スのハリが一本切られていた。おそらくキャプテンが言っていたアタリの時にやられたのだろう。ひょっとしたらもっと大きいマグロがいるのかも、、、という事で、仕掛けを20号枝スの胴突きに変更。そしてアタリ。引きが強い。やはり一回り大きいヤツがいたようだ。船べり近くまで上がって来た。結構なサイズのキハダマグロだ。15~20ポンドくらいはありそうに見える。しかし、ちょっとした油断に乗じて走られ、ラインがスクリューに巻きついてしまった。最悪の事態である。エンジンを停め、ティルトアップし、ラインを外しに掛かる。スナップサルカンを外さないとスクリューに巻き付いたラインが外れない。しばらくモゴモゴやっているうちにうまく絡みが外れた。しかしラインは竿に付いていない。キャプテンが玉網を取りに走る。船べりをゆっくり泳いでいたマグロが突然走った。持っているラインを思い切り握り締めたが、20号のナイロンで支えきれるモノではない。不気味な”ビシッ”という音とともにラインが切れた。あ~ぁ、久しぶりにそこそこの型のマグロだったのに、、、。悔しがるキャプテン、、、。もう一度仕掛けを投入すべく準備していると、「ジギングしてみたら?」というキャプテンのアドバイス。確かにその方が面白いかも。早速ジグを落とす。水深100mくらいから80mくらいまでシャクリ上げてきたところで、ドッス~ンと来た。久しぶりのあの(わかるかな?)痺れるような感触である。これがあるから釣りはやめられまへんなぁ~。キャプテンより「絶対バラシちゃだめヨ!頑張って!」という指示が飛ぶ。大きくはないが、まあまあのサイズのようだ。ちょうど先ほどバラしたのと似たようなモノだろう。そしてこいつは感触を楽しみながら余裕のランディング。
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Ahi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。船上計量:約18ポンド

今日はバラシが無かったら、こんなのが3匹上がっているんだけどなぁ~。Sho~~~ot!でもまあ良し。久しぶりのマグロらしいマグロだ。許そう。
最近V.V-Bouyで釣りをしている船は殆ど見かけない。おそらくV.V-Bouyに20ポンドクラス(もっと大きいのもいるかも?)のマグロが付いているのは誰も知らないのではないかと思う。私もこの南向きの潮で、ここにこんなマグロが来ているとは思っていなかった。思いがけない遭遇も釣りの楽しみである。

だいぶ太陽が落ちて来たが、このままでは帰れない。「もっとやっていいよ」というキャプテンの優しい言葉。感謝、感謝でジグを落とす。するとまたドッカ~ンと来た。来ったぁ~!今度は40ポンドか?渾身のファイトを開始、、、したつもりが引きがえらく弱い。肩すかしのカツオだった。
P1090452
期待はずれのカツオだったが、カツオはカツオで非常にありがたく、文句を言う筋合いのモノではない

もう1匹Baby Tunaが釣れた。
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<Baby キハダ>

帰りにKailua Bay沖でOpakapakaを3~4匹釣ろう」とキャプテンが言う。だいぶ遅くなるが、確かに白身魚の量がちょっと足りないようだ。V.V-Bouyから撤収し、Kailua Bay沖のPakaポイントへ向かう。到着、すぐ仕掛けを落とす。しかしアタリなし。20~30分頑張ってみたが、太陽が水平線近くまで落ち着て来た。本日の釣りはこれにて終了。

港に帰って船の掃除を終わった頃には、あたりはもう真っ暗になっていた。Ysさん夫妻に心配を掛けてしまった。ゴメン。次回はもっと早く帰ろう、、、とは思うのだが、、、これがねぇ~。


Fishing Report用メモ:
Ahi: 3匹 22ポンド
Aku: 2匹 5ポンド
Gindai: 2匹 3ポンド
Ehu: 1匹 1.2ポンド
Golden kale: 5匹 7ポンド
Kalekale: 1匹 1.2ポンド
Evermann's nomeid(オオメメダイの一種): 1匹 5ポンド

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2012年1月26日 (木)

定期メインテナンス完了

今日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
ボートエンジンの定期メインテナンス(1,150時間)完了。初期の頃は律義に、エンジン屋さんに言われた通り100時間毎にメインテナンスしていたが、最近は150時間まで伸ばしている。車で言えば7500マイル(12000キロ)くらいの感じだろうか?面倒くさいし金も掛かるが、沖に出てのトラブルだけは避けねばならぬ。BOATBust Out Another Thousand)健在、、、である。

さて、屋久島の知り合い(釣師)がブログに書いている。『ふと、アーネスト・ヘミングウェイが、「釣れない日は、人生について考える時間を魚がくれたと思え」と言ったのは、この時間帯かと思い浮かべる。いや違う。釣れなくても、竿を持って頻繁に打ち返し、タナを探り、竿を右に左へと振ってみて試行錯誤している。人生なんかについて考えてる暇などない。それじゃ、ヘミングウェイが言う、魚がくれた時間とはいつなのか?』。屋久島のKwさん、なかなか深いねぇ~。人生について考えたい時はバナナを持って釣りに行け、という示唆かも知れない。もしそのうちに人生について考えたい局面が発生したら(もう発生しないかも?)、我家の庭で収穫したバナナの大きい苞を持って、正々堂々と正面から「バナナの呪い」に挑戦してみよう。でも、「釣りが人生」になってしまっている人間は、釣れない時も釣りの事を考えればいいのだろうか???人生は複雑である!

またイラン事を書いてしまったが、既にYsさんが「Fresh Local Catch」の白身魚を切らしてしまっている。今日は不退転の決意で、Onaga→Ehu→Pakaの「Bottomfish 御三家」コースをたどる事になる。

うわぁ~ マグロだぁ~ マグロが来てるぅ~!

という事になる可能性はかなり低いはずなので、道草を食う心配はまず無いだろう。

ところで、「Kwさんがマグロを連れて来る」という言い伝え()は、いったいナンだったんだろうねぇ~。「Kw-ジンクス」も「Banana-ジンクス」も、ともに科学的根拠はゼロ。一方の「Banana-ジンクス」が健在なら、「Kw-ジンクス」も生きていてもいいような気はするが、、、? しかし、Kwさんがコナに来ないとマグロが釣れない、というのも困りものではある。人生を考える必要が無いくらい、いつでも大きいマグロが釣れるのがベストなのは間違いない。

コンディション:
  干潮: 12:11pm
  満潮: 6:00pm
  月 : 三日月
  日没: 6:12pm
  V.V-Buoyの位置:今朝は霞んで見えなかったが、昨日の夕方までは最南端に
              張り付いていた。グラウンドにマグロは望めないだろう。
              しかし、せめてカツオにでも来てもらわないと、エサが、、、、、。

実釣報告:
今日はKwさんが乗り込んで来た。私の方は「落ちボラ」さんの「海軍五省」を背負っての出漁だ(特に意味はないが、ひょっとしたら大漁のおまじないになるかも、、、なんて? そういや前回、このT-Shirtを着ていた時はモンスターマグロをバラしたんだった。良いのか悪いのかわからんが、まあバナナ持参よりはマシだろう)。普段より背中が重いような気がする。、、、、、こんなイラン事書くから長くなるんだヨねぇ~。
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海軍五省」、、、人の生き方を考える時の道しるべですねぇ~。読めるかな? 気になる人はインターネットで検索してみて下さい

懲りずにOnagaポイントを目指して最近不発のキンキンを曳くが今日も不発。潮が悪い!

マグロのポイントに小舟が3隻程いたが、無視してONA-3ポイントを目指す、そして到着。Onagaが釣れる時は、朝の1投目か2投目にアタリが出る事が多い。さて今日はどうだろう?祈りを込めて1投目を投入。約250~260mの海底に2ポンド(242号相当)のオモリが着底するのに3~4分掛かる。この時間が結構長いので、時々人生について考える事がある???。やっと底に着いた。渾身の力を込めてコマセを振る。待つ事5秒、10秒、、、ここで竿先がグッグッグッと引きこまれるのがこの釣りの醍醐味である。朝一のアタリには思わずガッツポーズをしてしまう。さあ~来い!、、、、、、、、、。しかし、二人とも1投目スカ、二投目もハズレ。アイッタタタタタ~、前回の再現か?エサ盗りはいるようだがハリに乗らない。しばらくして突然Kw-さんの竿に強烈なアタリ。「99%の確率でカンパチだろう」的アタリである。しかし、「間違ってOnagaだったらハワイ州記録かもね?」みたいな会話は必ず入る。さて、Kwさんが(でなく電動リールが)頑張って魚が上がって来た。カンパチだろうとは思っていても、ついつい三人が一緒に下の方に見えて来たシルエットを覗きこんでしまう。「赤色であってくれ!」の願い虚しく、、、。
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ヒレナガカンパチ(Kahala=Almaco jack)。何故かカンパチはKwさんが大好きで、よくKwさんに釣れてくる。カンパチは面食い?、、、そりゃないだろう(食う程の面ではないだろう、という意味ではない)?日本だったら、これだけで十分満足して帰るだろうに、、、。リリース

やっとKwさんにそれらしいアタリがあった。しかし、Onagaほど竿が揺れない。Ehuかな、、、と思っていると、、、
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やっぱりEhu(ハチジョウアカムツ)だった。やっと白身魚確保、しかしまだ足りない

私にHogo(ヒオドシ)が釣れたが、写真を撮るのを忘れていた。

結局この3匹のみで午前は終了。かなりの貧果である。情けないが、TIF(This is fishing, too)だ。いつまでもONA-3ポイントにいてもOnagaは釣れそうにないので、前々回PakaとKaleが釣れたポイントへ移動する事になった。ここでも「入れ食い」とは行かなかったが、PakaとKaleが釣れた。
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ヒメダイ(Kalekale)のダブル。本当は4~5匹一緒に釣りたいんだけどねぇ~

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Kwさんの「来た、来た」という声。Paka的アタリがあったらしいが、、、、、。私がKwさんの竿を見ると、竿先が海面に突っ込み、竿は極限まで曲がっていた。竿受けがメリッと音を立てた。胴突き仕掛けの枝スは20号、ドラグはかなり絞ってある(カンパチに引きずられて大切なオモリが根掛かりするのを避けるため)。多分枝スが切れるだろう、と思っていたが、、、切れずにラインがズルッ、ズルッと出ている。オモリが底に掛かるか、、、と思ったが、何故かセーフ。しかしDaiwa Tanacom Bull 1000ではパワー不足で、止まってウナッいるのが精いっぱいのようだ。このままだと電動リールのモーターがオーバーヒートするかも?腰痛を抱えるKwさんに代わって私の出番だ。竿を取りStanding Fightでリールをアシストする。
P1090210
かなり重い。A-Jack君、渾身のファイト。お尻の所が、ナンだか老人介護用のオムツをしているように見える。しかし、これはオムツではなく、磯釣り用の尻当て(どこに座ってもいいように薄い座布団(?)がお尻にくっついている、、、と思って貰えばOK)である。念のため、誤解の無いように、、、

モンスターPakaだ、、、ウソだぁ~マグロかぁ~? それもちゃうだろう。ちょっとファイトしてみてこいつはカンパチでもない感触が伝わって来た。あと残るはXXチョ?あまり走らないが、ズシリと重い。10分ぐらい経過したか?徐々に上がってきているが、電動リールが過熱し、少し臭い始めた。電動リールのレバーをオフにし、全手動のファイトに入る。15分経ったか、20分経ったか、やっと魚が見えて来た。あ~ぁ、やっぱり、、、、なぁ~。サメ子だった。どうしようかと思っていると、サメの方でラインを切ってくれた。しかしついでに残り少ない2ポンドのオモリも盗られた、、、もったいない。骨折り損のくたびれ儲けだったが、いい運動にはなった。

最後にEhuを追加すべく深場に移動。しかしここでも活性は低く、小さいEhuが1匹釣れたのみだった。
P1090222
親が泣いて来そうな」小さいEhu。可哀そうに、、、極悪非道のオジサンに釣られて、その上包丁で切られて、寿司にして食べられて、、、。ナマンダブ、ナマンダブ、合掌

帰路のトローリングでもサプライズは無く、今日も貧果に終わった。グラウンドに潮が戻って来るのはいつになるんだろう?

Fishing Report用メモ:
Kahala: 1匹 リリース
Ehu: 2匹 2.2ポンド
Kalekale: 3匹 4ポンド
Paka: 2匹 3ポンド

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2011年11月 7日 (月)

Tiger Shark at Ground

北か南か? どちらへ行くか迷ってもろくな事が無い事が解った。今日は「長崎ブルース」はヤメにして、迷わず北(コナ空港沖・グラウンド方面)へ向かう事にした。グラウンドの潮も多少良くなっているような情報もあり、大いに期待しながら・・・・・・。

本日の潮と月:
  干潮: 8:04am
  満潮: 1:23pm
  月 : 13夜くらいかな?
  Sunset: 5:49pm

Honokohau港を出てすぐトローリング開始、左舷のサオをセットし、右舷の仕掛けを投入する前に早々と左舷のキンキンにアタリ。釣れる時はすぐ釣れるのだ、、、。しかし小さい魚のようだ。小型のカツオだろう、、、と思いながら取り込んでみると、背中の波縞模様がタテ(魚の縞模様のタテヨコは、尾を持ってブラさげた状態で言う)に走り、腹部にヤイト(お灸)の痕が、、、。
P1070013
Kawakawa(スマガツオ=ヤイト=オボソ=Mackerel tuna, Little tunny, Black skipjack, Island skipjack, False albacore, Wavyback skipjackなど、いろいろな名前を持つ)。2~3ポンドだろう。スマガツオは本マグロに匹敵するくらい美味という人もいるが、なろうコトなら10ポンドオーバーのヤツが欲しかったねぇ~。Maybe next time,
<This Kawakawa hit the trolling lure right after leaving the mouth of Honokohau harbor. Some people says that Kawakawa (Mackerel tuna) tastes even better than Bluefin tuna, but I would put a question mark on that. But it is certainly better than Katsuo (Skipjack tuna), I think. This Kawakawa was around 2 - 3 pounds. I wish it were larger, like 10 pounds. The larger it is, the better its tasle will be. I am hoping that we will catch Kawakawa when you are on board.>

スマガツオは欲しかったので、小さいが上々の出足である。NELHAのすぐ沖にあるPoint-9に到着、早速ハチジョウアカムツ狙いの水深220~230m前後へ仕掛けを投入。まだかなり余分にラインが出るが、ハチジョウアカムツらしいアタリがあった。ひょっとしたら爆釣モードか?と思いながら慎重に巻く。ヨシヨシと思いながら見ていると、150~160mまで上がって来たところで竿が大きく絞り込まれ、強くドラグを締め込んだリールからズルズルとラインが引きずり出され始めた。Goddamitt!サメだヨ!早く切ってくれと祈るが、なかなか切ってくれない。Md-キャプテンは「海面まで引きあげて懲らしめてあげようヨ」なんて言うが、懲らしめられるのは逆にこちらなんだけどなぁ~~~。取り敢えずGimbal Belt(ファイティングベルト)を付けてスタンディングファイト開始。敵は動きはスローだが異常に重い。かなり大型のサメなのだろう。ポンピングしようとしてもビクせず、締め込んだドラグがすべる。もちろん電動ではパワー不足でとても巻けない。こいつを船べりまで上げたらこちらがお陀仏だよ、、、なんて思いながら頑張るが、「ゴマメの歯ぎしり」みたいな感じである。先方さんにしてみると、「ナンだか口先に小さなトゲでも刺さっているのかなあ?」程度の事なのかも知れない。「これじゃあ何時間もかかるかも?どうしよう?」と不安になり始めた時やっとバレてくれた。ありがたや!数少ない「バレて良かった」ケースである。不思議な事にハリもエサも6個とも全部残っていた。どういうこっちゃ???

これじゃPoint-9は諦める他ない。今日もグラウンドはダメか、と思いながらブルーな気持ちで北へ移動。Md-キャプテンが、「私が前にOnoを釣った場所のちょっと沖へ行こう」というのでその場所へ。ここでヒオドシが釣れた。
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やっと釣れた底物・ヒオドシ(Hogo=Large-headed scorpionfish)。まだ刺された事はないが、背びれのトゲに強い毒を持っているらしい。釣れたらすぐにハサミでトゲを全部切る事にしている。この手の魚はスープや煮モノにすると美味しい。綺麗な白身は刺身ではチト淡白かも?
<Hogo (Large-headed scorpionfish). As it is described in its English name (scorpion) , this fish has strong poison in its dorsal spines. Better be careful. Good fish though for soup, grill, deep-fried, etc.>

そして待望のハチジョウアカムツが続いた。
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ハチジョウアカムツ(Ehu=Ruby snapper)が一荷で
<Two Ehus at one shot. My rig has 6 hooks, and I should be able to catch upto 6 fish at a time. So far I caught 3 in one shot, aiming for 4 fish.>
<When you and I catch the Deep-7-Bottomfish, let's take it to my friend's new Sushi restaurant in Kona Downtown. You can eat Sushi which is prepared by using the fish you caught several hours ago. It is something and a lot of fun. Of course, it tastes much better than the Sushi you eat at a regular Sushi restaurant.>

途中、もう一度Ehuらしき魚をサメに取られた(ハリスが剃刀で切られたように切れていた)。このあたりにはサメがいっぱいいるんだろうなぁ~。
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良型のヒオドシも来た
<A larger Hogo.>

釣れたEhuが水面近くまで上がって来た時、Md-キャプテンが「あれ、サメかなぁ~?それともマンタかなぁ~?」と言うので、指差す方向を見ると怪しい影がゆったりと動いているではないか。すぐに巨大なサメである事が判明した。Ehuの方向へ向かっ来る、、、かなりヤバイぞ、急げ!焦ってラインを巻く。フウッ~~~、間一髪セーフ。
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Tiger Shark(イタチザメ→→もっとカッコいい日本名にして欲しかっただろうに。しかしWhitetip sharkの”ヨゴレ”よりはましかな?)。 重さは見当がつかないが、かなり巨大だった。さっきはこんなヤツが食っていたのか?クワバラ、クワバラ。風格十分の堂々たるパトロール風景である。近くへ来たら可愛がってあげよう、と思ってカツオの切身を撒いてみたが見向きさえせず。”そんなモン見えないヨ。投げるんだたら最低4~5キロの大きさのエサを投げろよ”と言っているような、、、>
<A huge Tiger shark was patrolling for foods. I do not know how large he was, but at least I can say "huge." He almost got one of my Ehus. I lost 2 Ehus to sharks (probably not this shark) today. There seems to be a lot of sharks in the sea off Kona. There are also many Steno Dolphins who steel our fish. Right now it is quite difficult to fish at Ground (the sea off Kona Airport). >

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<巨大Tiger sharkに追い掛けられた可哀そうなハチジョウアカムツ。サメからは逃げ切ったが、いずれ人間という悪いヤツ(ワタクシ)に食べられる。どっちが良かったんだろうねぇ?一思いにサメに食べられた方が楽だったかも?ハチジョウアカムツは結局全部で5匹しか釣れなかった。
<An Ehu which was chased by a huge Tiger shark but barely escaped. Eventually he will be eaton by me instead. I do not know which was better for this Ehu.>

更に北へ移動。結構な中層反応があり、キャプテンが「水深100mくらいにエサを入れてみたら」というのでそうすると、ブルブルブル、、、アタリだ。大きなムロアジが上がって来たが船べりでトンズラされてしまった。アジ系の魚は口が弱いので高速で巻いてはいけないんだよね、、、とか言いながら、まったく同じ状態で大ムロをもう1匹逃がした。懲りないヤツだヨ、、、。

可愛いヒシダイが、自分のクチより大きそうなハリに食ってきたりもした。
途中で近くにナブラが立ち鳥山ができたので、急遽トローリングに変更。Oioiが釣れた。
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ヒラソウダ(Oioi=Keokeo=Frigate mackerel)とヒシダイ(Deepbody boarfish)。ヒラソウダはスマガツオと似ているが、腹にヤイトの痕が無く、背中の縞模様が横に付いているので簡単に判別ができる
<When the current is good, there will be a lot of sea birds at the Ground (the sea off Kona Airport). They will form "bird piles" under which we find agrregations of smaller bait fish, Skipjack tunas, Mackerel tunas, Yellowfin tunas, Mahimahis, etc. I hope that we will be able to encounter with some "bird piles.">

今日もグラウンドにボートは2~3隻。まだまだ底潮も早く、本調子にはほど遠いような。

Fishing Report用メモ:
Ehu: 5匹 5.5ポンド
Ehu: 2匹 サメに盗られた
Hogo: 2匹 5ポンド
Kawakawa: 1匹 2.5ポンド
Oioi(Keokeo): 1匹 1ポンド
Deepbody boarfish: 1匹 0.5ポンド

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2011年5月19日 (木)

怒闘の50分

北海道は食べ物(特にウニ、カニ、イクラ、エビ等の海鮮)が美味く、雪を頂いた山々と広大な平野のコントラストが素晴らしかった。しかし、憧れの忠類川(サケの遡上で有名)のタモトまで行ったのに、残念ながら釣りを楽しむ機会は無し(というより敢えて作らなかった)。まあ将来日本へ帰ってから釣行する機会もあろう。

今日は、長い長いブランクの後、、、、、24日ぶりの釣行となった。やっぱり長いブランクはイカンねぇ~、体に悪い。ちょうど最近、Coast Guradによる船のInspectionがあったので、外人さんには奇異な感じを与えるかもしれない「金刀比羅宮」と「ヒロ大明神」の御札を、キャビンの壁から外して隠しておいた。元に戻す時間がなかった(というより今朝出発時に気が付いた)ので、そのまま出港となったが、少し気にはなっていた。まあ昔書いたBanana Mythみたいな感じかな?
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<大事な大事な御札。壁から外す前の写真>

港で友人から聞いたところによると、C-BuoyにもOT-Buoyにも小型のマグロは付いているが、サメもかなりいるとの事。とは言われても、渋谷のサンスイ・ルアー館で買って来たキラキラ光る綺麗なジグを早く試してみたい気持ちが先行してしまってはどうしようもない。新しいオモチャを手にした子供と同じだ。という事で、今朝はサメが居ると言われるOT-Buoyへ向かってトローリング開始。去年はこのルートで、カツオがよく釣れたのだが、、、。結局、OT-Buoyに着くまでの2時間以上、全く魚の気配は無く、「必殺のキンキン君」も沈黙したままだった。

OT-Buoyには先客が3隻ほどいた。ブイの近くに船を停め、早速買ったばかりのジグを水深50~60mへ落とす。100gのジグだが、タングステンで出来ているため、鉛製100gより見かけがかなり小さく(タングステンの比重は19.3、対して普通の鉛は11.34、鉄が7.85)ズシリと重い。落下が鉛よりだいぶスムースなような、、、。
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<100gの鉛(上)とタングステン(下)。写真では大きさはあまり違わないように見えるが、実際はだいぶ違う>

レアーメタル(希少金属)に分類されるタングステンで作られたジグは、当然の事ながら鉛や鉄製よりだいぶ高価である。失くするともったいない、、、と思いながらの主役の投入である。

モーターアシストのジギング開始。まず1回目のシャクリ、2回目、3回目、そしてガツン!グイグイ走る、久しぶりの4~5ポンドクラスのマグロらしい小気味良い引きの感触が何とも言えない。思わず笑みがこぼれる。しかし、、、しばらくして笑顔が怒顔に、、、。下の方で選手交代があったようで急に重くなった。糸が出始めたが、、、バレた。やっぱり、、、。大事な新品のジグを持って行かれた。あ~ぁ、もったいない!
これでジグを咥えたこのサメは当面食い気を無くするだろう。ヨシヨシ、すぐジグを入れれば大丈夫かも知れないという想定の下に、またタングステンの100gのジグを落とす。4~5回シャクッたらアタリ。よ~し、サメが気付かないうちに、と思って懸命に巻く(モーターが頑張る)。しかし、無情にも1回目と同じ展開となり、大事なタングステンジグがまた逝ってしまった。これで2匹目のサメも食い気を無くしたはず、チャンスかも?今度は60gのタングステンのジグを落とす。50~60m落ちるのにちょっと時間がかかったが、これにもマグロらしいアタリがあった。しかし、またやられた。ジグのすぐ上のリーダーを斜めにシャープに切ってあった。ガックリ、、、。

ここで気分転換のため、水面で跳ねる魚を追いかけてルアーを投げる事に、、、。ナブラは極めて小さく、それも船が近づくと消滅してしまう。懸命にユミヅノを遠投するが反応なし。キャプテンも、「ナブラ攻め」と称する新しいジグ(56gかな?)を投げるが、こちらも魚信無し。極小のナブラではチト難しい。しばらくやったがギブアップ。

さて、ジグを咥えた3匹目のサメも食欲不振に陥っただろう。もうちょいジギングで頑張ってみよう、という事になった。しかし、もうこれ以上、残り少ないタングステンジグを取られるのはイヤなので、100g前後の古いボロジグでトライする事に、、、。カボサンルーカスかデトロイトで買った赤い色の変な形のジグである。しかしこいつにもマグロらしいのが食った。ジグはナンでもいいらしい。そして、またサメが来た。その後もまた古いジグを一つ取られた。マグロの食いは立っているが、どれくらいの数のサメがいるのか想像もつかない。さて6個目のジグ(ボロジグも手持ちが少なくなって来てしまった)にもマグロが掛かり、しばらく後にサメに変身した。ハリの掛かり所が良かったのか悪かったのか、今回は切ってくれない。キャプテンが「海面まで上げて懲らしめてあげよう」というので、老体に鞭打って頑張る。怒闘の30分が経過。
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<重いサメ相手は、このライトタックルではチトきつい。ラインを指で押さえて竿先を上げておいて糸を巻くが、すぐ出されてしまう。サメが船の下へ潜ると腰が痛い。腕も疲れる。それでもオッチャンは頑張る>

しかし、なかなか上がってこない。更に10分、怒りのファイトは続く。ヤツもすこし疲れたようで、じりじりと上がって来た。残り10mを切り、魚の輪郭がボーと見えた。ヤヤヤ、、、、と思ったが、やっぱりサメ色だった。
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<写真がイマイチだが、サメを確認>

はっきりサメを確認したと思ったらヤツが一気に反転、また40m近くまで潜ってしまった。これが大型のマグロだったら一命を賭して頑張るのだが、、、もうアカン、ギブアップだ。しかし小さい電動リールは、指でスプールを押さえつけてラインを切るのは難しい。結局船のクレートにラインを巻きつけて切る事に、、、。チックショー!一日でジグを6個も取られたゾ。特に新品のタングステンジグを3個やられたのが痛い。マグロの食い気が立っている時は、100gくらいのジグなら色も形も問わないようである。しかし、サメがウヨウヨいるのは間違いない。C-BuoyやF-Buoyも似たような状況らしい。このままサメに居付かれてしまうと、ブイ周りのキハダゲームが難しくなってしまう。底物は禁漁中だし、これから何を狙えばいいのか?悩みは尽きない。

完璧なボーズで港に帰って来た。近くのチャーターボートのキャプンと話をしたところ、「この前釣ったサメは、クチにハリを4~5本刺したまま食って来た」と言っていた。ジグの4つや5つ、クチからブラ下がっていてもやつらは平気なのかも知れない?困ったものだ。次回もOT-Bouyへ行ってサメ釣って、取られたタングステンのジグを回収すべし???

さて、港に帰って、船からPierに飛び移ろうとしたら思ったより距離があり、Pierに着地したものの、体重が海側に残ってしまった。スローモーションの部分が終わり、気が付いたら海の中からアタマだけ出していた。寒くなく暑くなく、、、意外と快適? 海の中から、近くにいたオジサンに笑いかけたら、ニッコリと笑い返してくれた(有難う)。しかしよく考えるとアチャ~である、携帯電話が、財布が、、、、当然すべてズブ濡れ。携帯電話は何故かブルブル震えていた。車へ行っていたキャプテンが船へ帰って来た時は、私は既にずぶ濡れのままPierに上がっていた。ニコニコ笑いながら近寄って来る。こちらは死ぬ思いをしたばかりなのに失礼なヤツじゃ!しかし、よく聞いてみると、何かの拍子に水道の水をかぶったものと思ったらしい。確かに、、、普通は海へ落ち込まないわなぁ~。トイレで、濡れたモノを全部脱いで絞り、ズボンだけ履いて家へ帰った次第、、、。
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<帰りの車の中。胸を掻いているのではなく、腕の筋肉を強調しようとしているのだが、、、。誰も解ってはくれないだろうなぁ~?>

基本的には大いなる厄日だった。明日は早速「御札」を元の位置に戻そう。


Fishing Report用メモ:
Ahi: 6匹 すべてサメに取られた

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2011年2月21日 (月)

釣り船とバナナ

アメリカの釣り船には「Banana Myth」というヤツがある。「バナナを釣り船に持ち込むと魚が釣れない」という迷信である。Fishing Charter Boatにバナナを持ちこむと真剣に怒る船頭さんもいると聞く。もちろん全く気にしない人達もいる。

船とバナナとBad Luck」の言い伝えにはちょっとした歴史的な背景がある。バナナは中央アメリカから船で北アメリカへ運ばれて来るが、むかしバナナには毒グモが付いている事が多かったらしい。このクモに噛まれると、激痛だけではなく運が悪ければ死に至ったとの事。当然荷役人夫達はバナナボートの荷役に回されるをBad Luckだとイヤがる事になる。この「船とバナナとBad Luck」の事実が迷信となって「釣り船にバナナ」は「Bad Luck」となったようだ。

迷信というものは、一人でも信じる人がいると周りの人達に伝染していく。釣り船の場合も同様で、一人でもこの「釣り船にバナナはBad Luck」を信じる人が乗っていると、船全体に影響を与え、そんなムードになってしまう。そうなると活気が失せ、集中力が無くなってくる。ひいてはそれが乏しい釣果につながるという事になる、、、らしい。

バナナのオイルと臭いを魚が嫌うので釣れない、という事を言う人もいるらしいが、それは間違いのようだ。ある船頭さんが、バナナの皮をルアーに貼り付けて魚を釣って(実際に釣れた)関係ない事を証明らしい。

という事で、今日はこの「Banana Myth」に挑戦してみる事にした。ちょうどタイミング良く裏庭のバナナを120本ほど収穫したばかり。4本程今日の釣りに持って行ってみよう、という事になった。さて、どんな結果になるか、、、?
そして、今日も「良型のEhuを最低1匹(OnagaでもOK」のミッションを背負っての出漁。姿造り用のEhuかOnagaが必要ならしい。「大事なミッションのある日に、無理に妙な迷信なんかに挑戦しなくてもいいのに、、、」とMdキャプテンは思っていたらしいが、小生自身は「迷信なんて、、、」であった。

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<Apple Banana4本を持って「釣り船とバナナ」迷信に挑戦>

最近はEhu(ハチジョウアカムツ)が欲しい時は「Point-7」、という事になってきているので空港沖の「Point-7」へ直行。今日も往路のトローリングは不発、魚信がないままに目的地近くまで来てしまった。いっその事、まず「ONA-1」ポイントまで足を伸ばしてOnaga(ハマダイ)を狙おう、という事になり更に北上。「ONA-1」ポイント近くの水深240~250mで竿を2本出す。しばらくアタリがなかったが、2流し目に左舷の竿にいいアタリ。強いアタリだが、引きの感じがカンパチ程荒っぽくはなく上品である。ここは大型Onagaのポイントだと言われれている。10ポンドオーバーの「美しい海の貴婦人」Onagaか?電動リールが時々止まってしまうが、順調に上がって来ている。ワクワクしながら竿を見ていたら、、、ヤヤヤヤ、竿先が一気に海面に突っ込んだ。強く絞ったドラグからどんどんラインが出て行く。ヤバイ、、、がなすすべなし。このあたりにはサメが多い。竿を手持ちにしてファイトしてみようとしたが、とてもじゃないが、、、。Mdキャプテンが「水面まで引き上げて棒で叩いて懲らしめてやって!」と無理な注文を出す。残り150mくらい、このサメ(大きそう)を水面まで上げたら、逆にこちらが懲らしめられる事になるのに、、、。ハリスは20号なので、切るのは難しくはない。思い切りドラグを締め、スプールを指で押さえたら切れた。あ~ぁ、記録更新のOnagaだった可能性が高かったのに、、、(こういう場合の想像は自由)。ひょっとしたらアタマくらいは残してくれているかなと思ったがハリまで取られていた。早々のミッション完遂の機会を逸して二人でガックリ。

そして今度は右舷の竿にアタリ、これはEhu的な心地よい引きだ。「よろしい!リールよ、急いで巻いてくれ」と願いつつ見守る。しかし、、、である。だいぶ上がって来た所でリールのスプールが煙を出すぐらいの勢いで逆転し始めた。悪夢の繰り返しだ。早くラインを切らないとドラグがすり減ってしまう。そのまま思い切ってスプールを指で押さえたら切れた。「バナナとBad Luck」がチラッと頭の隅をかすめる。迷信を笑ったバチが当たったか、、、、???

今日の「ONA-1」ポイントは魚の食いは悪くは無いが、サメが闊歩していてはどうしようもない。諦めて「Point-7」へ戻る。ここでもいきなりEhu的なアタリがあった。サメとはだいぶ離れたので大丈夫だろう、とお思いきや、、、。ヤツはここにもいた。そして続く2匹目も同じ運命に、、、。今日は何故か異常にサメが多い。またまた「バナナとBad Luck」迷信が、、、今度はチラッと頭の隅をかすめるのではなく、頭にスッポリ覆いかぶさって来た。移動。

NELHA沖の「Point-9」まで戻って水深240m前後でエサを落とす。しかし、ここは今日も潮の流れがおかしい。魚探では240mくらいの水深になっているのに、電動リールの水深計によると、2本のラインは370~380mくらい出ている。水面近くではラインは真っ直ぐに下りているのに、、、だ。どんどん浅い方向に船が流される。時々オモリが根掛かりする。まあナンとか外しながら流していると待望のアタリが来た。「リールよ、急げ!」と叱咤激励しててしまう(意味無いゾ!)。今回は無事上がって来た。しかし、ベラだった。「ベラならベラらしくもっと浅い所に居ろ」とはいっても、このキスジアカボウは深い所が好きなベラであり、無理な言い掛かりである。
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<ベラの仲間だが、深い所が好きなキスジアカボウ(英語名もハワイ語名も不明)>

浅場に流された所でまたアタリがあったが、上がって来たのは、、、。
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<ナメモンガラ(Redtail triggerfish)。よく家内が、「お義母さんと同じクチをしている」というクチ(魚でなく人間の方)がこれである。小生の兄弟姉妹ならわかるかな???>

竿に変な反応が出たので、巻きあげてみると2本のラインがグチャグチャにモツれてしまっていた。Sho~~~ot!Cusswordsを吐きながらほどく。時間が掛かる。ここも釣りにくいので移動。最後の砦はKailua Bay沖のOpakapakaポイントとなった。

途中のトローリングでは、一度キンキン(King Busterという小型ルアー)にアタリがあったがバラシ。虎の子のカツオ(多分)も取り込めず。着いたKailua Bay沖では魚の気配さえ感じられなかった。「バナナに乾杯」、、、ではなくて「バナナに完敗」である。どちらかというと迷信などはあまり信じない方なので、次回は大事なミッションが無い時(迷信を信じかけている、、、)にバナナに再挑戦してみよう。

ところが、、、である。今日は「底物ボウズ」にもかかわらずMdキャプテンの機嫌がすこぶる良い。その理由はこれだった。
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<豪快なザトウクジラの背面跳び>

うちのキャプテンが、その職務を放棄してまでずっと狙い続けていたクジラのジャンプ。今日はその写真が数点、90点くらいの出来で撮れたとの事(ブログ参照)。良かった、良かった。しかし、これでもう「北の方(クジラが多い)へ釣りに行こう」と言ってくれなくなってしまうかも?まあいいか。

Fishing Report用メモ(2/21):
多分Onaga: 2匹 サメに取られた。
多分Ehu: 2匹 サメに取られた。
キスジアカボウ: 1匹 リリース
ナメモンガラ: 1匹 リリース

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2011年2月10日 (木)

うちのキャプテン職場放棄?

今日は空港沖をやり過ごし、更にOnagaポイントを通過して北上、未知の北方漁土?でPaka(オオヒメ)のポイントを開拓するつもりで出船した。カツオ狙いのルアーは引いていたが、Onagaポイントまではよそ見もせず(何も釣れず)順調に航行。空港沖からOnagaポイントにかけて釣り船がやけに多い。このあたりでブルーマーリンが食っているようだ。
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<穏やかな冬のGround(Kona港沖から北にかけての海域の通称)沖>

Honokohau港からOnagaポイントは結構遠い、”折角ここまで来たのだからヒト流し~フタ流ししてOnagaの2~3匹でも、、、”という気になるのも仕方のないところ。一番遠い「ONA-3」ポイントで、ほんのちょっとのつもりで竿を出しのが間違いだった???まずHogoとEhuが一荷で来た。
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<Hogo(Ogoとも言う=ヒオドシ=Large-headed scorpionfish)とEhu(ハチジョウアカムツ)。赤い深海モノは殆どが美味。Hogoも例外ではなく、地元の人達はスープにすると最高という。>

そして良型HogoとEhuのダブルヒット。
P1000262
<ヒオドシ(Hogo)とハチジョウアカムツ(Ehu)>

そろそろOnagaも一発、、、” なんて思い始めると「ONA-3」ポイントを去り難くなり、結構頑張ってしまったが、どうにか未練を断ち切り北上。Kiholo Bay沖までは行かないが、かなり北へ来た。Paka狙いの水深150~160mでいいアタリが、、、、。しかしナンだか変。水深4~5mの所まで上がって来た。白い魚体が見える。カンパチではなさそう。その近くに1m(と見えた)くらいの大きさの魚が泳いでいるではないか。思わず「サメでない大きい魚がいる!と叫んでしまった。釣れている魚を焦って巻き上げる。はやくエサを入れないと追ってきている魚が逃げてしまう。釣れていた白い魚は久しぶりのUku(アオチビキ)だったが、、、。
P1000280
<あぁ無情、、、。下半身がナイフで切ったように噛み切られたアオチビキ(
Uku)。美味しい魚なので持って帰って食べよう。>

オトーサン、その大きい魚はサメだよ」ってMdキャプテンに笑われてしまった。 噴出したアドレナリンは、どないしてくれるんじゃ!、、、ということでエサは入れずに場所移動。

あっちにもこっちにもクジラが見える。ここで少々問題が発生。
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<ザトウクジラ(Humpback whale)。標準的な個体で長さが11~16m・体重~30トン、最大20m・60トンにもなると言われる大型ヒゲクジラ。我が艇が長さ8.5m・重さ3.5トン程度だから、ザトウクジラの巨大さが解ろうというもの。>

クジラ君が大きくジャンプ、またジャンプ、そしてまた、、、。入れた釣り糸がナナメに流れてしまっているが、キャプテンはそれどころではなく、釣りは完璧に無視。無心にカメラでクジラを追っている。「ダメだよ」というため息が聞こえてきた。何度かあった迫力十分のジャンプの写真がタイミング良く撮れなかったようだ。巨大なクジラが、体の半分以上を空中に出してジャンプする姿なんて、こんな近くではなかなか見る事は出来ないのに、、、。しかし、あっちにもクジラ、こっちにもクジラ、、、。「Opakapaka?それがどうかしたの?」という感じで、キャプテンは完全に職場放棄状態。「こりゃアカン」というコトで釣りは諦め、しばし私もWhale Watchingに専念。やっとの事で我に返ってくれたが、キャプテンの機嫌はイマイチの様子。写真はいっぱい撮ったが、残念ながら満足のいくショットが無かったらしい。「またこのあたりには来ようね」との事。もちろんOpakapaka釣りではなく、クジラの写真を撮りに、、、というコトだが、、、。まあ同床異夢、それもまた良し。

Opakapaka狙いの水深150~160mでGindaiが釣れた。Gindaiは200m以上の深場に生息しているものと思っていたが、意外に浅い所にもいる事がわかった。
P1000314
<わりあい良型のシマチビキ(Gindai)。この透明感がナンとも美しい>

予定通りカンパチも釣れた。
P1000323
<Kahala(ヒレナガカンパチ=Almaco jack)。口に掛かったハリは糸が切られていたが、シッポにもうひとつハリが掛かってスレで上がってきた。本来なら「糸を切って見事逃亡」という事だっただろうに。悲運の主人公だよ、気の毒に。リリースしてもらったので、まあいいか?>

本日最大の立派なEhuが水面でハリから外れた。しかし潜って行かない。水面でひっくり返ってピチピチ動いている。まだ回収のチャンスありとみて玉網を取りに走る。しかし徐々に船から離れて行ってしまった。入れていたもう一本のラインを慌てて巻き上げ、追跡態勢に入る。しかし、あ~ぁ、10mくらい先に見えていた赤い姿が見えなくなってしまった。もったいない。今回の釣りはバラシが多かった。ハリを5本に増やし、アタリが出たら思い切り待って追い食いさせ、一度に4~5匹釣ってやろう、、、なんていう強欲な魂胆にバチが当たったか???5本バリは3本バリよりモツレやすく、余分な手間が掛かるし、追い食いさせる時に隣のラインに絡むコトもある。どっちが効率的なのか?キャプテンは「3本でいいよ」と言う。糸やハリがモツレて、私が怒りながら見えない老眼でモツレと格闘しているのを見ているのがイヤならしい。準備してしまっている5本バリの仕掛けを使い切ったら3本バリに戻そう。やっぱり「ヨメの意見とナスビの花は千に一つの無駄が無い」という事かな?

今回の北方漁土開拓は見事に失敗。しかしクジラ君のお陰で再度チャンスが貰えそうだ。また行って、次回はキッチリ結果を出そうゾ。

帰途のトローリングでMahimahi(シーラ)が釣れた。どちらかというとカツオの方が有り難い(エサの在庫が無くなってきている)のだが、、、。まあ欲は言えない。
P1000329
<Mahimahi(シーラ)。こいつが釣れると船のデッキが血みどろの修羅場と化す。写真は凄惨な殺人現場のようなので掲載せず。>

Fishing Report用メモ:
Ehu: 4匹 5.4ポンド
Hogo: 2匹 5.4ポンド
Gindai: 1匹 2ポンド
Uku: 1匹 サメに食われた
Kahala: 1匹 リリース
Mahimahi: 1匹 5ポンド
Deepbody boarfish(ヒシダイ): 2匹 リリース

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