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2012年10月15日 (月)

マダライルカを追って

コンディション:
  干潮: 10:46am
  満潮: 4:18pm
  
 
  日没: 6:00pm
  V.V-Buoyの位置: ほぼ2ヶ月ぶりに潮が南へ動き、V.V-Buoyが一気に最南端
               まで移動した。あまり好ましい事ではないが、何かが変わる
               かな?

予定:
前回(木曜日)、F-buoyはSteno Dolphin(シワハイルカ=釣ったマグロやカツオを横取りする悪いイルカ)に乗っ取られ、C-Bouyは開店休業状態だった。一昨日から潮の流れが南へ変わり、V.V-Buoyが久しぶりに南へ動いた。知り合いの話では、例年10月は静かな月らしい。12月になるとまたマグロが賑やかになるとの事だった。彼が「殆どのBuoyはSlowだが、F-Buoyだけカツオとマグロが付いている」と言っていた。F-BuoyからSteno Dolphinが居なくなっている事に期待してF-Buoyへ行ってみるかな?

実釣報告:
Steno Dolphinが何処かへ行ってしまっている事を祈りつつF-Buoyを目指す。途中約1時間半のトローリングには何のアタリも無くF-Buoyが近づいて来た。Ysさんかキャプテンかは覚えていないが、誰かが
アッ、イルカが居る
と叫んだ。
イッテテテテテ、ほぼ万事休す
である。私の儚い祈りは通じなかったようだ。
Buoy傍でカツオのハラワタを投げてみた。
チェッ
マグロやカツオではなく、シワハイルカが寄って来てハラワタを漁り始めた。
ガックリ
である。
前回も書いたが、コイツらは通称Steno dolphin(シワハイルカ=Rough-toothed dolphin)と呼ばれ、Buoy周りにたむろして我々が釣ったマグロやカツオを横取りしたり、エサのムロアジを上手に盗っていく極悪非道の「悪いイルカ」である。今日も結構な数が居そうで、我々のボートの周りをパトロールしている。魚探を見ていたキャプテンより、
水深20~60mに魚の反応。でもイルカかも?
のアナウンスがあった。
まあ取り敢えずエサを入れてみよう、という事でYsさんと私が胴突き仕掛けを落とす。
来ました
小さいようです。カツオかな?
というYsさんの声。
マグロでもカツオでも、大きくても小さくてもウェルカムである(まあ大きい方がいい事は間違いないが、、、)。
さあ、イルカとの勝負開始だ。案の定、イルカがこちらへ向かって泳ぐスピードを上げた。そして潜った。
巻いて、巻いて、巻いて、速く、速く、速く!!!
とはいっても、ラインを撒くスピードには限度がある。大分上がって来たところで、
グギッ!
Ysさんの竿が一度だけ大きく絞り込まれ、すぐピンと水平に戻った。
はい、一丁上がり
やっぱりやられた。シワハイルカの見事な魚盗りの術である。
同じような事が2回だったか3回だったか続いた。やはりStenoの目をかいくぐってマグロかカツオを釣り上げるのは不可能に近い。諦めるより他無しという結論を出したが、このままC-Buoyまで足を延ばしてもマグロやカツオは居ない可能性が高い(4日前はいなかった)。結局、今日はマグロとカツオは諦めざるをえないという事で、フラフラとF-Buoyを離れた。
ちょっと遠いけど、久しぶりにグラウンドへ行ってみようか?」
という話が出たが、グラウンドもあまり期待出来そうにはない。結局Opakaを釣りにRed Hillを目指す事になった。しばらく走ると、目の前に10艙程度のボートの集団が見えて来た。マダライルカ(Pantropical spotted dolphin=良いイルカ)の群を追い掛けているようだ。マダライルカの群の下には、相当高い確率で大型のキハダマグロの群が付いていると言われる。シワハイルカと違って「良いイルカ」である。あちこちでマダライルカがジャンプしたり、ローリングしたりしている。なかり大きい群のようだ。
P1160518


P1160526_2


P1160527_2
<100頭?200頭?300頭?、、、、何頭いるか見当がつかない>


Ysさん曰く、
我々は今日だけで、日本の人達が一生掛けて見る以上のイルカを見ましたね
まわりはマダライルカだらけ、確かにその通りである。ボートと並走しながら波乗りをして遊んでいる。エンジンのすぐ横で3匹が並んで泳ぎながら顔を出している。すごく可愛い。
近くでピョンピョン釣り(Green Stick)のボートが3~4艘流していた。
P1160521
<ピョンピョン釣りのボート。この高いポールの先端から長いラインが出て、はるか後方にブイのような物を引っ張っている。途中に4~5本の枝糸が垂らされ、イカを模したゴムのルアーが水面でピョンピョン跳ねている。キハダマグロが激しくシブキを上げて飛びついてくるらしい>

これまで何度かマダライルカの群に遭遇した事はあるが、あっさりトローリングで流す程度で、性根を入れて追い掛けた事はない。この釣りは釣れればデカイが、釣れる確率の低いギャンブル性強いものだと思っていた。
よし、今日は他に行くところは無いし、一丁マダライルカを追い掛けてみるか
という事になった。
数艘の小舟は、「Palu Ahi」と称して、大きいオモリとイワシを刻んだコマセとエサの付いたハリをハンカチのようなもので包み、ラインで縛って狙った水深へ送り込む。所定の深さに届くと、思い切りラインを引っ張って縛りを解く。そうするとハンカチ開いて中身が飛び出すという仕組みになっている。
我々は日本式のコマセカゴ方式(イワシのミンチを入れたプラスチックのカゴ)で挑戦だ。イルカはどんどん泳いでいるので、我々もイルカの進む方向へボートを進めながら、途中で停まってエサを落とす。
ウワァ~、あの船釣れてるよ!
近くの小舟で渾身のファイトが進行しているのが見える。ラインを手に巻き付けて引き上げる手釣りだ。かなり大物のようだったので、魚が上がってくるまで見物していた。
P1160522
<いい型のマグロが上がって来た。マグロが上がって来たらギャフで引っ掛け、手に持ったバットで思い切りアタマを殴る、、、何度も何度も。可哀そうで見ておれない。その後、エラにナイフを差し込み、エラを切り裂く、、、一面血の海となる、、、ああ無情。マグロを盗むSteno dolphinも悪いヤツだが、人間はもっと悪い、これこそ極悪非道といってもいいだろう。でもかなり羨ましい、、、かも?
大きいが100ポンドまでは無さそうだ。Ysさん推定70~80ポンド。ガッツポーズ!!!>

ウワァ~(もっと他に表現がないんかい?)、あっちのボートでも釣れてるよ」 
他の2~3のボートでも似たようなマグロを上げているのが目に入った。
こりゃいかん!(何が?
この方式の釣りも結構釣れる事を初めて知り焦った。俄然テンションが上がる。
ピョンピョン釣りのボートを追いこしながら移動中、ピョンピョン跳ねるルアーを何気なく見ていたら、、、
うわぁ~またこれだヨ、せめて平仮名で書いてやれ)、マグロだよ、でかいキハダだ!
大きいキハダマグロが長い鎌のような黄色い背ビレを出して、ピョンピョンルアーのすぐ後を悠然と泳いでいる。初めて目にする光景、、、壮観なり。大マグロは3度程背ビレを見せてローリングした後、姿を消した。ひょっとしたらピョンピョンルアーに飛びついて来るか、と思って注視していたが残念ながらそれはなかった。
さあ、元気が出て来たゾ
Ysさんも気合を入れて仕掛けを投入する。Md-キャプテンがボートを停めた後、前方デッキでジギングを始めた。ナンとなくMd-キャプテンが
来たヨ!
と言いそうな気配が漂う、、、。
さあ来い!大マグロ
200ポンドより70~80ポンドが扱い易くていいねぇ~
なんて勝手な事を言いながら、走っては停まり、停まっては走り、を繰り返す。今回は頑張る理由(マグロを何匹も見てしまった)があった。そして結構頑張った。しかし、
来ったぁ~~~!!!
の絶叫は聞かれないまま時間切れとなった。
今日は大マグロは釣れる事はなかったが、期待の持てるワクワクする釣りだった。そして課題が増えた。これからはマダライルカに遭遇したら、しつこく追い掛ける事になりそうだが、釣り方をちょい考える必要があるだろう。

さてさてマダライルカのお陰であまり時間が無くなってしまった。Red Hill沖へ移動してOpaka釣りだ。Red Hill沖のOpaka釣りは、まず外道が順調に釣れた。
P1160530
<ゴマテン君が一荷を含めて3匹。4匹だったかな(大勢に影響なし)>

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<久しぶりにYsさんがカンパチを釣った。外道と呼ぶには風格があり過ぎる、、、>

Opakaも比較的順調に釣れ上がった。
P1160541
<まず私にOpakapaka(オオヒメ)>

YsさんにもOpakaが来た。
P1160545
<食べごろサイズのOpaka>

Opakaを必要数確保して本日の釣り終了となる。

港でキャプテンが残ったエサを撒くと、かなり大きいカスミアジ(Omilu=Bluefin trevally)が2匹と、小型のカスミアジが数匹寄って来た。見ているだけでも楽しい。
釣ったろか!」
という「炎の釣り師」の炎がメラメラと燃え上がる。早くしないと誰かにやられる、、、、、、。どうせ誰かにやられるんだったら、ワシが自分で釣って成仏させて上げるのが供養というものだろう?、、、と勝手に思ったが本日は仏滅()だったため、実行には至らず。
他の極悪非道な人間どもに釣られずに、頑張って生き延びるんだよ!
しかし、、、小さいのはシガテラのリスクは低いし、かなり美味そうではある。
夜なら太いラインでも食って来るかも知れない。来てみようかな?

Fishing Report用メモ:
Opaka: 4匹 6ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Gomaten: 3匹 リリース

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