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2014年3月10日 (月)

メバチマグロ(Bigeye tuna)

コンディション:
  干潮: 8:08am
  満潮: 1:04pm
  
  日出: 6:37am
 
  日没: 6:33pm
  風の予報(NELHA沖 @11:00am): 8 mph
  波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 2.6m 周期 12 Sec
 
  Small Craft Advisory(小型船舶注意報): 解除されている。
  Cage Buoy:南のRed Hill沖あたりまで流されていたが、北の定位置(我が家の前)
          まで戻って来た。

  潮流(正しいかどうかは不明だが、それらしいサイトが見つかった):       
      グラウンド: 表層は南から北へ。水深200mでは北東から南西へ。
      Keauhou~Kealakekua: 表層は北西から南東へ。水深200mでは南から
      北へ

      Ehu釣りにはKeauhou~Kealakekua方面が良いと思われるが、、、どう
      だろうねぇ~?

予定:
我が愚艇での2週間半ぶりの釣行である。6時に出港し、Ysさんと朝マズメの数投での数釣りを狙う、、、。

実釣報告:
5時半集合で6時出港は予定通り。ふと気が付くと、フライデッキの助手席に顔を隠した怪しい人物が、、、。Ysさんは後デッキにいる。いったいこれは誰だ、、、。
Imgp0004_2
<防寒対策は万全の様子。アラスカから寝に来たの?取り敢えず、お休みなさい>

Honokohau港から近いKaiwi Pointで本日の第1投目を落とす。潮は緩く、仕掛けは素直に真っ直ぐ下りて行く。取り敢えずの狙いは、EhuとGindaiとGolden kalekaleだ。底立ちを取りアタリを待っていると、いいアタリがあった。計算通りの展開だ。追い食いを待つ。Ysさんの方はアタリが無いようだ。私は水中ライトを付けてみたのでそのせいかもしれない。朝マズメ最初の1投でいきなり「ツ抜け」はチト難しいかもしれないが、しばらく待って巻き上げ開始。
コンコンコンコン
軽い感じの速いテンポで元気によく引く。ちょっと馴染みの無い引き方である。
何か変な引きだよねぇ~
とか言いながら上がって来るのを待つ。250mは遠い。やっと魚のシルエットが見えて来た。まず上がって来たのは見た事のない魚だった。
Imgp0001
<クロシビカマス(英語名がBermuda catfish ⇔ なんでCatfishなんだろう?)。割合美味らしいが小骨が多くて食べ難いとの事。初めて釣る魚である。体長65㎝。暗いうちにしか釣れない魚なのだろう。リリース>

ハリが2本噛みきられていた。おそらくクロシビカマスの仕業だろう。
10本バリの胴突き仕掛けの一番下のハリにもう1匹付いていた。体長70㎝程の大型のオオメメダイだった。
Imgp0003
<上のクロシビカマスと一荷でコイツが上がって来た。オオメメダイの一種(Evermann's nomeid)。体の表面についているヌルヌルズルズルの粘液がデッキに付くと滑りやすくなって危ない。イヤな魚の一つだ。リリース>

2投目は真っ当な魚の4点掛けだった。
Imgp0008
<Ehu(ハチジョウアカムツ)1匹とGolden kalekale(ハワイチビキ)が3匹。「ツ抜け」には程遠いがまあヨシヨシ君だろう>

Keauhou沖へ移動したらGolden kalekaleが3点掛けで食ってきた。
Imgp0009
<Golden kalekale>

これで白身魚は十分確保したので、Cage-Buoy(カンパチ養殖カゴのBuoy)へマグロとカツオを釣りに行く事にした。

ところで、、、、
Imgp0006
<怪しげな人物はこの人だった。Nomさん、寒そうだねぇ~。真知子巻き???今日は爆睡ではなかったような?まあたまにはハワイの海の空気を吸うのもいいかもね?>

Cage-Buoyに到着。Buoy傍で船を止め、私はジグをYsさんはエサを落とす。アミモンガラが居るのでエサ釣りはちょっと厳しそうだ。幸いイルカの姿は見えない。チャンスではある。
水深100mくらいまでジグを落とし、シャクリの態勢に入る。
いつもの通り、
ビシッビシッビシッ
とシャクリを開始する。
ジギングしている時は、「次かな?次かな?」と1シャクリする度にあの「ググッ」と来る感触を期待する。もちろん殆どの場合がスカであり、1回1回「ダメか、チッ」の繰り返しとなる。2時間、3時間とアタリのないままシャクリ続けていても常に、
次は、次は、、、」
と期待している。
下に魚が1匹もいなくてもこれは変わらない(アホと言えば言えるかもねぇ~)。

それは第1投目の3シャクリ目だった(ホンマかいな?まあ3シャクリ目というのは言葉のアヤで、アバウトな感じではある)。
ガッツ~~~ン
と来た。
私のような年寄りでも思わず○○して(うちのキャプテンのYellow Cardが出るかな?)しまいそうになる瞬間だ。釣り人は80%くらいはこの時のために釣りをしているのではないかと思う。特にジギングも含めたルアーフィッシングの醍醐味である。
竿に渾身のチカラを込めて「合わせ」を入れる。
よし、フッキングは出来た
と確信し、ファイトの態勢に入る。
しかし、、、、
アッ、バレた!」
いつものパターンだ。
あ~ぁ、久しぶりのマグロかカツオだったのに、、、残念

急いで船をBuoy傍に戻してジグを落とす。Ysさんもエサ釣りをやめジギングに変更。ともにKnちゃんに送ってもらった「土佐の漁師が作ったジグ」である。このジグが一番釣れそうな気がする。

期待通り、私のジグにバイトがあった。残念ながら大きくはなかった。カツオだったらいいなと思ったがマグロだった。
Imgp0010
<私のジグに来たマグロ。地の利を生かしてYsさんが持ってくれている>

今日はマグロの食いが良さそうなので期待出来る。カンパチのBuoyに繋がれたボートに小舟が寄って行き、オジサンが一人カンパチボートに乗り移った。
何をするんだろう?」
ここでフトある事(何かはひ・み・つ)に気が付いた。早速船を移動させ、ある深~~~い考えに基づいて二人で一緒にジグを落とす。Ysさんは後デッキ、私は前デッキだ。
下手の考え休むに似たり
とは言うが、今日の考えは「下手」ではなく、
Bingo~~~!
の当たりだった。
私が水深120mあたりからジグをシャクリ始めるといきなりアタリがあった。
来たぁ~!」(もっとハワイの漁師らしい格調高い叫び方がないのだろうか?)
まあまあの感触だ。最初のアタリの感じでは、
10ポンドくらいはあるだろう?」
と思った。
しっかりフッキングし、ファイトの態勢に入る。
今回は、
あっ、バレた!」
といういつものルーチンコース、、、、、は辿らない。
Ysさん、来たよ
というと、見えない後デッキから、
こちらも来ました
という返事が戻って来た。
さあ、ダブルヒットだ。船上が前も後も騒がしくなって来た。
ちょっとやりとりしたところで、私に掛かった魚が最初思ったよりはるかに大きい事が判明した。
Ysさん、こちら結構大きいよ
と言うと、
こちらもです
という返事。

P1260110f
<Ysさん頑張る。腰に気を付けないと、、、>


P1260085f
<A-Jack君もオムツのようなモノ(水よけの尻当て)を腰に巻いて頑張る。ポンピングで竿を立てすぎるのはいつもの悪い癖だ。なかなか治らない。この前はこれで好きだった底物竿をカンパチに折られた>

道糸はPE6号、リーダーが20号ナイロン、ハリもしっかりしている。タックル的には不安要素は無い。相手の引きに応じて親指でスプールを抑えながら多少強引なポンピングを繰り返す。時々ラインを出され一進一退ながらも徐々に上がって来た。フッキングから12~3分程で姿が見えた。水面近くでマグロ特有の周回運動(夜空の星かい?)に入った。これからがマグロはしぶとい。前デッキではギャフが掛けにくいので、魚を引っ張って後デッキに移動する。Nomさんは写真班、Ysさんは自分の魚とのやり取りで忙しい。私は後デッキに移り、竿受けに竿をセット、ギャフ掛けの態勢に入るが、なかなか魚を浮かせずギャフが掛けられない。チャンスを覗っていると一瞬魚が浮いた。
ビシッ!」
渾身のギャフが入る。
アッチャ~
必殺のギャフがモロにBigeye tunaの羨ましいくらい大きい目に入ってしまった。
あ~ぁ、丹下左膳だ。可哀想に
マグロが船に上がった。ファイト時間は約15分だった(計時担当がいると便利だ)。
Imgp0012
<メバチマグロ(Bigeye tuna)。後のKona Fishでの計量では41.5ポンド(19キロ)だった>

すぐ血抜きをして締めクーラーに入れる。尻尾を曲げると何とか収まった。
一方Ysさんのファイトが佳境に入っている。
比較的短時間で水深20mくらいまで上がって来たらしいが、
50mまで走られました
との事。私のマグロより一回り大きそうな感じがする。
腕力のあるYsさんが少々手こずっている。リーダーがちょっと細いとの事で無理が出来ないらしい。
A-Jackさんの魚が無事上がったので、安心して強気で行けます
との事でファイトは続く。
フッキングから二十数分、マグロの姿が見えて来た。
P1260124f
<この状態のマグロが一番美しいように思う。背中に重い「ボウズに悔いなし」を背負いギャフ掛けにはいる。しかし今日はボウズではないのだ・・・>

こいつもグルグル回ってなかなか浮いて来ない。ナナメに泳ぎながらやっと浮上してきた。
アタマを狙いすましてA-Jack君がギャフを振る。ギャフを振った瞬間魚が暴れた。
ブスッ」(貴女の事でもありません。ギャフが刺さった音です
鈍い音がしてギャフが刺さった。
アイタタタタ~」(これまたワタシの足に刺さった、、、訳ではありません
アタマを外れたギャフは、大事な背中の身の部分に深々と刺さってしまった。
Ysさん、ゴメン
大事な商品を傷ものにしてしまった。
アクシデントはあったが、Ysさんが尻尾を掴んでセ~ノ~で船に引っ張り上げた。
P1260176f
<船上計量で60ポンド(27キロ強)のメバチマグロ。寿司屋さんが本マグロの次に好むマグロである。ちょっとドヤ顔?次は100ポンドだぁ~!!!>

チックショー!
Kwさんの記録69.5ポンドにはまだまだ足りないヨ。
P1260183f
<取り敢えず2匹合わせて100ポンド越えのツーショット。4匹釣れた訳ではないので念のため>

Ysさんのマグロがクーラーに収まらない。仕方ないので尾を落としてクーラーに押し込む。
もうクーラーは一杯である。おそらくジグを落とせばまた釣れる可能性はかなり高いが、釣っても入れる場所が無い。クーラーバッグを使えばもっと入るが氷が不足してして、釣ったマグロを無駄にしてしまう。
Cage-Buoyでの必勝パターンは掴んだ」(X氏に”楽観的なA-Jackさん”と言われるかな?)
という事にして今日は潔く撤退する事にした。
次回もこのパターンに賭けてみよう。
あさっても行きましょうか?
とYsさん。俄然乗って来たようだ。
今日はマグロが釣れる予定ではなかったので、持って来た氷の量も少なかった。マグロが釣れるとわかっていればもっと氷を多く持って来るのだが、、、。なかなか判断が難しい。氷さえあればこのサイズならクーラーバッグとクーラーボックスで4~5匹は大丈夫だろう。

Cage-Buoyで242ポンド(約110キロ)のメバチマグロが上がったという話がある。後先の事(釣れてからの処置)を考えなければ楽しみではある。

早起きは三文の得
のお蔭で、久しぶりにちょっとしたPleasant Surpriseのあった釣行となった。

Fishing Report用メモ:
Ahi(Bigeye): 2匹 101.5ポンド
Ahi(Yellowfin): 1匹 3ポンド
Ehu: 1匹 1.5ポンド
G. kale: 6匹 6ポンド
Bermuda catfish: 1匹 リリース
Evermann's nomeid: 1匹 リリース

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コメント

久し振りの大物ですね 来週も頑張って下さい
メバチの刺身、期待してます

投稿: Matt | 2014年3月11日 (火) 09時25分

来た〜ヒットーああ夢見そう。X氏はこれ興味ないのでしょうか。もう寒い寒い日本なのでしょうか。ああ早くコナ行きたい。
筋肉痛に気をつけてもっと凄いのお願いします。

投稿: 釣道落人ボラボラ | 2014年3月11日 (火) 15時02分

Mattさん:
よく読んでくれていますね。有難うございます。白身魚は何とかなると思いますが、向こうさん(メバチ)にはいろいろと都合があると思われます。うまく都合をつけてくれればいいのですが、、、。


落ボラさん:
有難うございます。
マグロにはX氏も興味を示していますが、腰痛持ちなのでちょっときついかも知れません。多分すべて電動リールにお任せ、という釣りになるのでしょう、、、。X氏は既にクソ寒い裏日本なので、次回(12月かな?)のコナ訪問時にトライするでしょう。
最近は年取ったせいか筋肉痛は出ません。脳ミソだけでなく筋肉も反応が鈍くなっているのでしょうね。
大きいマグロ狙いとなると、1.8mのクーラーバッグを満たすだけ量の氷を毎回持って行く必要があります。何度も何度も氷を無駄にして、たまに1匹、、、みたいな感じになるでしょう。皆さんにShimaichiで新鮮で美味しいメバチを食べてもらいたいとは思うのですが、、、。なかなかねぇ~。落ボラさんもこれからはグラウンドのカンパチよりCage-Buoy(Keauhou沖3マイル)のマグロ狙いですね。GW(かな?)に頑張りましょう。

投稿: A-Jack | 2014年3月12日 (水) 03時54分

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