2013年初釣り
コンディション:
干潮: 5:52am
満潮: 11:46am
干潮: 5:52pm
日出: 6:01
日没: ????pm
風の予報(NELHA沖 @11:00am): 10mph
波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 3m 周期 10Sec
V.V-Buoyの位置: 最南端にあり。
予定:
「もうイカン。1週間半も釣りをしないとアタマが変になりそうだ」(元々変、ってか?)
さあ行ぞう!
今日は2013年の初釣りだ。しかし年末から年始にかけてずっとコナの海が荒れ気味である。今日もグラウンドはダメだろう。
「C-Buoy and F-Buoy are dead」
という地元釣り師からの情報も入っている事だし(本当は状況は日々変わるので行ってみないとわからないが)、海の穏やかなRed HillでOpakaを釣り、帰途Kailua Bay沖のPoint-48でムロアジを釣る事になるだろう。久しぶりに(何年ぶりだろう?)ムロを泳がせるのも面白いかな?
実釣報告:
Red Hillへの往路の初釣りトローリングは、魚の気配さえ無くハズレ。何事も無くRed Hill沖のPoint-45に着いた。さあ底釣り開始だ。水深150~160mのベタ底でOpakapaka(オオヒメ)を狙う。
「初物は何が釣れるかな?」
第一投目、幸先良くまずYsさんにアタリ。
「Opakapakaにしては元気が良過ぎるような、、、」
とは言わなかったが、どうもそんな感じだった。
「あ~ぁ、Ysさんの2013年は外道の親方で始まるんかい?」
とは、これまた言わなかった。
魚が見えて来た。
「Shxt」
なんて下品な言葉はYsさんは使わないが、気持ちを代弁。
<明けましておめでとうございます。ゴマテングハギモドキ(最初くらいはフルネームで書いてあげよう)でございます。今年もよろしくお願い致します>
<あまり”よろしくお願い”したくない、遠慮してもらいたい相手である>
その後、私の竿にアタリがあった。さて、私の2013年記念の初物は、、、。
<本命のOpakapaka(オオヒメ)。私は今年は本命中心の釣りになりそうだ(???)>
因みに去年(2012年1月2日)の底釣り初物はこれだった。
<去年の初物は仲良くEhu(ハチジョウアカムツ)。去年は二人とも無難なスタートだったようだが、、、>
、、、と、また得意の”クドクド”が始まった。
「さあ、今年は本命しか釣らないぞ」
と意気込むワタクシに強いアタリだ。
「ゲゲゲッ、初物本命のご利益はどうなっとるんじゃ?」
「ゴマテンのポンポンリズムであるが、引きが強過ぎる。何だろう?未知の魚か?」
電動リールがキツそうなので、ポンピングでアシストする。
「大Pakaだったらいいのになぁ~」
といつもの虚しいセリフ。
やっと上がって来た魚を見て一応納得。
<ヒレナガカンパチ(Kahalaとゴマテンの一荷だった。ゴマテンの写真は無し。
「美味そうなカンパチですねぇ~」
とYsさん。料理人の血が騒ぐ? しかし涙を飲んでリリース>
その直後にYsさんにアタリ。今回はOpakapakaらしい品のある(?)アタリだ。しかし安心は出来ない。最近は、最初Opaka的ソフトなアタリでフェイントをかけ、途中からゴマテン的「ポンポン引き」に変わるケースが結構ある。しかし今回は運良く(?)Opakaだった。
<Ysさんの2013年初本命。メデタシ、メデタシ>
私は3点掛け以上を狙って追い食い戦法を取ったが、待っているうちに最初にアタったヤツが逃亡する事故が続いた。それでもくじけずに追い食い狙いに精を出す。そしてやっとOpakaの一荷があった。
<Opakapkaのダブルヒット>
しかし今日も水面でのバラシを含めて結構な数のOpakaを逃がしてしまった。
「バラシをナンとか出来ないの? もったいない」
とキャプテンは言うが、、、なかなかねぇ~。
、、、と書くと、本命のOpakaばかり釣れているようだが、ゴマテン君もサルモノ、そうは問屋が卸してはくれない。
「今日もゴマテン君、活況だねぇ~。「ツ抜け」するかも?」
である。
「ゴマテン勝つか?Opakaが勝つか?」
マッチゲーム的展開となった。
最終的にどうなったかは定かではないが、
「11対9くらいでOpakaに軍配が上がった」
のではないかと思う?
ランチタイムまでに、Opakaは「ツ抜け」(10匹以上釣る事)を達成。
「この分だと軽く20匹くらいは行くかな?」
との皮算用だったが、ランチタイムの潮止まりからOpakaのアタリが無くなり、エサばかり盗られ始めた。そんな中でYsさんに結構強いアタリ。
「またゴマテンかい?」
と思いわれながら上がって来た。
「オオッ、Lehiです。ゴマテンとの一荷です」
とYsさん。良い外道と悪い外道の一荷だった。
<クチをペンチで引っ張られて人相がよくわからんが間違いなくLehiである。Lehiとしては小型だが、Opakaよりは一回り大きかった。外道も良し」>
さて、Opakaのアタリも遠のいた事だし、エサも無くなった。
帰路Kailua Bay沖のPoint-48に寄って、サビキでムロアジを釣って帰ろう、という事になった。
途中のトローリングは不発。
「最近はトローリングで釣れる気がしないですね」
とYsさん。まあそのうちにバカスカ釣れる日も来るだろう。「待てば海路の日和あり」を信じて。
Point-48に着くと、いきなり魚探に濃い魚の反応が出た。コマセカゴに大サジ1つ分くらいのコマセを詰め、枝スが3~4号のサビキを水深10mくらいまで落とす。コマセを振って待つと、5秒以内くらいに”ブルブルブル”と来る。引きは結構強い。退屈しない楽しい釣りである。
<まずYsさんにムロアジ(Opelu)の一荷。うち1匹はハリが外れて落ちたが、危うくセーフ>
<今日のムロアジはこの前のより一回り大きいようだ>
<ムロの3点掛け>
<こんな3点掛けも2度程あり。お陰でサビキを2本グチャグチャにされた。大損である>
次回のエサを十分確保した所で、Ysさんが「ムロの泳がせ釣り」開始。まずムロを鼻掛けにして水深40~50mへ送り込む。横でムロのサビキ釣りをしながらアタリを待つ。
「ギギギギギギ、、、、、」
突然リールの上げる悲鳴が聞こえた。
「来ッたぁ~!」
Ysさんが竿に飛びつく。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
リールのクリック音は一瞬で止まり、船上に静寂が戻った。
3人が食い入るように竿を見つめる。
「もう一回来い!」
の願い虚しく、、、。
巻きあげてみると、ムロアジのアタマだけが残されていた。
「何だろう?ひょっとしたらOno(カマスサワラ=10~20キロくらいのが多い)だったかも?」
可能性としては、マグロ、大型のカツオ、GT、アオチビキ、カンパチ等が考えられる。
Onoかな?なんて思いながら確信が無かったのでOno対策は敢えて取らなかった。
エサを釣ったばかりの元気なムロに変えて再度投入。しばらく待つと、、、、
「あっ、竿が揺れた」
しかし何事もなかったようだった。アタリ無し、、、でエサのチェックのため巻きあげると、
「アリァ~、ハリを盗られてる」
一瞬で30号のハリスを噛み切るのは、、、、ほぼOnoで間違いないだろう。サメならもうちょいバタバタするはずである。
「よし、勝負」
と言う事で、今度はワイヤーハリスでムロを送り込む。
泳ぐムロの動きが竿先に伝わって来る。大きな魚が近寄って来ると、ムロが逃げ惑うためこの竿先の動きが急に激しくなる。そして一気に竿先が海面向けて突っ込む。最高にワクワクする瞬間であり、泳がせ釣りの醍醐味である。
しかし、残念ながらその後はアタリが無いままタイムアップとなった。
次回は剃刀のような鋭い歯を持つOno対策に工夫を施して挑戦してみよう。私の釣りの原点であり、アタマの片隅にありながら長い間やれていなかった「ムロの泳がせ釣り」の再開である。楽しみが増えた。いい釣り初めだったと思う。
Fishing Report用メモ:
Paka: 11匹 23ポンド
Lehi: 1匹 2.6ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Kala: 9匹 リリース
Opelu: 35匹 10ポンド
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