Fly Fishing @ F-Buoy
コンディション:
干潮: 6:55am
満潮: 1:33pm
日没: 6:52pm
V.V-Buoyの位置: 南に流れたまま動かない。
実釣報告:
前回は南行きの潮にもかかわらず北のグラウンドへ行って不調に終わったので、今日はセオリー通り南(南西)のF-Buoyへ行ってみる事にした。
Ysさんがフライフィッシングの道具を持って乗りこんで来た。幻の魚といわれるスチールヘッドを釣ったタックルでマグロを釣ってみたいとの事である。Buoyの近くでコマセを撒いてマグロが浮いてくれば可能性はあるが、これがなかなかチャンスは少ないんだよねぇ~。まずはF-Buoyにマグロが付いているかどうかの確認が先決である。
さて最近不調のキンキンは、今日も1時間半以上沈黙したままF-Buoyに到着してしまった。さあキンキン撤収という事になったところで左舷の竿にアタリ。上がって来たのはマグロだった。
<キハダマグロ(Ahi=Yellowfin tuna)。4~5ポンドかな?オッチャン、クチにえらいチカラが入ってるゾゥ~?(キャプテンに”クチが開いているよ”と言われて撮りなおした写真がこれだった)>
Buoyには他のボートは1隻もいなかった。はたしてマグロが居るのかどうか少々不安だったが、Buoy周りにマグロが居る事をキンキンが証明してくれて一安心。
Buoyの近くにボートを停め、魚探で反応を探る。割合浅い所に反応が出た。ひょっとしたらアミモンガラかも?Ysさんがジギング、私がコマセ釣りを開始。共にしばらくアタリ無し。今日は船べりで撒くコマセ(マグロやカツオのハラワタやイワシ等のブツ切り)を少々準備した来た。スプーンを取りに行くのが面倒くさいので、グチャグチャドロドロのコマセを手づかみで撒く。
「汚ったなぁ~!」
とMd-キャプテン。
確かに、、、まあ綺麗と言われる種類のものではないわなぁ~。でも本人は汚いとは思っていない。かえって愛着があったりして、、、。コマセを撒くとすぐ魚が寄って来た。アミモンガラがいる。25~30cmくらいの感じの黄色い魚もいる。よく観察すると、頭に八の字の線が鮮明に見える。
「小さいカンパチがいる!」
こいつはシガテラ毒の心配は全く無い。刺身だ、寿司だ、煮物だ、唐揚げだ!とは言ってもまずマグロを釣るミッション完遂が先だ。
<コマセに寄って来たカンパチの子供。25~30cmくらいかな?何故か黄色く見える>
何かが猛スピードでコマセに突っ込んで来始めた。
「マグロだ!よ~し!」
本当に久しぶりのSight Fishing。YsさんのFly Fishingのチャンスである。
今日はNomさん(Ysさんのヨメさん)が体調不良で欠場しているが、この場にいると随分と賑わしい事だったろう。Ysさん曰く、
「Nomは居ても釣りには貢献しないけど、居ないとちょっと寂しい、、、気がする」
確かにNomさん抜きは、イマイチ盛り上がりに欠けるかもしれない。
間髪を入れず、Md-キャプテンが私に向かって曰く。
「私も居ないと寂しいでしょう?」
「Yes、Yes、Oh Yes!めちゃくちゃYes!」
である(そうは言わなかったが、常に心の中でそう思っている→→これ本当!)。
Mahimahi(シイラ)も何匹か寄って来て、綺麗なブルーの魚体を見せてくれる。賑やかになって来た。
<ちょっと解り難いがマグロ、シイラ、小カンパチ、モンガラ>
早速Ysさんが舳先に立つ。
<久しぶりにFly Rodを振る。ギッチョは何だかカッコがいい、、、>
<よいしょ~、、、至福の時。前方にF-Buoyが見える>
「マグロよ、さあ来い」
とは言わなかったが、気合は入っている。Flyを投げFlyを曳くが、マグロ用のFlyにマグロもシイラも食って来ない。一応Chaseはして来るので興味はあるらしい。しかし食おうとはしない。こんなチャンスはなかなか無いのに、、、。
私はハリス20号(65ポンドテスト程度)でやっていたが、マグロは見向きもしてくれない。しかしコマセは漁っているのでラインの太さの問題である事は明らかだ。一気に8号(30ポンドテスト前後かな?)まで落としてみた。予想通り、
「ビンゴ~!」
だった。見えているエサにマグロが突進して来た。一瞬白いエサが見えなくなり、同時に竿に衝撃が伝わって来る。走る、走る。小さいながらも、これぞマグロ、、、という走りを見せてくれた。
<これも5ポンド前後だろう>
残念ながらYsさんのFlyには食って来ない。そこで、YsさんがFlyに「必殺のオマジナイ」を掛けてキャスト、、、すると、、、あ~ら不思議。いきなり大きく竿が曲がった。
<Fly Rodで掛けた初めてのマグロ>
竿が軟らかいし、ラインも弱いので寄せるのが一苦労。記念の1匹目は取り込み時の突っ込みでバラしてしまった。2匹目は私が竿を持ち、Ysさんが慎重にラインを手繰ってLandingに成功。
<記念のFly Rod第一号マグロ。竿を咥えて写真を撮る、という発想は船釣りの人間にはないだろう?ドヤ顔?4~5ポンド>
<シイラ(遠くでジャンプしている)も食って来たが、ちょっときつかった。何度かバラシあり>
二匹目のマグロはちょっとだけ大きかった。
<ドヤ顔・その2。 6~7ポンドあったかな?>
3匹目。
<余裕の笑顔>
4匹目。
<感動が無くなってしまった顔>
私はマグロを2~3匹釣った後(記録係欠席のため記憶不鮮明。非常に困る)、
「釣って刺身で食べよう」
というMd-キャプテンの要望に応じて小カンパチ釣りに精を出していた。
ラインを10ポンドテスト(2.5号くらいかな?)まで落とした。小カンパチがエサに興味を示して寄って来るが食べない。コマセは食べているのでラインの太さの問題だろう。しかし今日はこれより細いハリスは持ち合わせがない。しつこくやっていると、横から疾風の如く走り込んで来たマグロがエサを咥えて走る。
「ブチッ!」
ラインが切れる(ドラグがちょっと強いと、一気の突っ込みのスピードに追い付かない?)。
シイラも掛かるがジャンプでライン切れだ(弱いドラグで対応していると掛かると時間がかかり過ぎる)。シイラやマグロは無視して小カンパチに特化してみたが、結局小カンパチの刺身にありつく事はできなかった。次回はアジ釣り用の細い仕掛けを持って来よう。それまで小カンパチがF-Buoyに居てくれればいいのだが、、、。
必要な数のマグロを確保したので、F-Buoyから撤収してOpaka釣りに向かう事になった。それにしても、今日は思いがけず楽しいSjght FishingとFly Fishingが出来てラッキーだった。Thank you, F-Buoy!
因みに前述のYsさんの「必殺のオマジナイ」というのは、Flyにエサを付ける事だった。今回は残念ながら「なんちゃってFly Fishing」になってしまったので、正真正銘の「Flyでマグロ」は次回に持ち越しとなった。Ysさん、暇な時に次回のFly戦略考えておいてね。それまでマグロやカンパチがF-Buoyに居てくれる事を祈りつつ、F-Buoyに別れを告げた。
Kailua-Bay沖のPoint-40に到着。Okaka狙いの竿を出すもエサ盗りのアタリだけが続く。
「こりゃ~ちょっとイカン」
と思い始めた時、Ysさんにアタリがあった。カンパチにしてはチト弱い。ゴマテンほどの元気さは無い。Opakaにしては強いが、ひょっとしたら大型のOpakaか???期待を背負って上がって来たのは、、、
<かなりいい型のナンヨウカイワリ(Papa ulua)だった。リリース>
残念!なかなかOpakaが釣れない。
「今日はOpakaはダメなのかも」
と少々悲観的になり始めた時にやっと来た。
<Opakapaka(オオヒメ)。2ポンド弱の感じでちょっと小さいが、、、>
外道もボチボチ、、、。
<リュウキュウアカヒメジ。リリース>
<ヨスジフエダイの3点掛け。さすが外道ハンター>
<私もゴマテンで一応税金納入。ヨスジとの一荷だった>
やっと2匹目のOpakaが釣れた。
<Opakapaka>
<小型のヒメダイ(Kalekale)の一荷>
そして本日のトリを務めてくれたのは、、、
<やはり千両役者のカンパチ君だった。リリース>
こんな大きなカンパチでなく、小カンパチを釣りたかったのに、、、。
これは次回もF-Buoy行き当確かな?Nomさんの全快を祈る。
Fishing Report用メモ:
Ahi: 7匹 33ポンド
Opaka: 2匹 4ポンド弱
Kale: 2匹 2.2ポンド
Papa ulua: 1匹 リリース
Kala: 1匹 リリース
Ta'ape: 7匹 リリース
Kahala: 1匹 リリース
Weke ula: 1匹 リリース
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コメント
大将、楽しい釣りしましたね。あの怪しい頬被りをしてフライしたら似合わないだろ~な。昔テレビで鈴木文雄さんと今は亡き西山徹さんが大荒れの沖縄のブイでやっとのこと、シーラを掛けたのを思い出しました。コナ最高、、、今度はボーンでしょう。ハワイアンはオオイワシだと思って食べるそうです。たしかこれも昔マイク、サカモトビッグアイランドの釣りで見たような。fkさんも私も笑い顔を作るのが下手ですね。(心の中はいつもいい微笑みなのに)笑ってるつもりが力入ってるのよ、これが。nonさん私が日本から気功を送りましょ。朝、東のフワラライ山から太陽が出たなら、そして西の海に太陽が落ちる時に、深呼吸をしてみそ、、、効くぞビリビリ、(放射能じゃないぞー) 。キャプテンmdさんお疲れ様です、頭が下がります。マンゴーにドラゴンフルーツ食べてービリビリッ、、、mattさん元気ですかー。ビリビリッ。
投稿: 釣道落人borabora | 2012年5月16日 (水) 22時20分
落ちボラさん:
22日にMattさんがコナへ来るらしいですよ。今日(17日・木)はラウハラの集まりがあるため釣りはお休みです。21日(来週の月曜日)にMattさん用の底物をいっぱい釣っておかなきゃ~。
ボーンより、Honokohauで時々見掛ける大きいサバヒー(Milkfish)をまず釣りたいですね。ボーン、ターポン(ターポンもハワイにいるらしい)、Moi(ナンヨウアゴナシ)など釣りたい魚はまだまだいるのですが、、、なかなか。
笑顔はひきつっても、心で微笑んでやって行きましょう。次回はF-Buoyで小カンパチ釣って食べるぞ!
投稿: A-Jack | 2012年5月17日 (木) 04時37分
フライのお方の写真がイイですね。
カンパチは浅いところに浮いてくると警戒心が高くなるんでしょうね。
今週末はそろそろアナーバーに行こうか・・・と思ってたんですが、心を読まれているかのようです。また報告します!
投稿: デトロイト支部 | 2012年5月17日 (木) 16時14分
デトロイト支部さん:
手ぬぐいで得意の「ドジョウすくいカブリ」してフライロッド振ってたらもっとカッコいいかな?
このYsさんは、ゴツイ防寒具着て、身体のいたるところにホカロン入れて完全武装して、腰まで水に入らないと調子が出ないかも???彼らのスティールヘッド釣りは、竿のガイドに付いた水が凍ってラインが走らなくなるのは当たり前の事だったらしい。それに比べると、我々のミシガンでのスティールヘッド釣りは軟弱だった、、、。
マグロもいいけど、バス釣りも楽しいよねぇ~。アナーバーのダム下での50cmオーバーの写真楽しみにしています。
次回はF-Buoyで白いチューブワーム(アナーバーで活躍したヤツ)使ってマグロに挑戦してみようと思っているのですが、別のBuoy(C-Buoy)で20~50ポンドクラスのマグロが上がり始めたというニュースが入ってきました。月曜日はC-Buoy行きに変更なるかも?
投稿: A-Jack | 2012年5月18日 (金) 04時30分
モヒャ━━((゜Д゜Uu))━━!!!!!!
オクッテキタノ
ダレデスカビリビリ
ビリビリ光線のおかげでしょうか
金曜の夜から熱も下がり始め体調が安定してきました
Tさん、MDさん、ビリビリのぼらぼらさん
ご心配おかけしましたー
土曜、日曜と自宅でおとなしくすごしたら
大好きな沖釣りに行けるかな゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
mattさんには来週お会いできますネ
ゴマテンいっぱい釣りましょー!(謎)ww
投稿: にゃ~ | 2012年5月18日 (金) 23時16分
キタカァ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! !(にゃ~ブログより拝借)。
回復して来て良かったですねぇ~。でもビリビリのお陰じゃないと思いますよ。
月曜日はMattさん用に、超高級魚・アミモンガラを釣って食べてもらいましょう。どうも月曜日はF-BuoyではなくC-Buoy(20~50ポンドのマグロが上がっているらしい?)遠征になりそうなので、多分小カンパチは難しいでしょう。
投稿: A-Jack | 2012年5月19日 (土) 05時22分