オタロー(大型のカツオ)乱舞
コンディション:
干潮: 7:36am
満潮: 3:01am
日没: 6:53pm
V.V-Buoyの位置: 相変わらず最南端にあり、まだ毎日数艘の釣り船が付いて
いる。Dr.Mtもコナ入りした事だし、そろそろ北に流れて欲しい。
早くしないと夏が終わってしまい、折角の「グラウンドの夏」が
楽しめない、、、。
予定:
昨日も何艘かの船が夕方遅くまでV.V.Buoyに付いていた。まだTombo(ビンナガマグロ)が釣れているのだろう?一方、久しぶりにグラウンド方面も比較的穏やかそうな予報が出ているので行ってみたい気もする。しかし潮がよろしくない、、、。C-Buoyまで足を伸ばせば、おそらくマグロは釣れるだろう。心は千々に乱れる、、、。
さて、Dr.Mtがお盆休みでコナ入りした。早速昨日グラウンドへ行ったとの事で、
「グラウンドでは、あっちでボコボコ、こっちでボコボコ、カツオがBoilingしていましたよ」
との情報が入った。
「よ~し、明日はC-BuoyやV.V.Buoyの事は忘れ、グラウンドへ行ってカツオをボコボコにやっつけてみよう」
という方針で落ち着いた次第。
久しぶりに性根を入れてOnagaも狙ってみるつもりだ。場合によってはマグロ調達にOT-Buoyまで足を伸ばしてみよう。それにしても今年は妙にサメに魚を盗られる事が少ない、、、てな事言ってるとこっぴどい目に合わされたりして、、、。
徳島では昨日から恒例の阿波踊りが始まった。ミシガンへ来た2001年までの十数年は毎年参加した。懐かしいねぇ~。コナでは今日から5日間かけてHIBT(Hawaiian International Billfish Tournament)だ。HIBTには参加しないが、こっちも負けずに頑張ってハワイの夏を満喫しよう!
実釣報告:
朝のグラウンドでは鳥がかなり飛んでいたが、「カツオがあっちでボコボコ、こっちでボコボコ」という状態ではなかった。しばらく走ってみたが何も釣れず。魚探に濃い反応があり、マグロかも知れないという事でYsさんはジギング、私はエサ釣りをやってみたが、これまた何も釣れず。
方針変更。まずOpakapakaを釣ろうという事になり、グラウンドトップのPoint-38へ。水深150m前後にエサを落とすと早速のアタリ、、、しかしあまり上品な感じの良いアタリではなく、上がって来たのはやぱり、、、。
<ゴマテン君の親戚、テングハギモドキ(Opelu kala=Sleek unicornfish)>
そしてゴマテン君も。
<ゴマテングハギモドキ(Spotted unicornfish)>
やっとKalekaleが1匹釣れた。
<Kalekale(ヒメダイ)>
Onaga狙いでONA-3ポイントの水深250~280mへ移動。Onagaは釣れなかったが、久しぶりにEhuとヒシダイが釣れた。
<ヒシダイ(Senbei fish)。Nomさん母娘のオヤツ確保>
<YsさんにEhu(ハチジョウアカムツ)とヒシダイの3点掛け>
<Ehu(ハチジョウアカムツ)。Opakapakaより旨いと思うヨ>
<3匹目のEhu>
Onagaはダメだったが、久しぶりに順調にEhuが釣れ一安心。
波が比較的穏やかそうだったので、OT-Buoyまで足を伸ばす事にした。
OT-Buoyに辿りついたが、やはりウネリが高いくて釣りづらい。Green Stickでマグロ釣りをしていたボートが一艘と、トローリング船が一艘いたがいなくなり、ひとりぼっちになってしまった。ジギングにもエサ釣りにも反応無し。
そうこうしていると、
「Mahimahi(シイラ)が居るよ!」
というキャプテンの声が聞こえて来た。よく見ると確かに綺麗なブルーの魚体がチラチラと見える。小型のシイラだが、結構な数いるようだ。
「まあシャーない。こうなったらMahiでも釣ってみるか」
という事でミノーを投げてみた。しかし軽いチェースはあるが食って来ない。すぐ釣れるだろうと思っていたのでちょっと予想外だった。ルアーを替えてみるがダメ。こうなると頼りはエサ釣り、、、という事でエサを入れる。ところがエサ(新鮮なカツオの切身)にも食って来ない。
「Mahimahiが釣れないなんて、、、どうなってんだろう?」
Mahiにオチョくられているうちに、波が徐々に高くなって来た。無理をする必要はないし、荒れた海での釣りは楽しくない。OT-Buoyからの撤収を決断。
午後になり、グラウンドに帰ると状況は一変していた。Dr.Mtの
「あっちでもこっちでも、カツオがボコボコ」
という表現はあながち大袈裟ではなかった。
そのボコボコの中心をキンキンを曳きながら走ると、まず1匹目のアタリがあった。
<Aku(カツオ)。オタローにはちょっと足りない9ポンド。しかし丸々肥えた旨そうな立派なカツオだ>
<2匹目はオタローと呼んで差支えない14~15ポンドの大型カツオ。Ysさん大喜び。火曜日(14日)はSima-ichiで、新鮮で美味しいカツオのタタキや刺身が食べられるヨ!>
当然バラシが混じる。バラした魚は特に大きい。
目の前の「ボコボコ」を見ていると、結構なサイズ(推定30~40ポンド???)のマグロらしい魚が飛んだ。一気にテンションが上がる。
「ヒット~!」
「マグロか?」
残念ながらまたオタローだった。
<14~15ポンドクラスのオタローが続く>
4匹目もオタロー(やはり14~15ポンド)。何故かグラウンドのカツオは大きい。写真無し。
オタローは止まらない。
<オタローのダブルヒット>
また釣れた。
<7匹目はちょっと小ぶりだった。チュウ(中)タローかな?>
<便宜上、このブログでは下記のように定義しよう。
オタロー: 12ポンド以上(16ポンド以上という人もいるが、多分正確なきまり
は無いのだろう)。
チュウタロー: 数ポンド~12ポンド弱。
コタロー: 数ポンド以下
あまり意味無いけど、まあいいか>
釣る気になればもっともっと釣れただろうが、これ以上釣ってもクーラーに入りきらない。マグロが釣れたらオタローを捨ててでもクーラーに入れたのだが、、、。
帰途、NELHA沖の浅場でGT狙いのポッパーを曳いてみたが不発に終わった。GTはもっと性根を入れてかからないと釣れる魚ではないのだろう。
さて、Ysさんがレストランに戻ってオタローの腹を裂き、胃の中身をチェックしてみたところ、こんな小魚がいっぱい詰まっていた。
<オタローの胃の中から出て来たBait Fish。オタロー達は、ボコボコやりながらこんなのを食べていたらしい。キンキンよりもっと釣れるルアーを見つける手掛かりになるかな?>
以下、おまけ(?):
今日は早仕舞いだったので、夕食前にKailua桟橋へHIBT(Hawaiian International Billfis Tournament)第一日目の結果を見に行った。途中Md-キャプテンが、
「あ~ぁ、疲れた。ものすご~~~く疲れた。死ぬほど疲れた。もう歩けない」
みたいな事を言っていた。ところが、である、、、Kailua桟橋で大きなBlue Marlin(クロカジキ)を計量用のヤグラ(かな?)にブラさげてあるのが見えて来た。
「あら、早く行って写真(彼女のブログ用)を撮らないと降ろされてしまうわ」
というやいなや、全速力(本人が言うには小走りだったらしい)で走り始めた。
「オイオイ、死ぬほど疲れて、もう歩けない」
のではなかったんかい?うちのキャプテンが
「死ぬほど疲れた」
というのは、それ程真面目に気にする必要はない事が判明した非常に貴重な一日だった。
毎回心配して大損した、、、。
Fishing Report用メモ:
Aku: 7匹 90ポンド
Ehu: 3匹 3.5ポンド
Kalekale: 1匹 1.1ポンド
Senbei fish: 7匹 3ポンド
Opelu kala: 1匹 リリース
Kala: 1匹 リリース
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