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2014年6月13日 (金)

セオリー通り

コンディション:
  干潮: 9:09am
  満潮: 4:27pm
  
  日出: 5:46am
 
  日没: 7:04pm
  風の予報(NELHA沖 @11:00am): 10 mph
  波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 2.0m 周期 12 Sec
  月: 13夜(早朝はかなり明るい
 
  Small Craft Advisory(小型船舶注意報): 発令中。

  Cage Buoy:中間の位置
          

  潮流(正しいかどうかは不明だが、それらしいサイトが見つかった):
             グラウンド: 表層↓。水深200m↙。
      Kailua Bay: 表層↘。水深200m←。
             Kealakekua: 表層↘。水深200m↖。
      <潮の方向と釣果の因果関係は不明。釣りは解らない事だらけ。
        一度お魚さんと話をしてみたいものだ>  

予定:
今日は元キャプテンが、
しばらく行っていないでしょ。行ってもいいよ
と言ってくれたので、お言葉に甘える事にした。
グラウンドは大丈夫かな?」
と思ったが、Small Craft Advisoryが残ってしまった。悪い予報ではないのだが、ちょっと微妙な感じである。久しぶりにグラウンドでOnaga(ハマダイ)、Opakapaka(オオヒメ)、Aku(カツオ)を狙ってみたいのだが、、、。


実釣報告:
、、、と出発前は思っていたのだが、港を出た所で予定変更。グラウンドは厳しそうな感じがする。Uターンの可能性が高そうなので、最初から南へ行く事にした。久しぶりにMd-キャプテンの操舵で愛艇は南へ走る。

まずKaiwi Point南(というよりKailua Bay沖かな?)でBottom-Fishing開始。
第1投目は船の流れが読めず、浅い場所に流れてしまって不発。
更に南へ移動。

第2投目はKeauhou Bay沖にて。
ここでは「ビリビリ」的なアタリがあり小さい魚が乗った。追い食いを待つ。しかし大したアタリは無いまま巻き上げ。思いがけず3点掛けではあったが、、、。
P1270448
<Golden kalekale(ハワイチビキ)とSenbei fish(ヒシダイ)2匹の3点掛け。本命ではないが美味しい外道達だ>

Keauhou Bay沖での第3投目。第2投目よりはだいぶ強いアタリがあり、予想通り良型のEhuだった。
P1270450
<Ehu(ハチジョウアカムツ)の一荷>

上の写真の大きい方のEhuが何かを吐き出した。
P1270452
<Ehuが吐き出したHogo(ヒオドシ)の幼魚。可哀想に、、、合掌>

第4投目。
P1270454
<Golden kalekale。右手のポーズは意味なし>

第5投目。
P1270472
<Ehu。ちょっと小ぶりだがOK>

最近Opakapaka(オオヒメ)を釣っていないので、Opakapakaが釣りたい
という事でRed Hillへ移動。
Opaka狙いの第1投目はエサ取りのササやかなアタリがあり、10個のエサが殆ど全部盗られた。
第2投目もかすかなアタリで上がってきたのはコイツだった。
P1270475
<Hawaiian deep anthias。美味しいが、如何せん小さいので身が少ない>

次は外道中の外道の一荷だった。
P1270477
<ナメモンガラ(Redtail triggerfish)。食えない奴ら、、、である。食う気になれば食えるだろうが、敢えて食いたいとは思わない>

Opakapakaは諦め、カツオ・マグロ狙いでKanpachi-Buoyへ移動。
途中
あら、前の方でシブキが上がってる。魚かしら?
とMd-キャプテン。
慌ててキンキンを流し、シブキの方角目指して走る。
やっぱり魚が跳ねてる
小さいながらもナブラだった。
P1270482
<この写真では魚が1匹しか見えないが、一応ナブラと呼べるものではあった>

さあ来るぞ!!
と言いながら、ナブラの真ん中を走り抜ける。しかしアタリ無し。
Uターンし、再度ナブラの中へ、、、しかしスカ。2~3度繰り返したがダメだった。
諦めてKanpachi-Buoyへ向かう。

Kanpachi-Buoyにはいつものボートはおらず、大きい作業用の船が養殖カゴを引き揚げて何かやっていた。釣りにはあまりよろしくないのかな?
P1270487
<引っ張り上げられた養殖カゴ(普段はカンパチが1500匹やら2000匹やら入っているらしい)とカンパチの作業船>

アッ、イルカがいるよ
というキャプテンの声。
あ~あ、万事休す」(チト気が早いような、、、)

「♪♪♪~ イルカは青く 苔むして 古城よ独り 何偲ぶ ~~~♪

思わず歌が出てしまった(ナンぞ関係があるんかい???)。ナンの脈絡もないが、Wtさん(横浜ではなく田舎の方)の影響がまだ消えていないようだ。
そういや、加賀の方のオヤジギャグの人は避梅雨(避暑という言葉があるのだから避梅雨があってもいいだろう)にコナへコナいのかな?モタモタしていると梅雨が終わってしまうぜよ。

しばらくキンキンを引きながらBuoyの周辺を走ってみたがダメだった。
あちこちで魚が跳ねてるのにおかしいわねぇ~
とキャプテン。
釣れてもイルカにやられるだろうなぁ~
と言いながらも、取り敢えず釣らない訳には行かない。
Buoyから少し離れて船を停める。
前の方で魚が跳ねている。何気なく見ていると、角のようなモノが見え、次いでアタマが見えた。
カジキだ!
カジキが頭を出してBait Fish(というよりカツオやマグロだろう)を追っているのだ。初めて目にする光景である。キャプテンが慌ててカメラを手にするが時すでに遅し。カジキは潜ってしまった。
あ~ぁ、折角のシャッターチャンスだったのに、残念

右舷の竿受けにエサ釣りの竿をセットし、左舷でジギング開始。私が一生懸命ジグをシャクッていると、
アッ、来たよ~
というキャプテンの声が聞こえた。
エサ釣りの竿にアタリだ。
慌ててジグを巻き上げ右舷へ移動、ファイトに備える。、、、と言っても電動リールに、
ガンバレ、ガンバレ
と声を掛けるだけではあるが。
何だかモンガラっぽい引きだよなぁ~
まあモンガラならイルカに盗られてもいいか
なんて言いながら、魚が上がって来るのを待つ。竿受けに竿を付けたままダイワのタナコンブル1000が頑張る。しばらくしてクッションゴムが見えて来た。
そういや、3mのクッションゴムを入れてあるのを忘れていたよ
と言いながらクッションゴムを掴むと意外と引きが強い。明らかにモンガラの引きではない。マグロ釣りに初めてクッションゴムを入れてみたので、引きの感覚が解らなかったのだ。
マグロかカツオだ!速くしないとイルカにやられる!
という事で一転、死にもの狂いでクッションゴムを手繰る。魚が見えて来た。キラリと金色に光った。
マグロだ
幸い近くにイルカの姿は見えない。4~5艘いる他のボートへ出向いているのかも知れない。
ラッキー
という事で、無事マグロがボートに上がった。
ちょうどイルカにとって食べごろサイズのマグロが無傷で上がって来るのは結構珍しい。
P1270496
<メバチかな?5~6ポンドだろう>

今日はマグロのエサ釣りに胴突き仕掛け(2本バリ)とコマセカゴを使ってみた。
再度エサを落とす。
竿をあおってコマセを撒くと、、、。
『ガッツーーーーン!!!』
『フィッシュ・オーーン!!』
絵にかいたようなセオリー通りの展開となった。
巻いて巻いて巻いて!!!
キャプテンから指示が飛ぶ。
イルカとの競争だ。

「♪♪♪~ イルカは青く 苔むして 古城よ独り 何偲ぶ ~~~♪

なんて歌っている余裕はない。
アッ
一瞬竿が大きく絞り込まれ、すぐピンと水平に戻った。同時に魚の反応が竿先から消えた。
やられた、S.O.B.
今回はイルカは見逃してくれなかった。まあ、見逃してくれる方が珍しいのだが、、、。

大きいのを掛けたら見逃してくれるよ
とキャプテン。
よ~し
という事で、水深120mの深場へエサを落とす。
コマセを振るのを待っていたかのようにまたアタリだ。再度セオリー通り。
いいねぇ~。これが釣りの醍醐味だ。
汚い臭いコマセが無くても魚は釣れるよね
とキャプテンは言うが、やはりコマセの効果は絶大(ちょっと???)なのだ。
今回のヤツはクッションゴムを物ともせず、ラインを引きずり出し始めた。
大きいゾ
とにかく速く上げようという事で、Gimbal(ファイト用のベルト)を付けてアシストに入る。クッションゴムで魚の突込みが吸収され、ファイトがやりやすい。大きそうではあるが、ポンピングを入れると割合電動リールが巻いてくれる。クッションゴムはGood Ideaかも知れない。
あと50m
まだ魚の元気な反応が竿に伝わって来る。
よっしゃ~!このサイズならさすがのイルカも食い切れないんだろう
20m
こいつは貰った!
と思っていると、
イルカが来たよ!
というキャプテンの声。
見ると数頭がこちらへ向かって来ている。
数m下にマグロの姿が見えて来た。
このザイズなら食い切れないだろう
とは思うが、取り敢えず焦る。
マグロがキラりと光った。
ヨシヨシ
と思っていると、、、。
来た!!!
格別大型のイルカがワタシのマグロに忍び寄って来るのが見えた。
このサイズでもやられるのか?
と思った瞬間、竿がヒッタクられるような衝撃が腕に伝わって来た。
しばらく綱引き状態になった。
まさかイルカがハリ掛かりしたのでは?
という懸念が走る。
それはいろいろと困る
のである。
リールのスプールを親指で押さえて頑張るが、ズルズルとラインは出て行く。左右に首を振っているようだ。
このままイルカが走り始めたらどうなるんだろう?
ライン全部盗られてリールのドラグを壊されるんだろうか?
と考え始めた所でテンションが消えた。
ホッ
ではあるが、非常に残念でもある。
しかし重さはまだ残っていた。
ひょっとしたら今晩のオカズの分くらいは残しておいてくれたのかな?意外といいヤツだったのかも
と思ったりもしたが、考えが甘かった。
P1270502
<上がって来たのは相当大きなアタマだけだった。無理すりゃ一人前くらいの刺身は取れるかな?カブト焼きも考えたが、顔は傷だらけだったので捨てた。それにしてもこのサイズのマグロでも一噛みで胴体を持って行ってしまうとは、、、。Steno dolphin 恐るべし>

マグロが居る事は解っているのに残念ねぇ~
とキャプテン。
時間も4時近くなった事だし、
「これ以上やってもイルカにエサをやるだけだろう
という事でギブアップ。
P1270514
<作業船はいなくなりBuoyだけが残った>

トローリングをしながら帰途についた。


Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 5ポンド
Ehu: 3匹 3ポンド
G. Kale: 3匹 3.3ポンド
Senbei: 2匹 0.5ポンド
Anthias: 1匹 0.3ポンド
Ahi: 2匹 イルカに盗られた
Triggerfish: 2匹 リリース

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コメント

相変わらずで、何よりです。やっぱ漁師は週一漁に出ないと、組合員の資格を失いますよ。それにしても、もったいないメバチだったなぁ。イルカが釣れると「いろいろと困る…」とは、政治上の問題ですか? 

投稿: 西潟”魚屋”正人 | 2014年6月14日 (土) 14時57分

西潟さん:
これまで数え切れないくらいのマグロやカツオをイルカに盗られていますが(多い日は一日で数匹)、イルカは賢いのでハリに掛かった事は一度もありません。エサにしている小さいムロアジでも上手に取って行きます。実際にイルカがハリに掛かる心配はあまりしていないのですが、あの体とスピードで間違ってハリ掛かりされたら、こちらはなすスベがありません。特に大マグロ狙いの強いラインを使っている時は切るのが大変ですね。リールを壊されると、ついでに竿のガイドを飛ばされたりする可能性もあり、クワバラクワバラです。
ご存じのように、こちらはイルカに関しては喧しく言う人がいます。イルカはRegulate(管理)の対象ではありますが、捕獲すると法律で罰せられる訳ではないようなので(詳細不明)、法律的な問題というより感情的な問題でしょう。ハワイではDolphin Watchingなどの観光事業上の大切な資源でもあり、イルカに生活が掛かっている人達も多々います。まあ「さわらぬ神に祟りなし」というところでしょうか?
人食いザメとして悪名高いTiger Shark(イタチザメ⇔もっとカッコいい日本名付けてやれや!)でさえウルサい人はいます。そのうちに「マグロは賢いのに釣るのは可哀想、釣るのをやめさせて!」なんて言う人も出て来るかもしれませんね?まあそれまでに釣りはやめます。

投稿: A-Jack | 2014年6月15日 (日) 06時46分

ナメモンガラは八丈島周辺を主産地として、東京都の学校給食にも登場します。フムフムヌクヌク同様、けっこう美味しい魚ですよ。

投稿: 西潟”魚屋”正人 | 2014年6月16日 (月) 22時20分

西潟さん:
学校給食に対応できるほどの数が釣れるという事は、八丈島あたりには専門に狙っている漁師がいるんですね。カワハギ系の魚だから美味しいくても不思議ではないですね。一度食べてみるかな(こればっかりだよ⇔根性無し!)。

投稿: A-Jack | 2014年6月17日 (火) 06時46分

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