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2014年3月20日 (木)

釣りにも格調は必要か?

コンディション:
  
  満潮: 6:48am
  干潮: 12:21pm
  
  日出: 6:29am
 
  日没: 6:36pm
  風の予報(NELHA沖 @11:00am): 10 mph
  波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 2.3m 周期 13 Sec
 
  Small Craft Advisory(小型船舶注意報): 解除されている。
  Cage Buoy: ここしばらく北の定位置(我が家の前)に有り。
          
  潮流(正しいかどうかは不明だが、それらしいサイトが見つかった):       
      グラウンド: 表層は南から北へ。水深200mも南から北へ。
      Kealakekua: 表層は南東から北西へ。水深200mでは北から南へ。
      
      <グラウンドの駆け上がりに南からの潮が当たる感じ。今日の底釣りは
        グラウンドがいいかも?>
予定:
今日は木曜日、イレギュラーな出漁日である。仕事のあるYsさんは当然参加せず。代わりに4か月ぶりにMd-元キャプテンが舵を取ってくれる事になった。今日はまあ”夫婦で海上遠足”みたいなモノかな?弁当持って、コーヒー持って、オヤツ持って、、、。ランラランララン(小学生かい?)。
今日は遅くまでやってもいいよ
という元キャプの許可まで出た。
マリアさま(Rockさん命名)、菩薩さま(Fjさん命名?)、ミドリーヌさま(誰の命名だったかな?
・・・・・ ナマンダブ、ナマンダブ。
とは言っても、甘えてばかりでは男が廃る。
ビシバシ釣って、トットと帰るのだ。
目標は昼過ぎの帰港
を心に誓う。

あるインターネットサイトの情報では、グラウンドの水深200mは潮が南から北へ流れているとの事。グラウンド入り口駆け上がりのEhuポイントに南からの潮が当たって、グラウンドは底物には良い潮のはずである。しかしながら、「水深200mの潮流をどうやって測っているんだろう?」という疑問はある。そのうちにサイトの管理者に問い合わせてみよう。運が良ければ返事をくれるかも?

さて、潮流の方向は気になるが、やはり大マグロの方がもっと気になる。
朝一でマグロを狙ってみる?
という元キャプの提案に反対する理由は無い。取り敢えずCage-Buoyを目指して走る事にしよう。大きいマグロを釣りたい気持ちには偽りは無い。しかし大きいマグロは釣った後が厄介なのだ。やっとの思いで魚をデッキに引っ張り上げた段階で、65歳の人間の方がもう既にグロッキー状態に近くなっている。しかしそんな事は言っておられない。残った力を振り絞る。まず血抜きするため魚を抑え込み、包丁を入れてエラを切る。するとドキッとするくらい
ドック、ドック、ドック
と音を立てて血が流れ出る。その上、ヤケクソになって(当たり前だろう。向こうさんは死にもの狂いなのだ)暴れてくれる。
この前Ysさんが釣った60ポンドのマグロは、血抜き直後にエンジンがかかってしまった。
バタバタバタバタバタバタ」(痙攣の激しいようなヤツ
当然デッキは血の海となり、船上は戦場さながらの凄惨な光景となる。
写真班のNomさんが足を掬われそうになった。結構危ない。バタバタはしばらく続く。身焼けには良くない。50ポンドを超えると、クーラーボックスに収まり切らない。魚が観念しバタバタが収まると、キャビンからクーラーバッグ(長さが1.6mあり、100キロくらいのマグロが入る)を引っ張り出す事になる。何とか魚をバッグに放り込み、上から氷を入れて、潮水を入れて、、、。マグロは迅速にシッカリ冷やさないといけないし、体温も高い。必要な氷の量も相当なモノになる。港に帰ってからも一騒動だ。

、、、てな事で、マイナス要素ばかりを考えていては物事は前に進まないよねぇ~、ナンチャッテの軟弱漁師さん。
グチャグチャ言う前に釣れ!」
って言われるだろうな?
さて、しょうーもない事を考えている暇はない。今日、「白身魚好き」(カツオも好き⇔ナンでもいいのかも?)の友人がコナにやって来る。マグロなんかにかまけてなんかいないで、OpakaかEhuを釣る必要もある。ついでにタタキ用のカツオも2~3匹釣れるといいのだが・・・・。

実釣報告:
今日は大マグロに備えて、我が家の冷蔵庫2台と冷凍庫1台を駆使して氷を作り溜めし、いつもより多く持って来た。クーラーバックを出す準備も出来ている。元キャプが、
ギャフは出した?
と聞くので、キャビンから出して来てデッキにセットした。
前回のメバチに傷つけられたリーダーは一回り太い26号に換えた。
準備は万端
大マグロよ、どこからでもかかって来い
である。
ただ、何事も準備が出来ている時は、往々にして・・・・・なんだよねぇ~。イヤな予感がしないでもない。余った氷を帰港後に港で捨てている光景が脳裏に浮かんだりして、、、。

8時前にCage-Buoyに到着。
P1250840
<何度かブログに載せているが、これが人呼んで「Cage-Buoy」。「Kanpachi Buoy」とも呼ぶ。普段はボートは無人で、Timerを使ってCageの中のKanpachiにエサを与えているようだ。ボートの右の方の水面近くにカンパチ養殖用の大きなCage(カゴ)が沈んでいる。時々何故か養殖カンパチがカゴから脱走し、このボートの周辺に居つく事があり、それを狙って釣る悪いヤツ(誰だろう?)がいる。小さいカンパチだが結構旨いので私は好きだ>

朝食時の大マグロ君を狙ってジグを落とす。
今日も3シャクリで食って来るだろうか?

ところで毎回毎回、馬鹿の一つ覚えのように
来ったぁ~!」
というのも芸が無い。
折角”夢のハワイ”(アナクロ的表現かな?)で釣りをしているんだから、もうちょっと格調高く行くべきだろう。
アタリがあった時は、せめて
Fish On!!!
と英語で叫ぶ事にしよう。
ついでにバレた時の表現も考えておかないと片手落ちになる。
バラした時、思わず出てしまう
Fで始まるFour-Letter-Word, Fxxx
はブログに使うべき言葉でない。
Sで始まりtで終わるFour-Letter-Word、Sxxt
は少しMellow(Mellowの意味が解っているのか?)だが、これも当然感心しない。
そうなると、
S.O.B.」
か?
それとも
Gxddxmmitt!
か?
どっちにすべきか?
それとももうちょいMellowに、
Shoo~~~ot!」
がいいか?
いずれにしても、元々格調の無い日本語が、より格調低い英語になったというだけで、「格調」そのものにはかえって逆行しているような、、、。
さてさて、釣りにも格調は必要なのだろうか?

さあジグが水深120mに到達した。ジギング開始だ。
1、2、3、、、ビシッ、ビシッ、ビシッ、、、30、31、、50、51、、、」
アタリが無い。
どうした?
1投目はジグが空しく水面近くまで上がって来てしまった。
2投目も、、、3投目も、、、そして4投目、5投目も、、、空振りは続く。
Fish On!!!」
を声高らかに宣言する機会は無いのか?
Buoy周りでは、10艘余りのボートが釣りをしていた。トローリングをしているチャーターボート、Palu Ahi(大きいハンカチのような布に、刻んだイワシを包んで狙った深さで撒いて魚を寄せる釣り方)でマグロを狙っている小型のボート達の様子を覗いながらジグをシャクる。トローリングしているチャーターボートが時々停まり、小さい魚を取り込んでいるのが見える。マグロかカツオかは判然としない。大マグロを狙っている小舟の漁師達は何だか暇そうにしており、マグロを揚げている気配はない。

あっという間に疲れて来た。
何も居ない海の中で、ジグだけが一人で一生懸命踊っているイメージが浮かんで来る。何しろ軟弱漁師である。こうなるともういけない。
トローリングでカツオを釣ろうか
という事になる。
タタキ用のカツオが欲しいんだよね
と正当化し、トローリング開始。
走り始めるとすぐ左舷の竿がシナった。
来ったぁ~!!!
と思わず叫んでしまった。
Fish On!!!」
は忘却の彼方、、、?
まあ元々「格調」という言葉には縁の遠い男ではある。
バラす事は無く無事上がって来たのは、残念ながらカツオではなくマグロだった。
P1250842
<Baby Ahi(赤ちゃんマグロ)。4~5ポンドかな?>

次は二本出した竿にダブルで来た。
来ったぁ~!、Fish Onだ!Double Hitだぁ~!
しかし
あっ、バレた
チェッ、Shoo~~~ot!」
格調も英語も何もあったものではない。
右舷はバレたが、左舷は無事上がって来た。
P1250847
<同サイズのマグロ>

そしてまた釣れた。
元キャプが、
似たようなマグロばかりで、もう写真はいらないでしょう?」
と言っていたが撮ってもらった。枯れ木(小マグロを冒涜するとバチが当たるかな)も山の賑わいだ。
P1250848
<3匹目のマグロ。写真は多いほどブログが賑わしいのは間違いない>

4匹目が釣れてから、アタリが途絶えてしまった。近くにイルカの姿が見え始めたのが原因かも知れない。
イルカが来る前にマグロが釣れて良かったネ。もっと早くイルカが来ていたら、食べごろサイズ(イルカにとって)の釣れたマグロは全部盗られたでしょうに
と元キャプ。

ほ~ら、今日は写真がきれいだよ
確かに私が撮る写真はいつもかなりいい加減だ。

小マグロはこれ以上釣っても仕方が無いという事で再度ジギングに戻る。
今日このBuoyには大マグロはいないのだろう
という先入観がとりついてしまうと、シャクるジグにも情熱が籠らない。
「♪シャクリがラクらく~♪、♪シャクリがラクらく~♪」
というコマーシャルはウソに違いない???
Give Up!
と英語で言った(ウソ)。最近はハワイに住んでいながら一言も英語を喋らない日が多く、海外生活の意味が無くなって来ているような、、、まあいいかな

さて、そろそろ白身魚調達の時間という事で、マグロ釣りはこれにて終了。
やっぱり氷が余ってしまったなぁ~
氷の入った予備のクーラーボックスの中を見るのが空しい。

久しぶりにOpakapakaを釣りたいと思い、Red Hillの水深150~160mへ移動。
サンドイッチを食べ、穏やかな海でのクルージングは快適な海上遠足だ。

Red Hill では雑魚のアタリさえ無く、
Fish On!!!
を叫ぶチャンスは無かった。

干潮の時間が過ぎた。そろそろ潮が動き始め、魚の食い気が出て来る頃かと期待しながらKealakekua Bay沖の駆け上がりへ移動。ただ、水深200mの底潮は北から南に流れているようなので、Ehu釣りには良い条件ではないかも知れない。
そんな事を考えながらエサを落とすと、やっとアタリがあった。追い食いを待つ。上がって来たのは3匹だった。
元キャプが、
3匹釣るのに10本もハリは要らないよねぇ~
とおちょくる。
今日はコマセを使っていないのを見て、
コマセなしでも十分釣れるのよねぇ~
とも。
P1250852
P1250855
<Ehu(ハチジョウアカムツ)、Golden kalekale(ハワイチビキ)、Hogo(ヒオドシ)の3点掛け>

根掛かりで、大切なスーパームツバリが10個も付いた胴突き仕掛け、242号相当のオモリ、ハワイでは買えない長いクッションゴムなど全部切れてしまった。魚も釣れていたんだけどなぁ~。
痛恨のバラシ
だった。
先日、ヒロの「Tokunaga Store」でハリを買って来ていなかったら、ハリ不足で半泣きになるところだった。

次は一荷で来た。
P1250860
<EhuとGo kale>

結構いい引きをして、
いい型のEhuかもね
と思わせながら上がって来たのはイシフエダイだった。
P1250864
<Wahanui(イシフエダイ)>

今日はビシバシと釣ってトットと帰ろう
という予定になっていたのだが、スカだったマグロに時間を取られた上に、底物も食いが悪く苦戦。白身魚も不十分な形での納竿となってしまった。最初の心づもりとは裏腹に、港に帰ったのはいつもの定刻近くになってしまった。Shimaichiでチラシ寿司を食べて家に帰ると夜の7時前だった。「昼過ぎの帰港」予定は何処へ行ってしまったのだろう?
あ~ぁ、疲れた~
とワタクシ。
しかし何故か元キャプの調子が良く、家に帰ってから鼻歌さえ出ていた。
時々また一緒に釣りに行ってくれるらしい。謝々

結局今日の釣りも格調とは縁が無かったよなぁ~。
またイヤな予感は見事に当たり、使わなかった氷を涙を飲んで港で捨てた。
ナンチャッテの釣りは、まあこんなもんだろう。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 4匹 20ポンド
Ehu: 2匹 2ポンド
Go kale: 2匹 2ポンド
Wahanui: 1匹 リリース
      

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コメント

釣れない釣り話は、オモシロイ!!

投稿: 西潟”魚屋”正人 | 2014年3月21日 (金) 13時45分

チクショウ!
そのうちに目にモノを見せてくれましょうぞ!
昔は目にモノがよく出来ていたんですけどねぇ~。最近はとんとご無沙汰です。

投稿: A-Jack | 2014年3月21日 (金) 14時32分

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