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2012年3月

2012年3月29日 (木)

しばらく休業

ご愛読ありがとうございます。都合によりしばらく休業します。次回の出漁は4月9日()になります。

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2012年3月26日 (月)

コナの海からマグロが消えた?

コンディション:
 
  満潮: 6:08am
  干潮: 12.24pm
 
  日没: 6:36pm
  V.V-Buoyの位置: 相変わらず最北端に張り付いているのだが、、、。

実釣報告:
ハワイ全体が極端にマグロ不足に陥っているとの事。「これほどマグロが釣れないのも珍しい」、と言っているコナの漁師もいるらしい(Ysさん情報)。おまけに底物まで不調と言う。じゃ~、オトーサンが一発やったろか、、、という事で出漁した。
今朝はグラウンドに入ったあたりで、トローリングで流していた「三階建キンキン君」がさく裂した。まず左右両舷の竿にダブルヒットだ。結構な引きだったので、「そ~れみろ!マグロがいるじゃないか?」と思ったが、上がって来たのは残念ながらカツオだった。世の中そうは甘くはないか?
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<8~9ポンド(3.6~4キロ)クラスのプリプリカツオ。マグロは欲しいがカツオも許すゾ!>

直後にYsさんの持ち竿にアタリ。しかしハリに乗らず。連続3回。今日は魚の活性が高いようだ。デトロイトのバス釣りには春が来たようだし、コナの海にも春が来たかな?

そしてまたダブル。
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<ちょっと小ぶりだが立派なカツオのダブル>

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<「何処の誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている、、、月光仮面のオジサンは正義の味方だ良い人だ、、、、」。お馴染み月光仮面のオジサンに本日最大のカツオ>


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<またダブル。今日はキンキン君大忙し>

カツオにマグロが混じってくれると有り難いのだが、マグロからの音信は無し。
あっという間に、カツオが7匹釣れた。カツオはこれくらいにして、久しぶりにOnagaを釣ろうという事になり、ONA-3ポイントで仕掛けを降ろしてみたが、底潮が速く余分のラインが100m以上出てしまう。四苦八苦しながらも、Ysさんが得意のヒシダイを釣った。
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<ヒシダイ(Senbei fish)の一荷。クチより大きいようなハリでよく釣るものだ。久しぶりにNomさんのオヤツが出来た。これはこれでヨロシイ>

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<ヒシダイとヒオドシ(Hogo=Large-headed scorpionfish)の準本命の一荷。最近はヒシダイもヒオドシも評価が上がっているのだ>

結局Onagaは釣れないままOpakapakaのポイントへ移動したが、ここも不調。辛うじてKalekaleが1匹釣れただけだった。
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<Kalekale(ヒメダイ)>

途中時々魚探の反応に応じて中層へジグを落としてみたが、マグロからの魚信無し。やはりコナの海からマグロが消えてしまったのか?

ヒメダイ1匹では白身魚が足りない。グラウンドは底物も絶不調、最後の頼みはKailua-Bay沖のハルさんポイントである。約1時間のトローリングしながらの移動だったが、朝とは打って変わってカツオからの音信は途絶え、全くアタリ無しだった。ほんまに魚の気持ちは解らんヨ!

Kailua-Bay沖のPoint-40も不調で、Opakaがなかなか釣れない。釣れるのは税金ばかり。
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<ゴマテングハギモドキ(Spotted unicornfish)。非常に強い引きではあるが、あまり楽しくはない。こんなのが3匹も(匹だったかな?、、、忘れた)釣れた。これくらいの引きをするOpakapakaだったらねぇ~、、、ガッツポーズものなのだが。リリース>


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<ヨスジ君が4匹。リリース。片方は目玉が飛び出ていて、片方はきれいなままである。同じ条件なのに、何故こんな事になるのだろう?>

そいうやYsさんが綺麗なナメモンガラ(Redtail triggerfish)を釣ったが、こいつは写真無し。

タイムアップが近くなったところで、やっとこさOpakaとKaleが釣れた。
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<Opakapaka(オオヒメ=Pink snapper)。2ポンド半くらいだろうか。これでちょっと安心>


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<こんなKalekale(ヒメダイ=Von siebold's snapper)が2匹>

白身魚は十分ではないが、これでタイムアップ。

何故かアサイチのカツオだけが好調な日だった。
残念ながらマグロは釣れず。港に帰ってから、Ysさんがマグロを買いにWash-down(釣りから帰って来た漁師達がトレーラーに乗せた小船を洗う場所)へ走ったが、誰も釣っていなかったらしい。本当にマグロがコナの海から消えたのか?天変地異の予兆?コナは危なそうなので日本へでも帰るかな?

Fishing Report用メモ:
Aku: 7匹 40ポンド
Paka: 1匹 2.5ポンド
Kale: 2匹 3ポンド
Senbei fish: 4匹 1.5ポンド
Hogo: 1匹 2ポンド
Ta'ape: 4匹 リリース
Spotted unicornfish: 3匹 リリース
Humuhumu: 1匹 リリース


















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2012年3月22日 (木)

NELHA裏・磯釣り

コンディション:
  干潮: 10:19am
  満潮: 4:31pm
 
  日没: 6:35pm


場所と釣り方:
本日(水)、うちのキャプテンが4泊5日で「ラウハラ編み」の合宿に行ってしまった。日曜日まで戻って来ない、、、。一人で船釣りに行ってもいいのだが、船の出し入れ、クーラーの運搬、釣りをしながら頻繁に階段を駆け上っての操船等を考えると、ちょっと気力が湧かない(キャプテンの有り難みがよく解る、、、だろう、コラッ!)。
従って木曜日(3/22)の船釣りはお休み。

今日はちょっと趣向を変えて、NELHA裏へ磯釣りに行く事にした。2010年3月4日以来、2年ぶりの磯釣りだ。ちょっとワクワクするかも?昼ごろからの上げ潮を狙ってみよう。

知らない人の為に一応道順を説明しておこう。
コナのダウンタウンから、1本しかない虎の子のハイウェイを北(空港方向)へ走る。Honokohau Marinaの入口を過ぎ、Hina Lani Street(CostcoやHome Depotへ行く道)を過ぎて1~2分走ると、左側に大きい太陽集光器が見えてくる。そこがNELHA(Natural Energy Lab of Hawaii Authority)の入り口である。ハイウェイから左折してゲートを入り、しばらく真っ直ぐ走る。道がビーチに出た所で大きく右にカーブするが、道なりに走る。ゲートを入ってから4~5分程度で、道はNELHAの建屋に突き当たる。突き当った所で左折すると目の前に磯が広がり、海洋深層水の古い取水パイプのコンクリ台座が2つ見える。両釣り場ともに浅く、底がはっきり見えるのは興ざめではあるが、このあたりでは1級の釣り場である。私は足下がちょっと深い右側の台座のほうが好きだ。しかし、2年ぶりに行ってみると、前あった高くて安全だった木の台座が流されてしまい無くなっていた。コンクリは残っているが如何せん低い。今日は海が静かなので大丈夫だが、荒れるとモロに波をかぶるだろう。このNELHA裏の磯は結構荒れる。穏やかでない日は近づかない事だ。

さて、今日は2号磯竿に3号(12~20ポンドテストくらいかな?)ハリスのウキ釣りで小物と遊んでみようという趣向である。カツオやソウダガツオのハラワタやアタマをブツ切りにしてコマセ用に準備して来た。また昔買ってあった犬のエサを、水でふやかして柔らかくし、ハラワタに混ぜて撒いてみようと準備してきた。多分コマセ効果はあるだろう。これもまた楽しい。エサは一昨日釣ったカツオやソウダガツオの切身とアンチョビ(カタクチイワシ)である。カスミアジでも釣れれば楽しいんだけどねぇ~。

実釣報告:
右側の台座に乗り、コマセを撒くと早速魚が寄って来たようだが、はっきりは見えない。黄色いチョウチョウウオと、かなり大きいソウシハギ(Loulu=Scrawled filefish)と思われる魚が数匹寄ってきているのは見える。エサ盗り名人達だ。
仕掛けを入れると早速ウキが軽く沈んだ。合わすが載らず。何度目かでウキが大きく沈んだ。竿をあおるとかなりの手ごたえがあり、一気に走った。よ~し載った!と思った瞬間3号ナイロンが切られた。チッ、残念。ナンだったんだろう?
本来はエサ盗りをかわしながらやっていると、たまにカスミアジやイケカツオなどのまともな魚が食ってくるのだが、、、。
やっとヨスジフエダイが釣れた。 
Taape2012321_nelha_2
<Ta'ape(Bluestripe snapper=ヨスジフエダイ)。写真に円が入っているのは防水ケースのせい。2年前は喜んで食べていたが、やはりDeep-7の方が美味い。リリース>

モンガラも釣れたが、写真を撮るのを忘れた。リリース。

イスズミが釣れた。
Nenuehawaiian_chub_2012321_nelha
<Nenue(イスズミ)。イスズミは似たようなのが何種類かいる。これは多分ハワイ固有のHawaiian chubではないかと思うが、、、ミナミイスズミかもしれない?確信無いが、Nenueと言っておけば間違いは無い。体長約30cm。リリース
左側の台座に乗って、台座の北側のサラシにパンを撒くと大型のイスズミが寄って来る(2年前は寄って来た)。イスズミが美味かどうかは意見が分かれるところのようだが、パワーがある魚なので釣りの対象としては面白い> 

結局釣れたのは3匹だけだった。

ほんの目の前をイルカの大群が2度通り過ぎて行った。
そのすぐ沖はムロアジ、カツオ、マグロ、カマスサワラ、カンパチ、ヒメダイ、オオヒメなどのポイント(船釣り)である。この磯からマグロやカツオが釣れてもおかしくはないのだが、、、もうちょい深ければねぇ、、、。GTの実績はかなりあるらしい。

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2012年3月19日 (月)

謎の茨城船再び登場

コンディション:
  干潮: 9:32am
  満潮: 3:22pm
  日没: 6:35pm
  V.V-Buoyの位置: かれこれ一カ月以上最北端に張り付いている。


実釣報告:
今日も懲りずにグラウンド(コナ空港沖の海)へ向かう。「5泊6日(?)の釣り弾丸旅行」で3日程前に日本からやって来たDr.Mtの話では、グラウンド近辺で多くの釣り船が飛行機の窓から見えたとの事。潮が北へ行き始めてからは、トローリング船は結構多い。これでマグロ狙いの小舟が数隻来ていたら、チャンスは大いに広がるのだが、、、。今日はどうかな?

最近は往路で何かがキンキンにヒットする事が少ない。カツオやソウダガツオが食って来てもいいんだけどなぁ~。そして今日も往路不発のままグラウンドの外れに到着、、、と思いきや、船を止める寸前にアタリがあった。大きくはないが、マグロかカツオだろうと思いながら寄せてみると;
P1100821
ラッキー!スマガツオ(Kawakawa=Mackerel tuna)だった。Ysさん(寿司屋の大将)も、スマはOtaro(大型のカツオ)より美味だと言う。約7ポンド(3.2キロ)。隙があれば新作ビシマモドキを使ったトローリングでルアーを沈めてスマを狙ってみようと思ったが、これで今日はその気がなくなった>

トローリングをやめ、魚探の反応を探りながら中層釣り開始。今日は魚探反応がちょっと濃いであろう浅場(水深80m~100m)の中層をジグで探ってみようという事になった。さすがに反応は多い。Ysさんと二人でジグを落とし懸命にシャクる、、、がアタリ無し。Ysさんがエサ釣りに変更、私もエサ釣りにしたい気持ちを押さえて「てなもんやジギング」で頑張る。
Ysさんのエサ釣りに食ってきたのは、、、、、
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<やっぱりなぁ~。ゴマテンハンター・Ysさんに来た人生初のテングハギモドキ(Sleek unicornfish)。カンパチかと思うぐらい(ちょっと違ったかな?)の引きだった。> 


P1100824
<かなり怪しげな釣り師にアオスジモンガラ。Dr.Mtからは「それにしても大将(Ysさんのこと)のかぶり物?怪し過ぎる。ドジョウすくいか鼠小僧次郎吉か!」というコメントが入っていた。そういや手つきが結構出来て上がっているので、このままひょいと腰を曲げると、アラエッサッサア~?こんな事して日焼け防止に苦心していた割には、今日は顔が真っ赤に日焼けしていたような?>  

Ysさんが2度ほど、大きいヤツをバラした。ラインを噛み切られていたようだ。サメか?ひょっとしたらOno(カマスサワラ=オキサワラ=Wahoo)だったのかも?

浅場はやはりエサ盗りが多いので、ちょっと深い水深150mあたりへ移動。何度かジグを落としたがアタリは無い。エサ釣りに変更したい気持ちが強くなって来たが我慢の子。100mあたりまでジグを落とし、放っておいて何かをしていたところ、持っていた竿が絞り込まれた。ジグが落ちて行っている時にキハダ等が食ってくる事はあるが、船の動きだけで食って来るのは珍しい。結構いい引きをしているが、マグロらしいスピード感は無い。「99%カンパチ」とも言い難い感じだ。ナンだろう?サメの横取りを気にしながらフルスピードで巻きあげる。そしてリールのモーターを止めながら上がって来たのは、またMattさん用の白身魚だった。
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<Lehi(オオグチイシチビキ=Silverjaw snapper)。8.2ポンド(3.7キロ)。何故か最近は毎回Lehiが釣れている。前回釣ったLehiはよく脂が乗っていたらしい。Mattさん、いっぱい食べて帰ってね、、、と言っても時間的に無理か?>

この後、私のジギングにアタリがあった。割合モソモソとした小さいアタリだったので、大合わせも入れずに軽い気持ちでファイトに入ったところ、魚が突然走り始めた。一気にラインが出て行く。
マグロだ!
一気に船上が活気づく。いい型のようだ。かなり走った、、、が無情にもバレてしまった(後で確認したところ、ラインは切れておらず、ハリ外れだった)。痛恨のバラシ、大きかったのに、、、。
Img_5529
<またまたコイツのお出ましだ> 


ポイント移動のついでにキンキンを流しながら走っているとカツオが釣れた。今日は既にスマガツオが釣れているのでカツオの価値がちょっと低い。しかし有り難い。
P1100834
<Aku(カツオ=Skipjack tuna)。4~5ポンドだろう。これが次回、美しいOnaga4匹に変わる???>

そろそろDr.Mtが顔を見せる頃かな、と思っていると案の定電話が掛かって来た。既にグラウンドに来ていて鳥山を追い掛けているらしい。そうこうしているうちに、1隻の船が近寄って来た。
P1100836
<ムムムッ、颯爽と近寄って来たのは、いつもの怪し気な雰囲気の茨城船籍の船だ。一目散に逃げるべきか?でも良く見ると、なかなか良い釣り船だねぇ~。うちのとタダで交換してあげましょうか?>

Dr.Mtが顔を出し、「Otaro(大型カツオ)とAku(レギュラーサイズのカツオ)が釣れたけど、クーラーボックスが小さいので、そちらのクーラーに入れて貰えないですか?」と言う。もちろん快諾!
Mitsugisan1
<Otaroを貰うために船を近づけて玉網を差し出す。このDr.Mtの持っているOtaroは13ポンド(約6キロ)のGood Sizeだった。玉網に入ってしまえばこちらのモノ。明日Sima-ichiでタタキになる運命とあいなったしだい。もう1匹、4~5ポンドクラスのカツオを貰った。Thank you!Dr.Mt、いい人ですねぇ~>

その後、Dr.Mtはレギュラーサイズ(4~5ポンドかな?)のカツオ3匹、Oioi(ソウダガツオ)3匹、カンパチを2匹釣った、という報告が入っていた。わざわざハワイくんだりまで来たのに、いろいろ釣れて良かったですね。グラウンドにやっとカツオが戻って来た最高のタイミングでしたね。また来て下さい。できるだけリアルタイムの情報を提供しますヨ。

Dr.Mtが、「もっと北の方に鳥が渦巻いている」と言うので、キンキンを流しながら移動。確かに鳥がいるが渦は巻いていなかった、、、ような。そしてカツオがヒット。
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<Aku(カツオ)。4~5ポンドかな?>

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<オオットゥ~、ヤバイ!Ysさんが持っていたカツオが天高く跳ねた。これ、なかなか撮れない写真だよ(Md-キャプテン撮影)。この前はこれでOioiを逃がしたが、今日はデッキ上に着地してセーフ。スリルとサスペンスをありがとう、、、ったく、、、あまり人の事は言えないが、、、>

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<律義に今日も行くゴマテンハンターの姿があった、、、マル>


P1100843
<Ysさんのジグにカンパチ。アタマの八の字が綺麗で、旨そうな小型のカンパチだった。Nomさんが「持って帰って食べよう」と頑張ったがYsさんが却下。このサイズなら食べてもシガテラ毒の問題は無いと思うが、敢えてリスクを冒す程のモノではないだろう。リリース>

最後にトローリングでOioiを釣って本日の釣り終了。
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<Oioi(ヒラソウダ=Frigate mackerel)。だいぶエサの在庫が出来て、気持ちに余裕が出て来た。嬉しい、嬉しい>

今日は夕方に予定があり、早仕舞いの帰港となった。
今日はトライしたOnagaに振られ(底潮が速すぎて釣りにならない)、Pakaに見捨てられ、底釣りボウズとなってしまった。こんな事もめずらしい。


Fishing Report用メモ:
Aku: 4匹 25ポンド
Kawakawa: 1匹 7ポンド
Oioi: 1匹 2ポンド
Lehi: 1匹 8.2ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Opelu kala:1匹 リリース
Kala: 1匹 リリース
Blurline triggerfish: 1匹 リリース

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2012年3月15日 (木)

バラシは常に悔し!

コンディション:
  満潮: 10:47am
  干潮: 5:02pm
  日没: 6:33pm
  V.V-Buoyの位置: 相変わらず最北端に張り付いたままだ。
  グラウンドの朝の水温: 23.8~24.2度

実釣報告:
港を出て、アピール度アップの新作・「デラックス版・三階建てキンキン」を曳いて走り始めたところ、チャーターボート「Hooked Up」のCkさんより電話。見ると我々の後を走っている。「カンパチ釣ったら頂戴」との事。時々シガテラ毒の調査の手伝いをしているらしい。「お安いご用」と快諾!
新作キンキン不発のままグラウンドの玄関口に到着。早速魚探の反応を探りながら中層釣り開始。前回と同じ手順でまずマグロを狙う。しかし、、、今日も真面目に納税だ。本人の意思とは関係なく善良な市民である。
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<毎度お馴染みゴマテン君。これは州税相当で、カンパチが連邦税だろう。じゃあサメは何?ウツボは?「地下鉄漫才」みたいになるので、細かい事言うのは無しにしよう> 

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<久しぶりにゴマテン君のお兄さんも釣れた。テングハギモドキ(Sleek unicornfish=Opelu kala)。Sleekが付く名の通り、お兄さんの方がゴマテン君より色が上品できれいだ、、、とは言ってもねぇ~>

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<ナンの意味もないが、どうだ! ヨスジフエダイ(Ta'ape=Bluestripe snapper)>  

 
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<アオスジモンガラ> 

今日は収入(マグロ)が無いまま税金ばかり払っている。さすがに前回のYsさんのように関係無い磯釣りの税金(ウツボ)までは払わなかったが、、、。因みに前回Ysさんが釣ったウツボは、オキナワノコギリウツボといい、水深200mの深場に生息するらしい。これからも釣れるかも?サメとイルカの次にヤッカイな相手ではある。

マグロが釣れない、、、。しかたないので、方針を取り敢えず白身魚の調達に切り替えた。Point-38で早速アタリがありKalekaleが上がった。
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<良型のKalekale(ヒメダイ=Von siebold's snapper)>

何かが船の近くまで上がって来たがバレた。大きい魚ではなかったので悔しさはそれほどなく、淡々と次の1投の準備をしていると、Md-キャプテンが海面を指差して、
お父さん(だったかな?)、アレアレアレ、タマタマ、早く早く
と運転席で騒ぎ始めたではないか。
ナンだ、またタイガーシャークでも来たんかい?タイガー君はタマでは掬えんゾナ
と思いながら指差す方向を見ると、OpakaかKaleらしい魚が2匹、ヒレをバタバタさせながら浮いている。良く見ると私の名前が書いてあるような?今にも潜って行きそうになってもがいている。
さっきバラしたワシの魚じゃ!
あわてて玉網へ走る。そして1匹は無事回収。しかしもう一匹が船の陰に隠れて視界から消えてしまった。焦って船を回す。
居た!
でセーフ!
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<珍しいバラシKalekaleの一荷> 

Kalekaleが5~6匹釣れたが、肝心のOpakapakaが釣れない。まあKaleとOpakaは双生児みたいなものである。基本的にはどっちでもいいのだが、Pakaの方が10倍近く大きく成長するので、私を含めて釣り師はOpakaを好む。

途中でOpakaかKaleを2匹程サメに盗られた。やはりサメがいる。

さて、Point-38でOpakapaka狙いの底釣りをしているといいアタリがあった。10ポンドクラスのOpakapakaかとワクワク、ドキドキ(サメがいる)、、、。上がって来たのはLehiだった。
P1100789
<Lehi(オオグチイシチビキ=Silverjaw snapper)、8.2ポンド。これで今日はMattさんに顔向けが出来るヨ。メデタシメデタシ。肉が1.8キロ程度は取れるはずなので、Mattさんが親の仇みたいに食べても食べ切れないだろう> 

おまけにもう1匹Lehiが釣れた。
P1100794
<ちょっと小ぶりなLehiは3ポンド。LehiはOpakaと同じエリアに生息するが、Opakaのように大きい群を形成する事はないようで、なかなか釣れない。2匹釣れたのは今回が初めて>

しかし、中層釣りで肝心のマグロが釣れない。 
コマセも無くなったし、方針変更して「三階建キンキン」に頼る事になった。あまり鳥の多くない鳥山を目指してキンキンを曳く。時々アタリがあり、ちらほらOioiが釣れた。
P1100798
<Oioi(ヒラソウダ=Frigate mackerel)。有り難い次回のエサ> 

P1100784
<Oioiのダブルヒット。なかなかよろしい。エサエサ、、、>

カツオも釣れた。
P1100800
<丸々肥えたAku(本ガツオ=Skipjack tuna)。4~5ポンドだろう>

タイムアップも近づいたので、「三階建てキンキン」を曳きながら帰途に着く。NELHA沖に近づいたあたりで、左右の竿にダブルヒット。ともにいいアタリだ。キャプテンが運転席から降りて来て左舷の竿を持つ。私は右舷の竿だ。私のはかなり大きい。キャプテンの方も悪くない。私の方は大分ラインを出されたが、やっと100mくらいまで巻き戻した。激しく抵抗する。99%マグロだろう(といってもよく間違う99%だが、、、)。しかし、残り70~80mでラインのテンションが急になくなった。無情・痛恨のバラシである。あ~ぁ、40~50ポンドクラスのマグロだったのに、、、。バラシは常に悔しい、、、特に大物は。

Img_5529
<逃がした魚はいつも大きい。これからも折りにふれてこの写真が出て来るだろう>

ラインを巻きあげてみると、無情にも「三階建キンキン」が盗られていた。こちらも悔しい。キャプテンが、
あ~ぁ、もったいない!

一方、キャプテンの方は順調に船べりに寄せていた(”いったいどっちが釣り師じゃ?”)。 玉網に収まったのは、久しぶりのスマガツオだった。
P1100810
Kawakawa(スマガツオ=英語名多数だがMackerel tunaが一般的なのかな?)。計量しなかったが、5~6ポンドだろう。腹の部分にある黒斑がお灸のように見えるので、ヤイトとも呼ばれる。味では本ガツオを凌駕し、本マグロに匹敵するという人もいるが、、、どうかな?>

スマガツオの寿司とかタタキとか、Sima-ichi以外では食べられないヨ! 

今日はトローリングで、ルアーを20~30m沈めて引くテストをするため、ビシマ風のオモリを準備していた。
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<1オンス(
約7.5号相当)のオモリが20個、10フィート(3.3m)のワイヤーに付けてある。この先にユミヅノやキンキンを付けて中層を曳く>

主な目的は美味しいスマガツオ。スマガツオはルアーを沈めるとよく釣れると言われる。残念ながら今日は時間的な余裕が無く、中層曳きのテストは出来なかった。それでも表層曳きでスマガツオが釣れた。表層曳きで釣れるなら、何もややこしい事する必要はないのだが、中層のマグロやカツオの群れの中をルアーが泳ぐ、、、なんとも興味深いイメージではある。また次の機会かな?

残念ながら、今日は珍しくカンパチが釣れなかった。Ckさん、ごめんよ。「
お安いご用」はお安くなかった。いらない時はよく釣れるんだけどねぇ~。

Fishing Report用メモ
Aku: 1匹 5ポンド
Kawakawa: 1匹 6ポンド
Oioi: 6匹 10ポンド
Lehi: 2匹 11ポンド
Kale: 5匹 8ポンド
Kala(ゴマテン): 1匹 リリース
Opelu kala(テングハギ): 1匹 リリース
Ta'ape: 1匹 リリース
Blueline triggerfish: 1匹 リリース

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2012年3月12日 (月)

準備万端

コンディション:
 
  満潮: 7:01am
  干潮: 1:28pm
  
  日没: 6:33pm
  V.V-Buoyの位置: 最北端に張り付いたままである。
  水温: グラウンド入口は24℃強だった。

実釣報告:
LA在住で白身魚好きのMattさんが明日(火曜日)コナにやって来る。Mattさんより要望のあったLehiは狙って釣れる魚ではなく、Opakapakaを釣っている時、たまに1匹だけ釣れるような魚なので保証はできないとしても、Opakapaka他の白身魚を十分調達しておく必要がある。Mattさんはカツオも好きだったように思うが?今日はFiveStar級の(定義なし)重要ミッションである。一方、Ysさんからは、「コナの魚卸し会社に地元産のマグロが全く無いので、何とかしてマグロを2~3本頼みます」という注文が入っている、、、といっても本人も乗り込んで来ているが。

知り合いのチャーターボートのキャプテンからは、「All buoys are dead. There were a lot of birds at the Ground today (Sunday), and Oiois are biting......」という、ちょっとだけ希望の持てる情報が入っている。残念ながら、Groundでマグロやカツオが食っている、という情報ではない。しかし、ここ2~3回散発的ではあるが自分でグラウンドでマグロを釣っているので、マグロが釣れる可能性はあると思っている。カツオは難しいかな?

今朝はキンキン不発のままグラウンドの外れPoint-9近辺に到着。「Small Craft Advisory」という「小舟向け波浪注意報」が出ているだけあって、グラウンドではウネリがかなり高い。しかし、今日は釣らねばオトコがすたるのだ。船が揺れてフラフラして釣り難いし危ないが、魚探の反応を探りながら中層釣り開始。
中層に反応、水深80~100m
のアナウンスに、私はエサ釣りの仕掛け、Ysさんはジグを落とす。するといきなり私の竿にアタリがあり、竿の絞り込みと同時に緩め設定のドラグからラインが飛び出て行く。一瞬、
マグロだ!
の合唱。いかにもマグロらしく、ビシッビシッビシッ、といった感じで出ていたラインが止まった。ナンとも言えないスピード感溢れる気持ちの良い引きである。これは絶対にバラせないので、手持ちでファイト開始。残念ながら大物ではない。最近この辺りで釣れている10~15ポンドの感じだ。サメの心配がかなりあるので、ちょっと焦りながらのポンピングだったが、無事上がってきたのは;
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Ahi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。13ポンド。最近は釣った魚を大きく見せて写真を撮るテクニックが向上してきた、、、かな?> 

船がドンドン北に流される。Opakapakaの水深になったので、底までエサを落とすとKalekaleが釣れた。
P1100611
<可愛いKalekale(Kalikali=ヒメダイ=Von siebold's snapper)。取り敢えずMattさん用確保。まあ他の白身魚が釣れるまでの、ゴルフで言う暫定球みたいなモノかな?>

夏の鳥山には程遠いが、鳥が結構いる。船の近くに鳥達が近づいてくると放ってはおけない。底釣り用のエサも不足しているのでトローリングを始める。するとOioiがヒット。
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<Oioi(ヒラソウダ=Frigate mackerel)。こんなのが6匹釣れた。有り難い、これで少なくとも今日のエサ不足の心配は無くなった>

私がOioiを1匹バラし、Ysさんは船に上がったOioiをわざわざ逃がしてやった()。


中層釣りに戻って、今日も真面目に税金を払う善良な市民であった。 
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<中層釣りの税金、ゴマテングハギモドキ(略称ゴマテン=Spotted unicornfish)。今日は全部で3匹釣ったかな?覚えてさえいなし、写真も撮ってくれない。まあシャーないだろう>

またトローリング開始。何故か今日は沈黙していたYsさんの竿にOioiではない希望の持てるアタリがあり、大分ラインを出された(ドラグはユルユルだったが)。多分10~20ポンドクラスのマグロであろうという推測でファイトをしていたが、上がって来たのが意外にもOtaro(Otaruと呼ぶ人もいるようだ)だった。
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<Otaro(大型の本ガツオの事=Aku=Skipjack tuna)。久しぶりに顔を見せてくれたOtaro君。船上計量:15ポンド。マグロも欲しいがOtaro君も大歓迎だ。Ysさん自己記録更新の本ガツオ。これでMattさんがイヤという程タタキが食べられるゾ。肉を全部食べたら4キロくらいある。小林尊(大食いの元世界()チャンピオン)でも持て余すかな?>

着々とMattさん対策が進む。
またトローリングを始めると、Ysさんの竿に強いアタリがあった。同時に遠くで魚がジャ~~~ンプ。
マヒだ!
ブルーの綺麗な魚体が何度もジャンプを繰り返す。どんどん船に向かって泳いで来る。Ysさんが懸命にリールを巻いているがラインがU字形になって流れている。やっとラインが魚に追い付いた。マヒは船べりに来てからが勝負、船べりで何匹バラした事か、、、。さあ寄って来た。そう簡単にギャフを掛けさせてはくれないはずだ。近くに来たので試しにギャフを振ってみたところ、見事頭にブスリ。Nnnnn???ワシのギャフ掛けの技術も知らない間に進歩したか?このマヒは何故か船に上がってからもバタバタしない良い子だった。おそらく上品な両親に育てられたのだろう。
P1100636
<Mahimahi(シイラ=Dolphin fish)。船上計量:18ポンド。長さギリギリでFishBox(クーラー)に入った>

中層に反応!
のアナウンスに、またエサ釣りに戻る。そして私の竿にアタリだ。ラインは出るがマグロにしてはスピード感がイマイチの感じがする(ドラグの締め方がちょっと強かったか?)。ナンだろう?竿を持ってファイトに入る。少なくともゴマテンではない。カンパチ?それともマグロ?
P1100641
<12ポンドのキハダマグロだった。何故か背後霊が、ギャハッハッハッ、と笑っているような???>

よっしゃ~!
である。コナの魚卸し会社にマグロが無くても、これでYsさんが当座は凌げる。Mattさん、マグロもドンドン食べて下さいよ、、、といっても、
オレはマグロはいいよ
だったかな?

揺れで気分が悪くなって来た。白身魚の調達がまだだし、Kailua-Bayへ移動してOpakapaka釣りをする事になった。途中1時間余りのトローリングでは何も釣れず、Point-40に到着。まずイシフエダイ(だろう?)が釣れた。
P1100646
<イシフエダイ(Wahanui=Forktail snapper)にしては口の切れ込みが少ないように思う。キマダラヒメダイ(Yellowtail kalekale=Goldflag jobfish)にしては全体の印象がちょっとイカツイし、黄色が斑になっていない。混血?やっぱりイシフエダイかな?>

やっと狙いのOpakapakaが釣れた。ホッ!
P1100649
<Opakapaka(オオヒメ)のダブルヒット。警察から逃げ回っているため手ぬぐいで顔を隠している訳ではなく、紫外線よけのクリームを塗るのが嫌いならしい>

PakaとKaleが一荷で釣れた。
P1100686
<これで今日のミッションは完遂>

Ysさんが、
大きい。ドンドン下へ持って行く。カンパチではなさそう。マグロかも?」
とか言いつつ上がってきたのは、、、、
P1100654
<あ~ぁ、カンパチでした。残念!>

さて、今日のハイライトはYsさんが釣ったこいつだった。
P1100658
<オキナワノコギリウツボ(Elegant morayというエレガントな英語名を持っているが、、、)。水深200mとかに生息する深場好きのウツボらしい。いろいろなヤツがいるよ>

2012312
<この獰猛なクチがグニュ~と伸びて噛みつきに来る> 

磯のブっこみ釣り磯でオモリを付けて底に落として釣る釣法)」の税金と言われるのがこのウツボ。こんな水深150mで釣れてくるのは非常に珍しい。それも奇跡的に2匹もだ。カンパチやゴマテンだけで税金は十分だと思うが、、、?船釣りに来てワザワザ磯釣りの税金まで払って、、、税金を払うのが好きなYsさんは我々市民の鏡である。しかし、こいつのハリを外すのが難事業だった。外そうとすると、フニュ~とアマタをもたげて噛みつきに来る(ハリが尾っぽにスレで掛かっていたのが問題だった)。噛まれそうになって、思わず持っていたペンチを海に落としてしまった。大損だ。四苦八苦してやっとリリースに成功。2匹目のウツボは一回り小さかった。こいつはハリは外れたが、デッキの排水溝に入ってしまい、排水溝の出口から海へ向いて頭を出したものの、尻尾も一緒に出そうとしたため、腹の部分がつっかえて出られなくなってしまった。助けてやろうとすると噛みつこうとするし、、、。スッタモンダの挙句、最後にやっとニュルリと出て海へ出る事が出来た。助かったかな?えらい時間の無駄だったが、妙な魚が釣れるのもそれはそれで面白い。

今日は魚だけで80ポンドくらいあった。その上、氷も入ってクーラーが非常に重かった。
Ysさん、Thank you! 

さあ、Mattさん、準備万端ですよ。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 2匹 25ポンド
Aku: 1匹 15ポンド
Mahi: 1匹 18ポンド
Oioi: 6匹 10ポンド
Paka: 3匹 6.3ポンド
Kale: 3匹 4ポンド
Wahanui: 1匹 1.3ポンド
Kahala: 1匹 リリース
Kala: 3匹 リリース
Morray eel: 2匹 リリース 

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2012年3月 8日 (木)

肩のチカラを抜いて

本日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
本日の予定」は、リキ入れて書いても大して意味が無さそうなので今後やめる事にした。当日の朝に決めた事を早々と忘れてしまって違った事するんじゃんねぇ~~~。
今日は特に予定は立てず、肩のチカラを抜いて、風の吹くまま、潮の流れるまま、ユッタリと、、、はたして出来るかな???

コンディション:
  干潮: 10:03am
  満潮: 4:11pm
  月 : 将来、釣果との相関でも取れるかな、と思ったがこれも意味なさそう
      なのでヤメる。
夜釣りは大いに月に影響されるようだが(闇夜がベスト)、
      暗闇の釣りは全然楽しくない(
昔、よく磯で夜釣りはやったが、もう馬力が無い)。
   
日没: 6:31pm
  V.V-Buoyの位置: 相変わらず最北端に張り付いているようだ(昨日から海が
                  霞んでBuoyの位置を確認出来ていない
)。
               ハワイ島西側のBuoy(FAD→Fish Aggregation Deviceと称
               する
)の数を一つ増やす話が出ているらしい。Milloliの沖合
               10カイリが第一候補。残念ながら、遠すぎて行く事はない
               だろう。コナ空港沖にしてくれたら近くていいのに、、、。


実釣報告:
特に予定は決めずに港を出た。北へ行こうか南へ行こか?海鳥にでも聞いてみるかな?今日は北の方の海も穏やかなようだ。やっぱりグラウンドへ行ってみるか、、、船の舳先が北を向く。最近ちょっと復活気味のキンキンを曳いて走る。取り敢えずグラウンドLedgeのカツオレーンを目指してみよう。マグロかカツオが釣れりゃ嬉しいのだが。魚探の反応も気にせず、肩の力を抜いてゆったりと北へ走る。こんな釣りも悪くはない、、、はずなのだが。
ところが、グラウンドに近づくに従ってウネリが大きくなって来た。結局グラウンドでは釣りをする事無く引き返す羽目に、、、。港の出口から見ると北方面は穏やかそうだったが、違っていたようだ。よくある事ではある。

グラウンド手前で反転、一路南のKailua Bayを目指す事に。Kailua Bay沖のPoint-40に着くまでキンキンは沈黙したままだった。幸か不幸か、今朝は魚探に中層反応が殆ど出ず、1時間半近くゆったりとしたクルージングを楽しんでしまった(本意ではないが、今日のテーマにはマッチしている)。魚探に反応が出ると、どうしても気持ちが揺れ動く。特に濃い反応が出るとヨダレ(汚い!)が出てまずい。釣り師の悲しいサガであろうか?

Point-40に到着、Opakapaka(オオヒメ)やKalekale(ヒメダイ)の仕掛けを投入する。水深150~160m前後にオモリが着底、コマセを振る。ここはあまりハズレのないポイントである。すぐ、ググッ、ググッ、と来るはずである。ところが今朝は何の反応もない。コマセを入れ替えて振るがアタリは来ない。20分、30分、、、朝はこのポイントはダメなのか?なんて思っていると、
サメだよ!
というキャプテンの声が聞こえて来た。巨大ではないが、かなり大きい茶色い影が船の横、水深4~5mを泳いでいる。
こりゃサメだ、、、でなくって、こりゃダメだ!
結局このポイントは断念、更に南のKeauhou Bay沖のPoint-29まで南下する事になった。

途中、前方に鳥山(といっても冬場の鳥山は、10羽~20羽くらいの小さいヤツが殆ど)とその下で跳ねている小魚が見える。キンキンを曳いて、ど真ん中を走り抜けると待望のアタリだ。マグロか?カツオか?丁寧に手巻きで寄せる。見えて来た。カツオだった。4~5ポンドだろう。小さくても有り難い。キャプテンよりいつもの指示(口癖)が飛ぶ。
バラさないでね!
玉網入れ寸前、カツオが最後の抵抗を試みて一気に走ったところで急にラインのテンションが無くなった。
ウワァ~、バレた!
おそらくクチが切れかかっていたのだろう。最近はなかなかカツオが釣れないので真に残念。痛恨のバラシである!

Point-29に着き、仕掛けを入れるといきなり強いアタリがあった。ポンピングでアシストしながら、「カンパチの確率99%」の強い引きを示しながら上がって来たのは、、、
P1100489
<やはりKahala(カンパチ=Amberjack)だった。リリース>

ここではOpakapakaが釣れるのだが、カンパチも多いポイントである。 
いつものように、「これがOpakapakaだったら立派に自己記録更新なのに、、、」と言われながら、またカンパチが釣れた。
P1100493
<2匹目のカンパチ。リリース>

これで今日の筋トレは終了。
カンパチを避けるべく更に南へ移動。Point-29とPoint-10の中間あたりで小舟が2隻程釣りをしていた。マグロがいるのかも、、、と思ってスリ寄って行って仕掛けを入れる(比較的得意な高等戦略)。何かが食って来たが、左右の仕掛けが絡んでしまった。絡んだまま上げて来ると、体高の高い結構大きい赤い魚が付いている。
思わず喜んで、
キンメだ!
と叫んでしまった。しかし、
キンメじゃないんじゃないの?ヒレが全然違うヨ」 
とキャプテン。すみません、キントキでした。いったいどっちが釣り師なんじゃ???
P1100497
<Aweoweo(チカメキントキ=Longfinned bullseye)。2.64ポンドと結構大きかった。Aweoweoと呼ばれるキントキダイ系の魚はハワイには何種類かいるようだ。浅場ではもっと小型のHawaiian bigeyeという固有種が時々釣れる。Ysさんに試食して評価してもらおう。キンメには及ばないかな?>

浅いけど中層反応が出ているヨ。マグロかも?
とキャプテンが言うので、水深120mくらいの中層80mにエサを落とすと、早速アタリだ。ラインが出るが、マグロほどの切れ味がないような気がする。
またカンパチかい?
と思ったが、何だかカンパチほど引きがガサツでなく上品なような気もする(具体的には説明は出来ない→言葉のアヤ)。とかいいながらマグロだったりする事もあるので油断は出来ない。そして、、、かなり大きい魚が水面に浮かんだ。そいつはLehiだった。
P1100500
<Lehi(オオグチイシチビキ=Silverjaw snapper)。自己記録更新の10ポンド。尾の先端まで88cm。もちろんDeep-7として保護されている高級魚である>

今日はゴマテン君も来ないし、税金払っていないな、、、なんて思っているとやっぱり税金が来た。
P1100507
<アオスジモンガラ(Blueline triggerfish)が竿をはずまして上がって来た>

次は本日のメーンイベント!
P1100511
<重かったヒレナガカンパチ(Kahala=Almaco jack)の一荷。カンパチの一荷は初めてかも?今日はこれでカンパチが4匹。日本だったら大いに胸を張って帰れるだろうに、、、。リリース> 

他のオジサン達は帰ってしまい我々だけになった。時間も来たし、最後にPoint-40でOpakapakaを釣ろう、という事でKailua Bayを目指して帰途に着く。今朝はPoint-40で惨敗だったが、さて午後がどうだろう。リベンジが果たせるかな?Point-40で仕掛けを落としてコマセを振る。今回はすぐアタリがあってPakaとKaleが一荷で釣れた。やはりハルさんポイントは裏切らない、、、さすがだ。
P1100517
<上がOpakapaka(オオヒメ)、下がKalekale(ヒメダイ)>

一度に1匹か2匹しか釣れないのに、ハリは6本もいらないんじゃないの?ハリや糸がモツれてすぐ怒りだすのに、、、。扱い易い3本にしたら?
とよくキャプテンに言われる。
しかし本日、神は私に反論の機会を与えたもうた。God blessed me!
P1100528
<Opakapaka(オオヒメ)の3点掛け。見たか!6本バリの威力を! しかし、なろう事なら3本バリでは理論的に不可能な4点以上掛けを実現したいところではある。もちろん6点掛けが最終的な目標だが、、、。間違ってOnagaなんかが6匹一度に釣れたら、それだけで釣りやめて帰ってもいいくらいダ>

その後また一荷があった。 
P1100534
<Pakaの一荷>

しかし危なかった。
P1100532
<電動リールで強引に巻きあげるため、ハリが刺さった部分がドンドン広がってこんな感じになる。船の揺れでラインがフワッとなった時、外れてしまう事が多い。巻きあげる時、竿を手で持っていると、或る程度バラシは防ぐ事ができるように思うが、1キロ近いオモリに魚がくっついているとかなり重い。まあこれも筋トレと思えば辛くはないが、、、オジンが筋肉つけてどうするの?> 

最後は今日一番の型のKaleで締めくくった。
P1100537
<今日のトリを務めてくれた良型のKalekale>

結局カツオは逃がし、マグロは釣れず。入れ込んでも、肩のチカラを抜いても釣れない時は釣れない。次はまた入れ込んでみるかな?


Fishing Report用メモ:
Kahala: 4匹 リリース
Opakapaka: 7匹 12ポンド
Kale: 3匹 5ポンド
Lehi: 1匹 10ポンド
Aweoweo: 1匹 2.6ポンド
Humhumu: 1匹 リリース

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2012年3月 5日 (月)

釣りは「は・ひ・ふ・へ・ほ」?

本日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
前回は、「さあ来いマグロ!」とか言って、必要以上に入れ込んでグラウンドへ行ったが、やはり懸念した通り小型マグロ1匹の肩すかしだった。しかし、グラウンドに間違いなくマグロは来て居る。今日は、押さえて押さえて、、、クールに、、、冷静に、、、多くは望まず、、、「は・ひ・ふ・へ・ほ」で行ってみよう、、、かな???
  : 半分でいい
  : 人並みでいい
  ふ: 普通でいい
  : 平均でいい
  ほ: ほどほどでいい
検事・朝比奈耀子」というテレビドラマの中で、誰かが真野響子扮する朝比奈検事に言っていた言葉を拝借してみた。要するに「中庸の徳」という事である
まあ、「は・ひ・ふ・へ・ほ」もいいが、一度イヤという程釣ってみたいねぇ~。単に年取って来ただけでは、なかなか孔子の域には達しないヨ。俗物は死な
ニャ~治らん。いや、あの世へ行っても俗物は俗物のままだろう。「三途の川の魚を根こそぎ釣ってやろう」、、、とか言って頑張ってるかも?

コンディション:
  干潮: 8:38am
  満潮: 2:03pm
  月 : 満月の2~3日前
  日没: 6:30pm
  V.V-Buoyの位置: 相変わらず最北端に張り付いている。


実釣報告: 
最近ちょっと復活の気配を見せているキンキンだが、今日は不発のままグラウンドの外れPoint-9近辺に到着した。早速魚探の反応を探し始めるが、反応が無い。しかたないので、反応の無い所でジギングを試みる。しかし何ともリキが入らず、早々と中層狙いのエサ釣りに変更。しかしエサ釣りも不発。何のアタリもないままズルズルとPoint-7まで来てしまった。ここまで来たらEhuだろう、という事になり、Ehu狙いのエサを230~250mあたりの底まで落とす。
ヤヤヤッ、、、
今日は底潮が緩い。余分なラインが殆ど出ずにオモリが着底。ひょっとしたら久しぶりに、、、と期待が高まる。案の定、コマセを振ったらすぐアタリが出た。
やっぱりなぁ~。
ここは基本的にはEhuポイントではあるが、Onagaの実績もある。こいつはEhuにしては元気がいい。
Onagaか?
しかし、ここはサメが居る可能性が高い。そして魚は危険水域まで上がって来た。ナンだか竿がガクガクと揺れたが、、、大丈夫だったようだ。竿がまた軽く2~3度ガクガクし、直後に魚の反応が消えた。サメにやられたのか単にハリが外れたのかは定かでないが、バレたのは間違いなかった。確認するとハリは無事だった。再度仕掛けを投入する。すぐまた似たようなアタリがあった。今回もEhuにしては元気が良すぎる。途中からサメを回避すべく(大した対策にはなっていないが)、フルスロットルでラインを巻く。危険水域を無事通過し、赤い魚が見えて来た。 
ヨッシャ~!
やはりOnagaだった。
P1100337
<久しぶりのOnaga(ハマダイ=Longtailed red snapper)。3~4ポンドだろう> 

となりでYsさんがヒシダイを釣った。
P1100341
<ヨメさん(Nomさん)が好きなヒシダイ(Senbei fish=Deepbody boarfish)。ヨメさん孝行、なかなか良し。この魚はヒョットコ面だが、ウロコとアタマと内臓を落とし唐揚げにすると美味>

私にまたOnagaが来た。 
P1100343
<Sima-ichi計量:3.5ポンド>

Onagaが3連発!
P1100345
<このOnagaはSima-ichi計量:4.9ポンドと少し大きかった。うつくし~~い!>

Ysさんがまたヒシダイを一荷で釣った。ヨメ孝行、ここに極まれり!私より大きいハリを使っているのに上手にこのクチの小さいエサ取りを掛ける。
P1100358
<Nomさんのオヤツ確保>

私にダメ押し、4匹目のヒシダイ。
P1100354_3
<胴突き仕掛けの一番下に、ヒシダイ用の小さいハリをつけてみたら釣れた>

Kalekaleも釣れた。
P1100355
<Kalekale(ヒメダイ=Von siebold's snapper)>

あのペットボトル動いていますよ」、とYsさん。
船の後方に1ガロン(4リッター弱)くらいの大きさのペットボトルが流れていて、よく見るとゆっくり進んでいる。どうも下に魚が付いている感じである。ナンだかよく解らないが、面白そうなので近寄って回収してみる事にした。ギャフで探ると、やはりボトルにはナイロンのラインが縛ってあって、その先に魚が付いていた。
サメかな
とは思ったが、Ysさんがラインを手繰り始めた。太さが40ポンドテストくらいだろう。結構長い。しばらく手繰ると魚が見えて来た。
ウワッ、GTだ
結構なサイズのGT(ローニンアジ)が、ウンセウンセとペットボトルを引っ張って泳いでいたらしい。玉網を準備してランディングにかかるが、、、ラインが切れてしまった。
残ぁ~ん念!
20~30ポンドはあっただろう。しかし、どうしてこんな事態が起きるのだろう、、、不可解である。沖に出ていると時々面白い事がある。それも釣りの楽しみなのだ。

今日は、「は・ひ・ふ・へ・ほ」の日、白身魚はこれぐらいでいいだろう、、、と思いながらあたりを見回すと、いつの間にかハルさんの船が近くに来ていた。Opakapakaを釣っているらしい。それじゃぁ~、という事で我々も早々と「は・ひ・ふ・へ・ほ」は忘れてOpakapakaを狙う事にした。しかしPakaが釣れない。ハルさんも釣れていない様子だ。そうこうしていると、、、大きいサメが姿を見せた。巨大ではないがサメ子ちゃんよりは大分大きい。即、移動決定。

15ポンドくらいのマグロなら2~3本欲しい、という事で魚探の反応を探しながらトローリング開始。すると、、、
アッ、クジラだ
前方にクジラが見えた。子供を含んだ4~5頭の群れのようだ。船が4~5隻、クジラから150mくらい離れてWhale Watchingをしていたので、我々も混じってクジラ見物という事にあいなった。クジラの移動に合わせてゆっくり船を進めながら20~30分クジラ見物を楽しんだ。

再びトローリング開始。クジラのお陰で、水深80mくらいの浅い所に来てしまっていたが、Ysさんの竿にアタリがあった。緩く設定したドラグから何十mかラインが引き出された。そこそこの魚のようだが、マグロやカツオにしてはちょっと浅すぎるように思う。しかし、無事近くまで寄って来た魚がキラッと金色に輝いた。思いがけなくキハダマグロだった。
P1100410
<キンキンに来たAhi(キハダマグロ=Yellowfin tuna)。船上計量:14ポンド> 

このサイズならあと1本で「は・ひ・ふ・へ・ほ」。
浅場には小魚を含めいろいろな魚が居て、頻繁に魚探に反応が出る。反応に合わせて船を止めジグを落としてみると、
Bingo! 
私にアタリだ。2度、3度、渾身の合わせを入れる。かなりの大物らしい。十分フッキングをしたあとファイトに入る。しかし、何度かポンピングした所で急に軽くなってしまった。バレた。あ~ぁ、、、、。ガッカリしながらラインを巻きあげてみると、強度100ポンドクラスのはずのスナップサルカンが伸ばされていた。ドラグも効いているのに、ちょっと納得できないバラシである。それにしてもナンだったんだろう。大きかったがマグロのようではなかった。カンパチにしては80mはチト浅すぎる。サメではないだろう。とすると、、、消去法ではGTという事になるが、、、多分そうだろう。姿だけでも見たかったナ。

私のエサ釣りにひさしぶりにOpeluが来た。 
P1100413
<ハワイのOpeluにはクサヤモロ(Decapterus pinnulatus=Mackerel scad)とムロアジ(Decapterus muroadsi=Amberstripe scad)の2種類いるようだが、正確な事は不明。写真のOpeluは体長43cmとかなりの大型であった。鮮明なブルーの縦線からして、多分クサヤモロと思うが確信無し>
 

このOpeluは非常に大きかった。因みにKTAで普段売っているOpeluと比較してみると、
Opelu
<上がKTAで買ったOpelu。下が今回釣ったOpelu。一瞬ツムブリかと思った>



Kailua Bay沖に移動してOpakapakaやKalekaleを狙いながら、中層反応が出たらマグロを釣ろうという事になり南へ移動。Point-40まで南下し、まずエサを底まで落とす。P1100419
<早速YsさんにKalekale(ヒメダイ)> 

P1100423
<私にもKalekale>

P1100421
<今日も律義にゴマテン君>

P1100425
<ウヤウヤしく、、、、どうぞKalekaleでございます>

中層反応は出ないが、Kalekaleは好調で、1時間前後で10匹程釣れた。今日は妙にKalekaleばかり釣れ、Opakapakaが1匹も混じらなかった。

そして今日のトリを務めたのは、、、
P1100437
<怪しいオジサンとHawaiian deep anthias。小さい魚だが、唐揚げにするとジューシーで、かなり美味な事が判明した> 

今日は、図らずも「は・ひ・ふ・へ・ほ」を守る形となったが、やはり一度「根こそぎ」釣ってみたい気はする、、、。 

Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 14ポンド
Opelu: 1匹 1.5ポンド
Onaga: 3匹 11ポンド
Kalekale: 10匹 15ポンド
G.Kalekale: 1匹 1.2ポンド
Senbei fish: 4匹 2ポンド
Kala(ゴマテン): 1匹 リリース
H.D.Anthias: 1匹 0.4ポンド

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2012年3月 4日 (日)

Deep-7-Bottomfishの保護(その2)

毎年ハワイ州政府のDAR(Department of Aquatic Resouces)が、Deep-7-Bottomfishの年間総漁獲高の上限を決める(魚種個別のリミットは無いようだ)。我々釣り人は、Deep-7-Bottomfishを1匹でも釣ったら、5日以内にオンライン他で報告する義務があり、DARはほぼリアルタイムに近い形で漁獲高の累計を把握している事になる。

まず、新しい漁獲年度が始まるのが毎年9月1日。そして全体の漁獲高が予定された上限に達すると、Deep-7の禁漁宣言が出される。禁漁期間中にDeep-7を釣って持っていて捕まると、相当ひどいペナルティーが課されるらしい(釣り船や釣り道具を全部没収されるとか? 両手両足のついでに頭までモギ取られるようなモノだヨ。頭を取られたら涙も出ない、、、)。

2009年9月1日に始まったシーズン一昨シーズン):
一昨年(2010年)は、禁漁が4月20日に始まった。

2010年9月1日に始まったシーズン昨シーズン):
一昨年(2010年)9月1日に始まったシーズン(昨シーズン)は、総漁獲高の上限が254,050ポンドで、今時期(2011年2月中旬)の漁獲高は既に240,000ポンド(これは上限の94.4%だった)に達していた。当然の事ながら、去年(2011年)は早々と3月12日開始で禁漁宣言が出された。

2011年9月1日から始まったシーズン今シーズン):
さて今年はどうなるのだろう、というのが我々には興味あるところである。
昨年(2011年)9月1日に始まった今シーズンの総漁獲高は、今年の2月中旬現在で約162,000ポンド(何故か非常に少ない)となっている。年度の初めに決められた上限が346,000ポンド(上限の数字が昨シーズンよりかなり増えている。順調に資源が回復していると州政府が判断しているのだろう)であり、ほぼシーズン半ばで上限の46%にしか達していないという事になる。単純に外挿計算すると、ひょっとしたら今年は禁漁宣言が出ないままに終わるのではないか、、、という事にもなりえる。まあ悪くても、3月や4月に禁漁が宣言される事はないだろう。

今年のDeep-7-Bottomfishの禁漁宣言は、大きくずれ込むのではないかと想像する。7月か?8月か?場合によっては、禁漁宣言無しに新シーズンに突入してもおかしくはないようにも思う。

乞うご期待、、、。
今年はひょっとしたらオナガ、ハチジョウアカムツ、エフ、オパカパカ、カレカレ、ギンダイなどの寿司が1年中食べられるかも?そうなるといいねぇ~。


                                          ~ 終 ~
 

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2012年3月 3日 (土)

Deep-7-Bottomfishの保護(その1)

前にも書いた事があるが、ハワイ州政府が指定する Deep-7-Bottomfish に関してもう少し詳しく説明しておこう。水深70~150 Fathom(126~270m)あたりの底近くに生息する7魚種の美味な底物高級魚群である。高価で取引されるため乱獲の恐れがあり、禁漁期間を設けてハワイ州政府が保護している。これらの魚は日本でも漁獲されるが、数が少ない上に美味なので我々善良な市民の口に入る事は殆どない。お金をたんまり持った悪い人達(失礼)が赤坂の高級料亭などで食べるらしい(、、、と言われている・・・ウソかホントかは知らないが、、、)。

1)Onaga: 日本名: ハマダイ(オナガ、オナガダイ
           英語名: Longtailed red snapper 他多数あり
      Onaga9lbs_2010108
   
      ハワイ州記録: 28ポンド(12.7Kg)(1996年)
      私の個人記録: 9ポンド   目標が20ポンド
      生息域: 水深200m~300m。ポイントは極めて限定されているようだ。
             底近いがベタ底ではなさそうだ。
      特徴: 外観が最も優雅で美しい魚の一つだろう(No.1だと思う)。 
      食味評価の一例(ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑」 より):
             日本では一般的には知名度が低く、料理店などで食べる魚。
             白身でクセがなく、しかも旨みが強いので刺身は絶品である。
             単に刺身にしてもいいが、皮目をいかして皮霜造りにして
             よりうまい。塩焼きにしてとてもうまい。味わいはイサキの
             塩焼きに匹敵する。ポワレも単純な料理法だが、だからこそ
             よさが浮き上がってくる。とにかくどのような料理にしても美味。


2)Ehu: 日本名: ハチジョウアカムツ
        英語名: Ruby snapper 他
      Ehu52
      ハワイ州記録: 11ポンド6オンス(5.2Kg)
      私の個人記録: 5.2ポンド 目標は10ポンド
      生息域: 水深200~250m程度。コナ沖全域に広がって生息。ベタ底。
      特徴: Deep-7の中でも一番美味という人がいる。
      食味評価の一例(ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑」 より):
            関東では一般にはまったく出回らない。
            クセのない白身ではあるが、旨み甘みがあるので刺身はとても
            うまい。皮と皮下に旨みと脂があるので皮霜造りにする方が
                          いい。単に塩焼きにしてもうまい。またポワレにすると絶品だ。
                          煮つけ、唐揚げ、潮汁などどのような料理法にしても美味。

             

      
3)Opakapaka: 日本名: オオヒメ
               英語名: Pink snapper 他多数あり
      Opakapaka_10lbs2010910
      ハワイ州記録: 18.5ポンド(8.4Kg )
      私の個人記録: 10ポンド 目標15ポンド
      生息域: 水深130m~180m程度。コナ沖全域に分布。
            Bait fishを追って中層にも上がって来る。
      特徴: Deep-7の中で最もポピュラーな魚のようだ。
      
      食味評価の一例(ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑」 より):
           高級魚で、主に料理店で利用され、小売りされることはほとんど
           なかった。関東、沖縄、九州では古くからプロ(水産業者)の間では
           馴染みの深い白身魚。主に刺身用となった。ほかには塩焼き、
           煮つけ、吸い物の種など用途が広い。ただしヒメダイと似ている
           ことで混同されている可能性が高い。 旬は春〜夏。比較的年間
           を通して味がいい。鱗は大きく硬い。皮はほどよい硬さで霜皮造り
           にもできる。白身でほどよく繊維質で身離れがいい。まったくクセ
           がない。白身ネタとして非常に優秀。 熱を通しても硬くならない。 



4)Kalekale: 日本名: ヒメダイ
             英語名: Von siebold's snapper 他多数あり
      Kalekale2011113_kailua_bay
      ハワイ州記録: 2ポンド1オンス(0.94Kg)(2006年)
      私の個人記録: 小さい魚なので、特に気にしていない。
      生息域: Opakapakaに混じってよく釣れるが、生息域はPakaより
            広いような気がする。Ehu狙いの外道として釣れる事
            もある。 ベタ底に近い。
      特徴: 外観がOpakapakaに酷似しており、慣れないと判別が難しいが、
           Opakapakaに比較して非常に小さい。
      食味評価の一例(ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑」 より):
           東京では高級魚。一般には出回らない。東京では伊豆諸島や
           小笠原から安定して入荷がある。値段は高く、キロあたり卸値
           2000円前後。白身でしっかりした身。旨み、甘みがある。白身で
           あまり料理法を選ばない。刺身はとてもうまい。鮮度に難点が
           あれば漬けにしてもいい。漬けはみりんと醤油を合わせたもの
           に漬けて、10分前後。わさびではなく辛子で食べる。ポワレは
           絶品。塩焼きにしても非常に美味。潮汁にも。唐揚げやフライにも
           向く。


5)Lehi: 日本名: オオグチイシチビキ
         英語名: Silverjaw snapper 他
      Lehi_5_lbs_2012220_keauhou
      ハワイ州記録: 32ポンド7オンス(14.7Kg)(1996年)
      私の個人記録: 6~7ポンドだろう。
      生息域: 殆どOpakapakaと同じだが、数がかなり少ない。
            Bait fishを追って中層にも上がって来る。
      特徴: 名前の通り大きなクチが目立つ。
      食味評価:
           日本では殆ど知られていないので特にコメント無し。
           我々の評価では、オオヒメやハチジョウアカムツに匹敵。

6)Gindai: 日本名:シマチビキ
           英語名:Oblique-banded snapper (Yellow-barred snapper)
      Gindai2011210
      ハワイ州記録: 4ポンド3オンス(1.9Kg )
      私の個人記録: 大きくなる魚ではないので、特に気にしていない。
      生息域: 水深150m~200mくらいだろうか?ベタ底。
      特徴: 基本的には透明感が素晴らしく綺麗な魚だが、何故か中には
           あまり綺麗でないのもいる。
      食味評価:
           日本では殆ど知られていないので特にコメント無し。
           我々の評価では美味(No.1かも?)。

      

7)Hapupuu: 日本名:ハワイアングルーパー(ハワイの固有種
             英語名:Hawaiian grouper(Hawaiian seabass)
     Hapupu_ken3
           <甥が釣ったHapupuu。残念ながら私は未だ釣っていない>
            ハワイ州記録:約50ポンド(22.7Kg)
      私の個人記録: まだ釣れていない。
      生息域: Opakapakaなどと似たような場所と思われるが、、、?
      食味評価:ハワイの固有種であり、日本近海には生息しない。
             私は未だ食べた事がないが、ハワイでは非常に美味との評価。
         

      

我々釣り人はDeep-7-Bottomfishを釣ると、5日以内に州に報告する事になっている。これを怠ると百タタキの厳罰に処されるらしい。釣り人からの報告をまとめて州政府がリアルタイムに近い形で統計を取っている。

さて2月17日付けの今シーズン(2011年9月1日~ )の漁獲高(+リミット)の統計が送られて来た。

                    ~ 明日に続く ~
      
















          

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2012年3月 1日 (木)

さあ来いマグロ!

本日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
さあ来いマグロ」なんて入れ込んだ表題付けて、、、オッチャン、大丈夫かい?釣りもゴルフも、張り切っている時に限ってズッコケが多いものだ。でも今日はボウズに終わっても表題は変えんゾ、、、要するにマグロを釣ればいい訳だ。

前回()は、グラウンド(コナ空港沖の海)に久しぶりにマグロが戻って来ている事が確認出来て嬉しかった。今日はもっと大きいマグロを狙って、腕が抜けるまでジグをシャクッてみよう。しかし、10投してくらいして1度もアタリが無かったら、簡単に腕は抜け、エサ釣りに変わりそうだなぁ~。久しぶりに新鮮なカツオの切身がエサなので食いがいいかも?その上、KTAの生エビに冷凍イカにイワシミンチ、、、エサだけで相当豪華なオカズが出来るヨ。もったいないけど、、、まあ宿命かな(意味違う?)。

突然ここで1句浮かんだ。
エビにイカ カツオイワシの 豪華エサ 行かずに食べよか 今日の釣り  
お粗末!

キンキンも復活してきたようなのでトローリングもちょっと楽しみになって来た。マグロも戻ったようだし。これで底潮が落ち着いて、OnagaやEhuが釣れやすくなると言う事は無くなるのだが、、、まあちょっと望み過ぎかな?現実はそう甘くない事が多い。


コンディション:
  満潮: 8:00amごろかな?(何故か記載無し
  干潮: 3:56pm
  月 : 半月(上弦)の1~2日後
  日没: 6:29pm
  V.V-Buoyの位置: 相変わらず最北端に張り付いている。そのまま頑張れヨ!


実釣報告:
前回、久しぶりにマグロにカツオにと活躍したキンキンに期待しながらグラウンドへ向かう。そして、、、アタリは無かった。朝一でカツオくらいは釣れると思ったのに、、、やはり入れ込み過ぎのタタリか???

グラウンドに到着すると小舟が1隻だけいた。浅い所にいるので多分Paka狙いか何かだろう。マグロ狙いの船に、いっぱいコマセを撒いてもらってマグロを寄せたいところだが、、、。魚探に時々まばらな反応が出る。まず右舷で、水深80mくらいでコマセを撒き、新鮮なカツオの切身で待つ。同時に左舷で120mくらいまでジグを落とし、シャクり上げ始める。期待していた第1投目は何事も無く通過。気持ちが萎え始めた10投目前後で、、、
ガッッッツ~~~ン!
よっしゃ~!

ラインが出て行く。マグロか?そこそこサイズのようだが、いまひとつ ビシッビシッビシッ というスピード感が無いような気はする。しかしマグロと信じて(?)気合を入れる。スプールを押さえスベリを止めながらのポンピングで、ゆっくり上がって来た。しかし、、、途中でガツッガツッガツッといった感じの強烈な引きが加わり、竿先が水面に突っ込んだ。アイタッ~、と思ったが時既に遅し。直後に生きた魚の反応が消えた。しかし重さは残っている。海の中で何が起こったかはかなり正確に想像出来た。せめて魚の上半身だけでも取り込んで次回のエサに、という事でめげずに頑張る。想像通りの無惨な姿になって魚は上がって来たが、マグロではなかった。海の中を見ると、中型のサメが追って来ている。しかも2匹だ。
P1100225
<サメにやられたカンパチ>  

やられたのがマグロでなくカンパチで、妙に気持ちが救われた気がした。水面近くでウロウロしているサメに、このカンパチを投げてやった。当然すぐ食べに来ると思いキャプテンがカメラを構えて待っていたが、しばらく周辺を回った後、2匹とも食べずに姿を消した。なかなか警戒心が強いようだ。苦いトラウマがあるのかも?

こりゃ釣りにならん、と言う事で移動。北上しながら魚探の反応を探し、ジグをシャクるがマグロからの音信は無い。時間が過ぎて行く。そろそろ白身魚の調達をと思い、Point-7でEhu目当ての底釣りを始めたが、前回同様潮が速く釣り辛い。しばらくしてやっとアタリが出た。しかしEhuらしい元気さが無い。重いだけの手ごたえで上がって来たのは、大きくクチを開けたHogoだった。
P1100235
<Hogo(
ヒオドシ=Large-headed scorpionfish)。ハワイ州記録が6.98ポンドなので、この4.9ポンドはかなりの良型である。怖い顔をしているが、白身魚として十分通用する魚である>

その後、やっとEhuが1匹釣れた。
P1100237
<Ehu(
ハチジョウアカムツ=Ruby snapper)。釣れるには釣れたが、自己最小記録更新の赤ちゃんEhuだった> 

220~250mの深場は釣りが難しいので、150m前後のOpakapakaポイントに移動。しかしここも活性が低い。しばらくアタリがなかったが、やっと来た。ゴマテンの心配をするくらいの強い引きで、いい型のOpakapakaが上がって来た。
P1100241
<Opakapaka(
オオヒメ=Pink snapper)。Sima-ichi計量:3.1ポンド>

突然、
クジラだよ!の声が聞こえた。キャプテンの指差す方向を見るまでもなく、すぐ近くに2頭の巨大なクジラが背中を見せながら船に近づいて来るのが見えた。デカイ!キャプテンは完全に職務放棄で、カメラのシャッターを押している。私もしばらく見ていたが、出していた釣り糸がスクリューの方へ流れているのに気が付いた。しまった、まずいぞ、PEラインが右のスクリューに巻き付いたようだ。エンジンを停め、ティルトアップしてスクリューを水から出してみると、ラインが30重くらい巻きついている。ニッパで撒きついたラインを切ろうとするが、変な姿勢なのでなかなか手が届かない。思うように切れない。今日は波が静かなのは不幸中の幸いだったが、、、、足が滑った。
ドブ~~ン!
また身体の1/3くらいがサメのいる水に落ちた。焦って這い上がる。
小一時間かかったが何とか無事作業が終了。約170mのPE10号がダメになった。あ~ぁ、、、、、。
P1100270
<クジラのお陰でダメになったPEライン約170m> 

気を取り直してOpaka釣り続行。あと2匹は欲しいが、なかなかアタリが無い。我慢の末やっと来た。ゴマテンかと思わせる元気の良いアタリだ。期待を込めて撒きあげていると、キャプテンの「
サメだよ、すごく大きい!の声。最初はジンベイザメかと思った。どうも巨大なタイガーシャーク(イタチザメ)のようだ。
P1100271
<写真では大きさがよくわからないが、巨大なTiger Shark(
多分)だった> 

サメは毎回のように船の近くに来て、挨拶代わりに釣った魚を失敬して行ってくれるが、こんなデカイやつを見るのは初めてである。200キロ?300キロ?先日港で見たヤツより大きい。 、、、、、といっても、感心している場合ではない。釣れた魚が途中まで上がって来ているのだ。あと50mくらいまで上がって来たところで巨大ザメが姿を消した。魚の存在に気づいて潜った、、、のか?元気にポンポン跳ねている竿先を見守る。これがゆっくり絞り込まれると万事休すである。あと20m、10m、、、魚の姿が見えた。チッ、Pakaでなくゴマテンだった(
だろうとは思っていたが)。こいつなら遠慮なく自由に盗ってくれても良かったのに、、、。
P1100273
<巨大ザメを回避して上がって来たゴマテングハギモドキ。ナンだったら、ヤラれてくれてもよかったのに、、、 >

その後PakaもEhu釣れず、3時になってしまった。そういや今日のメーンテーマは「
さあ来い(ジギングでマグロの意味)」だったのを思い出した。
再び中層反応を求めてカツオレーンを戻る。時々まばらな反応があり、ジグを落とす。しばらくシャクっていたら、

来ったぁ~~~!
と言っても、ビッビッビッと竿先が振動している。一瞬、「
ナンだ、子カツオかい?」とガッカリ、、、。ところがこいつが一気に走りだした。間違いなくマグロの疾走である。
よ~し、マグロじゃ!
キャプテンよりいつもの激が飛ぶ(
キャプテンはバラシが大嫌いだ)。
バラさなでヨ!
走りが止まった。大物ではなさそうだ。マグロの引きは常に心地いい。うっとりしながらファイトをしていると、キャプテンから、

サメが来るかもヨ、速く巻いて!
との指令。そういやすっかりサメの事を忘れていた。
必死に頑張ったかいあって無事ランディングに成功。
P1100276
<キハダマグロ(
Ahi=Yellowfin tuna)。船上」計量:約12ポンド(5.5キロ)>

このクラスならあと2本欲しい、ということでジギングを続ける。また何かがヒットした。まあまあのサイズのようだが、いまいちスピード感に欠ける。上がって来たのは・・・
P1100277
<尻尾も付いたまま無事上がって来た小型のヒレナガカンパチ>

何かがジグに当たったような気はしたのだが、、、ジグがエビチン(
ジグの尻部に付けたハリが、ラインに絡んでエビ反り状態になるため抵抗が大きくなり、アタリと勘違いする事がある)になったのかと思って巻きあげてみると・・・ 
P1100281
<なんと、ジグと似たような大きさのOioiが釣れていた。上のハリに、フライ用のキラキラする飾りを付けた効果だろう>

タイムアップ。キンキンを流しながら帰途に着くと、、、両方の竿にアタリ。 
P1100282
<カツオのダブルヒット。キンキン君、汚名を少し挽回かな?>

今日は船にガソリンを入れる日だ。このままトローリングを続けているとFuel Dockが閉まってしまうので、全速力で走り始める。Fuel Dockは5:30までオープンのはずなのだが、その前に閉まってしまう事が多い。今日は5:00にDockに到着。セーフ!だろうと持って給油機の前まで行くと、鍵が掛かっていた。窓口へ行ってオッチャンに、「
5:30まででしょう?」と言うと、「そうかそうか、今日はFridayではなかったねぇ~」との返事。でもオッチャンよ、窓口に「Monday-Friday 7:00am~5:30pm」って書いてあるでぇ~、、、。でも機嫌よく鍵を開けてくれたので許そう。
Mission Incomplete魚調達使命未達)の一日だった。やはり朝から入れ込み過ぎるとロクな事はない。クールに行こうゼ!

Fishing Report用メモ:  

Ahi: 1匹 12ポンド
Aku: 2匹 6ポンド
Ehu: 1匹 1ポンド
Paka: 1匹 3ポンド
Hogo: 1匹 4.9ポンド
Oioi: 1匹 1ポンド
Kala: 1匹 リリース
Kahala:: 1匹 リリース
Kahak: 1匹 サメに食われた

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