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2012年3月12日 (月)

準備万端

コンディション:
 
  満潮: 7:01am
  干潮: 1:28pm
  
  日没: 6:33pm
  V.V-Buoyの位置: 最北端に張り付いたままである。
  水温: グラウンド入口は24℃強だった。

実釣報告:
LA在住で白身魚好きのMattさんが明日(火曜日)コナにやって来る。Mattさんより要望のあったLehiは狙って釣れる魚ではなく、Opakapakaを釣っている時、たまに1匹だけ釣れるような魚なので保証はできないとしても、Opakapaka他の白身魚を十分調達しておく必要がある。Mattさんはカツオも好きだったように思うが?今日はFiveStar級の(定義なし)重要ミッションである。一方、Ysさんからは、「コナの魚卸し会社に地元産のマグロが全く無いので、何とかしてマグロを2~3本頼みます」という注文が入っている、、、といっても本人も乗り込んで来ているが。

知り合いのチャーターボートのキャプテンからは、「All buoys are dead. There were a lot of birds at the Ground today (Sunday), and Oiois are biting......」という、ちょっとだけ希望の持てる情報が入っている。残念ながら、Groundでマグロやカツオが食っている、という情報ではない。しかし、ここ2~3回散発的ではあるが自分でグラウンドでマグロを釣っているので、マグロが釣れる可能性はあると思っている。カツオは難しいかな?

今朝はキンキン不発のままグラウンドの外れPoint-9近辺に到着。「Small Craft Advisory」という「小舟向け波浪注意報」が出ているだけあって、グラウンドではウネリがかなり高い。しかし、今日は釣らねばオトコがすたるのだ。船が揺れてフラフラして釣り難いし危ないが、魚探の反応を探りながら中層釣り開始。
中層に反応、水深80~100m
のアナウンスに、私はエサ釣りの仕掛け、Ysさんはジグを落とす。するといきなり私の竿にアタリがあり、竿の絞り込みと同時に緩め設定のドラグからラインが飛び出て行く。一瞬、
マグロだ!
の合唱。いかにもマグロらしく、ビシッビシッビシッ、といった感じで出ていたラインが止まった。ナンとも言えないスピード感溢れる気持ちの良い引きである。これは絶対にバラせないので、手持ちでファイト開始。残念ながら大物ではない。最近この辺りで釣れている10~15ポンドの感じだ。サメの心配がかなりあるので、ちょっと焦りながらのポンピングだったが、無事上がってきたのは;
P1100595
Ahi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。13ポンド。最近は釣った魚を大きく見せて写真を撮るテクニックが向上してきた、、、かな?> 

船がドンドン北に流される。Opakapakaの水深になったので、底までエサを落とすとKalekaleが釣れた。
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<可愛いKalekale(Kalikali=ヒメダイ=Von siebold's snapper)。取り敢えずMattさん用確保。まあ他の白身魚が釣れるまでの、ゴルフで言う暫定球みたいなモノかな?>

夏の鳥山には程遠いが、鳥が結構いる。船の近くに鳥達が近づいてくると放ってはおけない。底釣り用のエサも不足しているのでトローリングを始める。するとOioiがヒット。
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<Oioi(ヒラソウダ=Frigate mackerel)。こんなのが6匹釣れた。有り難い、これで少なくとも今日のエサ不足の心配は無くなった>

私がOioiを1匹バラし、Ysさんは船に上がったOioiをわざわざ逃がしてやった()。


中層釣りに戻って、今日も真面目に税金を払う善良な市民であった。 
P1100614
<中層釣りの税金、ゴマテングハギモドキ(略称ゴマテン=Spotted unicornfish)。今日は全部で3匹釣ったかな?覚えてさえいなし、写真も撮ってくれない。まあシャーないだろう>

またトローリング開始。何故か今日は沈黙していたYsさんの竿にOioiではない希望の持てるアタリがあり、大分ラインを出された(ドラグはユルユルだったが)。多分10~20ポンドクラスのマグロであろうという推測でファイトをしていたが、上がって来たのが意外にもOtaro(Otaruと呼ぶ人もいるようだ)だった。
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<Otaro(大型の本ガツオの事=Aku=Skipjack tuna)。久しぶりに顔を見せてくれたOtaro君。船上計量:15ポンド。マグロも欲しいがOtaro君も大歓迎だ。Ysさん自己記録更新の本ガツオ。これでMattさんがイヤという程タタキが食べられるゾ。肉を全部食べたら4キロくらいある。小林尊(大食いの元世界()チャンピオン)でも持て余すかな?>

着々とMattさん対策が進む。
またトローリングを始めると、Ysさんの竿に強いアタリがあった。同時に遠くで魚がジャ~~~ンプ。
マヒだ!
ブルーの綺麗な魚体が何度もジャンプを繰り返す。どんどん船に向かって泳いで来る。Ysさんが懸命にリールを巻いているがラインがU字形になって流れている。やっとラインが魚に追い付いた。マヒは船べりに来てからが勝負、船べりで何匹バラした事か、、、。さあ寄って来た。そう簡単にギャフを掛けさせてはくれないはずだ。近くに来たので試しにギャフを振ってみたところ、見事頭にブスリ。Nnnnn???ワシのギャフ掛けの技術も知らない間に進歩したか?このマヒは何故か船に上がってからもバタバタしない良い子だった。おそらく上品な両親に育てられたのだろう。
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<Mahimahi(シイラ=Dolphin fish)。船上計量:18ポンド。長さギリギリでFishBox(クーラー)に入った>

中層に反応!
のアナウンスに、またエサ釣りに戻る。そして私の竿にアタリだ。ラインは出るがマグロにしてはスピード感がイマイチの感じがする(ドラグの締め方がちょっと強かったか?)。ナンだろう?竿を持ってファイトに入る。少なくともゴマテンではない。カンパチ?それともマグロ?
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<12ポンドのキハダマグロだった。何故か背後霊が、ギャハッハッハッ、と笑っているような???>

よっしゃ~!
である。コナの魚卸し会社にマグロが無くても、これでYsさんが当座は凌げる。Mattさん、マグロもドンドン食べて下さいよ、、、といっても、
オレはマグロはいいよ
だったかな?

揺れで気分が悪くなって来た。白身魚の調達がまだだし、Kailua-Bayへ移動してOpakapaka釣りをする事になった。途中1時間余りのトローリングでは何も釣れず、Point-40に到着。まずイシフエダイ(だろう?)が釣れた。
P1100646
<イシフエダイ(Wahanui=Forktail snapper)にしては口の切れ込みが少ないように思う。キマダラヒメダイ(Yellowtail kalekale=Goldflag jobfish)にしては全体の印象がちょっとイカツイし、黄色が斑になっていない。混血?やっぱりイシフエダイかな?>

やっと狙いのOpakapakaが釣れた。ホッ!
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<Opakapaka(オオヒメ)のダブルヒット。警察から逃げ回っているため手ぬぐいで顔を隠している訳ではなく、紫外線よけのクリームを塗るのが嫌いならしい>

PakaとKaleが一荷で釣れた。
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<これで今日のミッションは完遂>

Ysさんが、
大きい。ドンドン下へ持って行く。カンパチではなさそう。マグロかも?」
とか言いつつ上がってきたのは、、、、
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<あ~ぁ、カンパチでした。残念!>

さて、今日のハイライトはYsさんが釣ったこいつだった。
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<オキナワノコギリウツボ(Elegant morayというエレガントな英語名を持っているが、、、)。水深200mとかに生息する深場好きのウツボらしい。いろいろなヤツがいるよ>

2012312
<この獰猛なクチがグニュ~と伸びて噛みつきに来る> 

磯のブっこみ釣り磯でオモリを付けて底に落として釣る釣法)」の税金と言われるのがこのウツボ。こんな水深150mで釣れてくるのは非常に珍しい。それも奇跡的に2匹もだ。カンパチやゴマテンだけで税金は十分だと思うが、、、?船釣りに来てワザワザ磯釣りの税金まで払って、、、税金を払うのが好きなYsさんは我々市民の鏡である。しかし、こいつのハリを外すのが難事業だった。外そうとすると、フニュ~とアマタをもたげて噛みつきに来る(ハリが尾っぽにスレで掛かっていたのが問題だった)。噛まれそうになって、思わず持っていたペンチを海に落としてしまった。大損だ。四苦八苦してやっとリリースに成功。2匹目のウツボは一回り小さかった。こいつはハリは外れたが、デッキの排水溝に入ってしまい、排水溝の出口から海へ向いて頭を出したものの、尻尾も一緒に出そうとしたため、腹の部分がつっかえて出られなくなってしまった。助けてやろうとすると噛みつこうとするし、、、。スッタモンダの挙句、最後にやっとニュルリと出て海へ出る事が出来た。助かったかな?えらい時間の無駄だったが、妙な魚が釣れるのもそれはそれで面白い。

今日は魚だけで80ポンドくらいあった。その上、氷も入ってクーラーが非常に重かった。
Ysさん、Thank you! 

さあ、Mattさん、準備万端ですよ。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 2匹 25ポンド
Aku: 1匹 15ポンド
Mahi: 1匹 18ポンド
Oioi: 6匹 10ポンド
Paka: 3匹 6.3ポンド
Kale: 3匹 4ポンド
Wahanui: 1匹 1.3ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Kala: 3匹 リリース
Morray eel: 2匹 リリース 

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コメント

見事にミッション達成ですね。
しかも良い型の本カツオに久々のシイラのおまけまで
付いて。マーケットに無いマグロを釣るというだけで
プレッシャーなのに、さすがはA-Jackさんです。

白身魚もちろんもキープして達成感がありますね。

シイラは釣り上げるとボートの中なんて血だるまに
なるもんですが、品の良いシイラで良かったですねえ。

あんな深場でもウツボが来るんですね。昔葉山で
投げ釣りをしていて大きなウツボが来た事がありました
が、普通は磯釣りの外道ですね・・・

ペンチ残念でした。

投稿: NN | 2012年3月14日 (水) 00時40分

とても良い内容ですね。18日弾丸ツアー 飛びます飛びます!さあ釣るぞ(電磁波ビリビリーみたいな) で、ダメならシマイチ行こ。。

投稿: 釣道落人borabora | 2012年3月14日 (水) 17時55分

NNさん:
そちらも、もう少しで釣り開始ですね。待ち遠しい事だと思います。こちらもぼちぼちマグロやWahooなどのSpring Runが始まるのではないかと思います。

落ちボラさん:
まだV.V-Buoyは最北端に張り付いたままです。グラウンドでいい釣りが出来るかもしれないですよ。

投稿: A-Jack | 2012年3月14日 (水) 18時46分

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