Opaka釣りも楽しいぞ
コンディション:
満潮: 6:57am
干潮: 1:50pm
日出: 6:51am
日没: 5:48pm
風の予報(NELHA沖 @11:00am): 8mph
波の予報(NELHA沖 @11:00am): 高さ 2.4m 周期 8Sec
V.V-Buoyの位置: ここ2~3日、北へ南へフラフラしている。昨日(日)はちょうど
真ん中あたりにあったが、今朝は最北端へ動いていた。
予定:
このブログの読者である「Fisheaterさん」が今日コナに到着の予定だ。彼からコナのOnagaを食べたいとの要望がある。しかし予報が正しければグラウンドは結構荒れているはず。今日はおそらくRed HillのOpakapaka狙いというのが無難な選択になるだろう。
実釣報告:
Nomさんの娘さんがコナに来ているYsさんは、今日は3人でマンタを見に行くとの事で釣りはお休み。Have a good time!
グラウンドのOnagaへ行きたかったが、下手すりゃ(荒れていると)2時間くらいの無駄になる可能性が高かったのでOnagaは諦め、Red HillのOpakapaka狙いの出漁となった。
相変わらずトローリングは絶不調。Red Hillへの往路1時間半弱では一羽の鳥さえ見えず、カツオやBait Fishの反応も全く無かった。カツオを釣らなきゃ、、、エサの在庫があと二回分程度しか無くなって来た。
さて、キンキン沈黙のままRed Hill沖に到着。水深150~160mでOpakapaka釣り開始。
1投目からPakaらしい食い上げてくるアタリがあった。一応「合わし」を入れておいて追い食いを待つ。
「さあ来い、2匹目、3匹目」
ところが竿先から1匹目の反応が消えてしまった(「合わし」の意味無し)。
「アイタ、、、いきなりバラシかい?」
そうこうしているうちに、またアタリが戻った。今回は追い食いを待つ心の余裕無くすぐ巻き上げた。欲張った割には結局1匹だけOpakaが上がって来た。本来はOpakaが「鈴なり」になって上がってくるべきなのだが、まあ1投目だからヨシとしよう。
<Opakapaka(オオヒメ)。2ポンド強(1キロ前後)>
次もOpakaらしい引きだったが、上がって来たのは、、、
<綺麗な海の緋鯉。ハワイの海には緋鯉が泳いでいるのだ。立派なヒゲも生えている。Opakaと似たような大きさなので、引きで判別するのは難しく、時々糠喜びさせられる。リュウキュウアカヒメジというオジサンの仲間。リリース>
次のアタリはOpakaにしては強すぎた。ゴマテンの引きでもなさそうだ。とすると、
「大型のLehiかも知れない」
と少しだけ期待してみたが、結果はやはり予想通りだった。
<目隠ししてしまったが、食べごろサイズの小型 Kahala(ヒレナガカンパチ)。このサイズならシガテラ毒の可能性も低いのだが、、、食べてみる程の度胸無し。リリース>
次のはなかなか重かった。良型のPakaかと思ったが、Pakaが3匹見えた。
「よぅ~~~し、3点掛けだ!」
「シメシメ、追い食い成功。6点掛けではないが、取り敢えず3匹で辛抱しよう」
引き抜こうとした所で1匹がハリから外れた。玉網が準備出来ていない。よくあるいつもの懲りないパターンだ。
キャプテンが叫ぶ。
「お父さん、お父さん、速く、玉網、タモ!」
と言われても、ワシャ他の2匹の取り込みで忙しいのだ。
ハリから外れたOpakaはヒレをバタバタさせながら潜ろうともがいているが、まだ浮いている。モタモタしているうちに、Opakaがボートから離れてしまった。
他の2匹の取り込みを終え、ハズレOpakaの追跡に入る。
「イカン!潜り始めた」
「速く!もうちょい」
ボートがOpakaに近づいた。しかし、、、ああ無情、、、タッチの差でOpakaは海底へと消えて行った。
「あ~ぁ、もったいない」
とキャプテン。
よくあるパターンである。
「魚が上がって来た時は、必ず玉網を準備してスタンバイしていないといかん」
のだが、一瞬遅れる事がある。そしてそういう時に限って悲劇が起きる。
「でもまあ、2匹釣れたからいいか」
と自分を慰める。
<Opakapaka(オオヒメ)。「3点掛けくずれ」の一荷>
次も追い食い成功の3点掛けだったが、これもあと3~4mまで上がって来た所で1匹がハリから外れた。当然玉網は届かない。
「なすスベなし」
で、ゆっくりと潜って行くOpakapakaをぼう然と見送るだけだった。
<これまた3点掛け崩れの2匹>
主役のOpakapakaに負けずに外道達も頑張る。
<Opakanらしいアタリがあったので追い食いを待っていると、、、>
「ゴマテンを追い食いさせるのだったら、Opaka1匹だけで上げたらいいのに、、、」
とキャプテンが言う。
わかってりゃ苦労せんのよ、、、。ワシも大切な電動リールのモーターに負担が掛かるゴマテンは釣りたくない。おまけに尾ヒレの付け根にあるカミソリのような剣で胴突き仕掛けの幹糸は傷つけられるし、、、アブナイし、、、。
まあいろいろあるが、今日はゴマテン2匹の一荷も含め、ゴマテンが全部で6匹(7匹だったかも?)と大盛況だった。これだけ釣れるんだったら、Oshima Storeへ持って行きゃあ$30~40で買ってくれただろうに。あ~ぁ、もったいない。
ゴマテンに良型のOpakaが混じった。
<久しぶりに5ポンドクラスの良型Opakaが釣れた。10ポンドを超えるOpakaもいるのだが、最近はトンとお目にかかる事が無い>
Opaka釣りも結構楽しいが、干潮時の潮止まりが来て(潮のせいかどうかは全く不明だが)Opakaの食いが遠のいた。Red HillではOpakapakaが全部で15匹程釣れたが、時間も時間だし、そろそろ港に向けて帰ろうという事になった。帰途、Kailua Bay沖のPoint-40で竿を出してみたところKalekaleが釣れた。
<Kalekale(ヒメダイ)。これはバラシなしの3点掛けだった>
Point-40ではKalekaleが7匹釣れた。ここは本来はOpakapakaのポイントなのだが最近はKalekaleばかり釣れる。文句はないのだが、Opakaの方が大きく重量が稼げるので有り難い。
帰途のトローリングも不発に終わった。
Fisheaterさんご希望のOnagaは釣れなかったが、一応白身魚は確保出来た。水曜日くらいが一番美味しいかも?
さて、「飛びます、飛びます」で釣道落人ボラボラさん(Dr.Mt)がコナに来るというのにカツオが釣れていないのは少々申し訳ない気もする、、、がどうしようもない。カンパチとでも遊んでお茶を濁してもらうかな???
最近はトローリングで大マグロはボチボチ上がっているようだが、カジキは不調の様子。潮は北へ流れているので悪くないはずだが、水温が低すぎるのだろうか???
一度マグロやカツオの話が聞けたらいいなぁ~~~といつも思っている。
実現する日は来ないだろうなぁ~。
Fishing Report用メモ:
Paka: 15匹 30ポンド
Kale: 7匹 6.5ポンド
Gomaten: 6匹 リリース
Kahala: 1匹 リリース
Weke ula: 1匹 リリース
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コメント
無事に到着しました。尾長は残念ですが白身魚はたくさん水揚げされたようなので、食べ頃の水曜日の夜にでも伺おうかと思っております。楽しみです。
投稿: fisheater | 2012年12月18日 (火) 21時58分
Fisheaterさん:
水曜日はShimaichiへ行けませんでした。今日(木)、釣りが終わって夕がたの6時とか7時あたりに行きます。今日も波の状況が良くなく、グラウンド行きは厳しい感じなのでOnagaは釣れないでしょう。残念です。
投稿: A-Jack | 2012年12月20日 (木) 06時00分