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2013年7月15日 (月)

ハワイにもアナゴ?

コンディション:
  
  満潮: 10:55am
  干潮: 4:56pm
  日出: 5:55am
 
  日没: 7:07pm
  風の予報(NELHA沖 @11:00am): 11 mph
  波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 1.2m 周期 8 Sec
  V.V-Buoyの位置: 最南端にあり。

予定:
V.V.Buoyが南へ動いた。「Small Craft Advisory」も無く、海は穏やかそうな予報が出ている。NELHA(Natural Energy Lab of Hawaii Authority) の海洋深層水汲み上げパイプをしっかり固定させる工事が完了したらしく浚渫船は居なくなった。潮が南に流れているのがマイナス要素ではあるが、今日はグラウンドへ行ってみよう。カツオは釣れるかな?

実釣報告:
グラウンドに来てみたが、鳥はあっちに一羽こっちに一羽程度しかいないし、跳ねる魚も見えない。残念ながらカツオは期待出来そうにない。何も釣れないまま、グラウンドの駆け上がりに沿ってOnagaポイントを目指して北上。とうとうアタリの無いまま、ONA-3ポイントに到着。ONA-3ポイントでOnaga狙いの竿を出す。

何か釣れているような感じです
という全くドラマ性の欠如した引きでYsさんがヒシダイを上げた。
P1220648
<ヒシダイ(Deepbody boarfish)の1荷。塩焼きの上品な味が人気の高級魚である>

ところが、
来ました!
大きいです
Ysさんの声に船上では一瞬期待感と緊張が走る。
このポイントはカンパチやゴマテンには深すぎる。強い引きの場合は殆ど間違いなく大型のOnagaである。
よっしゃ~!!!
と思わず心の中でガッツポーズ。
、、、直後、
アッ、抜けました
というYsさんの無情な叫び。
かなりドラグを絞ってあったんですが、ラインを引きづり出されました。大きかったですねぇ~
との事だった。
この深さは、カンパチが食って来る可能性がゼロではないがかなり低い。おそらく10ポンドは楽に超えるOnagaだろう。Kwさんの16ポンドの記録(早く書き変えないといつまでも言われる)を塗り替える事が出来たかも知れないのに真に残念。
大きなOnagaが1匹釣れれば、それだけで遠路ここまで来た甲斐があるのに、、、
どうもヒシダイ狙いの胴突き仕掛けの一番下に付けた細いラインの小針の小エサに運悪く大きなOnagaが食ったらしい。オモリごと無くなっていた。Onaga釣りのついでのヒシダイ狙いは、この懸念がある。なかなかヤルセナイものだ。
Onaga恋しやホゥヤレホ、、、(?)」(安寿と厨子王より?
エサを刺す手にチカラがこもる。
今日はひょっとしたら大型のOnagaが数匹くらいは釣れるかな?
得意の皮算用。これが全く当てにならない。

さて、Ysさんにまたアタリがあった。しかしOnagaの引きの激しさは無い。
元気の無いOnagaでしょうかねぇ~
と希望的観測のYsさん。
ガン末期のOnagaでももっと引くだろうなぁ~。
元気の無いOnaga(希望のみ)が上がって来た。
P1220657
<Ehu(ハチジョウアカムツ)だった。おとなしいOnagaではなかったが、上等な白身魚である。まずは荒川の良々クン(あまちゃんに出ている副駅長は、荒川良々(ヨシヨシ)という俳優)だ>

ボートのバッテリーから電源を取っている電動リールがラインを巻かなくなってしまった。調べてみると、電気配線の何処かに接触不良があるらしい事がわかった。300m以上出てしまっているラインを手で巻きあげるのは大変だ。独立したバッテリーを一台ボートに積んであるので、交互にそれを使って巻きあげる事にした。そうこうしていると、
ボートのバッテリーから直接電源を引けないでしょうかねぇ~?」
Ysさんが言う。
可能だ、Good Idea!
という事で、ワニグチグリップの段取りして接続。電動リールが2台正常に動作を始めた。一安心であるが、明日接触不良の個所を探しだして修理しておく必要がある。

その後も恋しいOnagaからの便りは無く、私にヒシダイが来た。
P1220659
<昔(?)はNomさんのオヤツ、、、だったが、最近は人気が出て来てNomさんのクチまで回らないらしい。私もYsさんも、特別にヒシダイ用の小針を胴突き仕掛けの一番下に付けてヒシダイを釣ろうとしている。10匹くらい釣れたらNomさんのクチにも回って来ると思うのだが、それ程数釣れる魚ではない。ポイントが250mとかと深いのが最大の欠点なのだ>

Onagaは釣れないまま、とうとうLunch Timeになってしまった。
近くで鳥が飛び始めた。カツオ確保のチャンスである。底釣り仕掛けを収容し、キンキンを曳いてトローリング開始。
鳥山という程のモノではないが、鳥が10~20羽程度広がってランダムに飛んでいる中心あたりを狙って愛艇が突っ込んで行く。
Fi~~~sh!
嬉しいYsさんの声が聞こえた。
大きくはなさそうだ。
カツオでしょうね
とYsさん。
カツオで十分、文句無し。
新鮮なカツオはキハダマグロなんかよりは遥かに美味しい(と私は思う)。
P1220663
<Aku(本ガツオ)。10ポンドはないかな?>

私にもカツオ。
P1220665
<2本目のカツオ。ちょっと大きい>

1~2度バラシがあったが、3本目が釣れた。
P1220667
<3本目は可愛い小学生>

十分ではないがそこそこカツオは確保したので底釣り再開。
P1220668
<型の良いKalekale(ヒメダイ)が釣れた。ヒメダイの刺身はOpakaより美味いかも知れない?>

アッ、アタリです
とYsさん。
Ysさんはいつも竿を手持ちにしているので、魚の引く感触がよくわかる。
時々引っ張りますが、なんだかノタリノタリしている感じです
とのYsさん評価。
Ysさん得意のウツボかしら
とキャプテン。
上がって来た。
あ~ぁ、やっぱり!」
しかし、これまでに釣ったウツボよりは大分大きいようだ。
私の出す玉網に入った。
あら、目が可愛い。これまでのウツボとは違うようだよ
とキャプテン。
玉網から出してハリを外すまで気付かなかったが、明らかにウツボではない。
ウナギだよ
とワタシ。
こんな所にもウナギがいるんだねぇ~
持って帰って蒲焼にしよう
と言ったとか、言わなかったとか?
ひょっとしたら日本のウナギが卵を海にコナ沖くんだりまで来たのかもしれない ⇒ 違うだろうなぁ~。
P1220677largeeye_conger_eels_arioso
<Ysさんが釣ったのに何故か私が持っている。
Ysさん同定ではキリアナゴ(Mustache conger)。
WEB魚図鑑のMSさんにも同定してもらったところ、クロアナゴ属のキリアナゴ(英語の一般名が Longfin African conger = Mustache conger = Ash-colored conger eel = Puhi uha) ⇒( 学名がConger marginatus = Conger cinereus) の親類(Conger oligoporus)かもしれないとの事であったが、いまいち正体不明の様子。私が昔、イギリスで釣った事のある Conger eel のような鋭い歯はなかった。体長が約1m前後、重さは4ポンド程度。水深230m前後だった。ハワイで初めて見る魚である。リリースしたが、無事海底まで辿りついたかだろうか?>
<ホノルルのDAR (Division of Aquatic Resources) のMarine Biologistの同定ではWhite eelという事だったが、上記のキリアナゴの別名のようだ>

珍しい魚が釣れるのは楽しいが、長いヤツはどうもねぇ~。

再び鳥を追ってトローリング開始。もう2~3匹カツオが欲しい。
キャプテンが眠くなったので私が運転席に座る。40~50分、鳥を追い続けたがカツオが釣れない。結局1匹も釣れないまま、グラウンドの入口(NELHA沖)まで戻ってしまった。

最後にもうちょい底物を釣ろうという事でボートを停める。
ここでは結構順調にEhuが釣れた。
こんな近くでEhuが釣れるんだったら、ワザワザ遠くまで行く必要ないですね
とYsさん。
その通りであるが、今日は潮がいいのかも知れない。同じポイントでも、釣れる日と釣れない日があるのが釣りの難しい所である。
P1220686
<Ehu(ハチジョウアカムツ)の3点掛け>


P1220692
<YsさんにEhu>


P1220696
<私にも>


P1220695
<YsさんにEhuとヒシダイの一荷>

Ehuが全部で8匹釣れた。

あ~ぁ、あのOnagaが上がっていたらなぁ~」 
と思いながらの帰港となった。

Fuel Dock(ボートに燃料を入れる場所)ではBlue marlinが2匹ぶら下がっていた。


Fishing Report用メモ:
Aku: 3匹 20ポンド
Ehu: 8匹 10ポンド
Senbei fish: 5匹 2ポンド
Kale: 1匹 2ポンド
Conger eel: 4ポンド リリース

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コメント

A-Jack さま

まさしく執念のカツオですね。
怒涛の追い上げでした。

執念といえば、目の見えなくなった母親を
捜して再会した厨子王もまさしく執念。
「Onagaコイシヤホーヤレホー」でつい
乗せられて、コメントしてしまいました。
同世代は困ったもんです。今の若い連中には
受けないギャグかも知れませんぞ。ジェジェジェ!

前振りが長くなりましたが、あの長いウナギっぽい
のは南米のチリにもいます。アナゴを意味する
コングリオと呼ばれていますが、淡白で美味しい
と私の昔の上司は言っておりました。

日本ではあれだけ大きいウナギだと耳がはえてる
なんていいますけどね。実際には見たことは
ありません。

先週やっとフライでバスを釣りました。
暑くて辛かったです。70年代のロッドにリール
をいまだに使っています。もちろんグラスロッドの
フェンウィックで、映画の「ジョーズ」に
出てくるロイ・シェイダーが乗船する船長が
サメ釣りに使用しているロッドのメーカーで
イーグルマークのロッドです。いまやアメリカで
は作っていないようです。

では、次回も良い釣りを。


投稿: NN | 2013年7月17日 (水) 01時37分

NNさん:
すみません、コメントにコメントするのを忘れていました。
お互いに古いですね。最近の若い人たちは「安寿と厨子王」を知らないのでは?
あのキリアナゴ(の一種)は大きくて、ちょっと気色が悪かっので食べてみようかという気は起りませんでした。江戸前のアナゴ並みに美味しかったかもしれませんが、多分疑問符付きでしょう。今度もうちょい小さいのが釣れたらShimaichiで料理してもらいます。
久しぶりのフライのバス、良かったですね。冬は暖かくなるのを待ち、夏は涼しくなるのを待つ、、、なかなか日本の釣りは大変ですね。「お気に入りのフライRodでバス爆釣」のニュース楽しみにあいています。

投稿: A-Jack | 2013年7月22日 (月) 05時53分

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