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2012年1月12日 (木)

グラウンドに雨・半ドン

今日の予定(前日か当日の朝出発前に書く)
知り合いのキャプテンに、C-BuoyほかのBuoyのマグロに関してちょいと聞いてみたが、最近行っていないのでよくわからないとのつれない返事。マグロ情報が入らない、、、というより、しっかり情報収集出来ていない。ここしばらく潮が南へ流れているので、多分マグロは南へ行ってしまっているのだろう。まあいいか、最近はマグロよりOnagaに興味が移っている。残念ながら前回(月曜日)のOnaga狙いはボウズだった。あの時は、誰とは言わないが、船へBanana Breadを持ちこんだ人が約一名いたのが釣れなかった理由だろうと思っている(笑→冗談ですよ)。このBanana Breadが結構美味しかった。、、、というのは本題ではない。アメリカには「釣り船にBananaを持ち込むと魚が釣れない」というジンクス(Banana Myth といい、そこそこの歴史的背景もある)があるという事である(前に一度詳しく書いた)。そのジンクス通り、前回は本命のOnagaは1匹も釣れなかった。今日は大事を取って、習慣化している朝食のBanana Juiceさえ飲むのをやめ、不安要素を取り去るとともに、真っ赤なパンツ(家内の友人がデザインして特許まで取っているCurve Balanceという特殊なパンツ、、、何が特殊かというと、、、ようはわからん。もちろん色は赤だけでなく多色あり)をはいて、万全の備えで気合を入れてOnagaに挑む。ただし、必要以上に気合が入っている時は、ハリ先に殺気がほとばしってロクな事がない場合が多い。因みにゴルフにも釣りにも、真っ赤なパンツは殆どご利益がない事は実証済みである。解ってはいても、ついつい頼ってみたくなるのが人情。さて、、、結果や如何に?

コンディション:
  
  満潮: 5:54am
  干潮: 12:31pm
  月 : 16夜
  日没: 6:03pm
  V.V-Buoyの位置:最南端にあり。グラウンドのマグロは期待薄。


実釣報告:
出港して4~5分、右舷のキンキンに可愛いアタリがあった。またこの前のような「Babyキメジ」かと思ったが今回はOioi だった。
P1080617
Oioi(ヒラソウダ)。底物用の有り難いエサである
<Oioi (Frigate mackerel). Good bait for Onaga and Ehu.>

ONA-3ポイントを目指して船は北へ進む。NELHA沖を過ぎ、「カツオレーン」に入ったあたりで再度右舷の竿にアタリ、、、そして直後に派手な月面宙返り。オデコの張ったオスのMahimahi(シイラ)だ。小さくはない、、、20ポンド程度か?当然引きは強いが、残り15~20mくらいまでは比較的簡単に寄って来た。ところが船に近づいてからなかなかギブアップしてくれない。リーダーを取ると、必死に左右前後に走る。なかなかギャフを掛けるチャンスが掴めない。強引に寄せる事にして、リーダーを強く握って手に巻き付けた。その刹那、魚が全力で走った。「ブチッ!」という音が聞こえたような気がした。20号ナイロンのラインブレーク、ブルー(既に黄色に変わっていたかも?)の魚体は悠然と海の底へ消えていった。あ~ぁ、ちょっと無理をし過ぎた、、、後悔、後悔、後悔。「久しぶりに大きいクーラーバッグが使えるなぁ~」なんて言いながら、アタマの中では既にMahimahiの寿司を食べている図が描き上がっていたのに、、、。本当にMahimahiとは相性が悪い。とは言っても、マグロと格別相性が良い訳でもない、、、。
P1080626
バラしたMahimahi(シイラ)。そこそこの型だった。20ポンドくらいはあっただろう。「シイラはバラす可能性が高いので、泳いでいる写真を取っておいてナ」とキャプテンに頼んでおいたが、その通りになってしまった。チッ!まあお陰でデッキが血みどろになる惨事だけは避けられたが、、、
<I lost nice Mahimahi which was probably 20 lbs or so. I would have made nice Sushi at Sima-ichi, too bad.>

更に5分くらい走った所で、今度は左舷の竿に何かがヒット。ジャ~~~ンプ、、、が無い。どうも今度はシーラではないようだ。これもそこそこ引きが強い。マグロかカツオだろう。寄せて来て、15~20m()くらい先で魚体がキラッと金色に光った瞬間、、、またバレてしまった(こいつはファイト中の写真無し)。今度はハリが外れた。10~15ポンドくらいのキハダマグロだったようだ。シイラだけでなくマグロとも相性が悪い→→→単なる「下手ッピ」に過ぎん。とはいってもプロのチャーターボートに乗っていても、バラシとはかなり頻繁に遭遇するので、それほど悲観する必要はないのだろう(慰め)。

さあ、ONA-3ポイントに到着。気合を入れてこの前のリベンジだ。詳細は省くが、胴突き仕掛けにまた一工夫施した(というよりちょっと前の仕掛けに戻って一工夫加えた→→ゴルフのスイングと同じで、堂々巡りの日々である)。エサは港で、太鼓腹のオッチャンに貰ったサヨリの切身が4個、KTAムロアジの切身が2個、、、どっちに食ってくる事が多いかのテストだ。ハリは下から1番、2番、、、6番まで。魚が釣れたらキャプテンに「何番目のハリ?」と言ってくれるよう依頼(私自身はOnagaの姿を見たらハイ状態に陥り、すべて忘れる可能性がかなり高い→→→事実その通りになったのだが、頼りにしているMd-キャプテンまでが、、、)。一投目を投入、着底。殆ど余分のラインは出ていない。釣れるかどうかはわからないが、底釣りとしてのコンディションは悪くない。コマセを振るがアタリなし。しばらく待つと待望のOnagaらしいアタリがあった。ヨッシャ~!と思った直後、竿先の反応が消えた。またバラシだ。好きなBanana Juice、今朝は飲まなかったのに、、、。気を取り直して底釣り続行。ちょっと弱いがソコソコのアタリがあった。小さいOnagaかな、と思いきや、、、Ehuだった。Onagaではないが、上々の白身魚確保である! 
P1080629
Ehu(ハチジョウアカムツ)。1.1~1.2ポンドくらいだろうか?
<Ehu. 1.1-1.2 lbs>

そして待望のOnagaが来た。強くなく弱くなく、、、惚れ惚れする竿先の動きだ。
P1080636_2
ちょっと小ぶりなOnaga(ハマダイ)。よ~し!因みに、赤く見えているのはパンツではなく、お尻が濡れるのを防ぐための磯釣り用の「尻当て」である

次のは何故かあまり引かず、「ナニかが付いているようだけど、Hogoか?ヒシダイか?」とか言われながら虐げられて上がって来た可哀そうなOnaga。
P1080632_2
Onagaの引きらしくなかった小ぶりなOnaga。それでも許す!

そして散発的ではあったが、ちょっと型のいいOnagaが続いた。
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<3匹目。ちょっと重量感のあるOnaga。Sima-ichi計量、3.7ポンド>

P1080645
<4匹目のOnaga。3.8ポンド。一番きれいでPhotogenicだった>

さて、釣れたハリの特定作業の方はというと、結局二人ともOnagaが見えた瞬間ハイ状態になり、「何番目のハリの何のエサに食って来たか?」は忘却の彼方、、、だった。頼りのキャプテンまでこれじゃデータ収集にはならないヨ。
<I caught 4 beautiful Onagas, but I had to return to the harbor because of the bad weather and rain. I could have caught 10 Onagas if I had stayed (maybe not).>

昼過ぎになって雲行きが怪しくなってきた。空が暗くなり、ちょっとした突風が吹く始め、穏やかだった海に波も出て来た。波頭が割れて白波が目立ち始めた。周辺には見渡す限り1隻の船もいない。そうこうしているうちに、空が本当に暗くなり雨がパラつき始めた、、、と思ったらいきなり本降り状態に、、、。雨合羽を着るが釣りどころではない。広い暗い荒れ始めた海に誰もいないのは何だか心細い。1時間も辛抱すれば雨は通り過ぎるはずだが、、、さてどうする?結局、ちょっと後ろ髪を引かれる思いはするが撤収を決意。キンキンを曳いて港を目指す、、、が、NELHA沖近くまで戻ると雨がやんで来た。しかもBottom-fishingの船が2隻釣りをしている。撤収の決意はどこへやら、、、。他の2隻に混じってまた竿を出すコトに、、、。ところが他の2隻は我々を放っておいて、そそくさと港に向けて帰ってしまったため、また寂しくなり撤収。キャプテンが、「天気のいいKailua-Bay沖へOpakapaka釣りに行こうか?」と言ってくれたが、ナンだかテンションが途切れてしまってそのまま港へ帰る事となった。あ~あ、雨さえ降らなかったら今日はOnagaを10匹は釣っただろうに、、、ざ~~~んねん!

Fishing Report用メモ:
Onaga: 4匹 12ポンド
Ehu: 1匹 1.2ポンド
Oioi: 1匹 1.5ポンド

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コメント

初めまして

毎日 「にゃ~さん」のブログを拝見している九州の熊

本県在住の者です

今回は にゃ~さんのブログを通じ 貴方様のブログを

知ることとなりました

海・魚に関する専門的な言葉が あちこちに!

嬉しいです

何卒 これから 宜しくお願いいたします

投稿: 央(たのむ) | 2012年1月14日 (土) 18時24分

央さま:
コメントありがとうございます。
写真満載の「にゃあ~さんブログ」は楽しいですね。私も愛読者の一人です。
私のブログは、釣り好きでしかもハワイ島コナ沖の海を或る程度知っている人でないと、ローカル&マニアック過ぎて面白くないと思いますが、、、。
因みに私が底物釣りに使っている竿はどっちかというと胴調子ですね。こちらでは、日本のように釣るターゲットに応じて芸細かく作り込んだ竿が手に入りません。水深250m程度のハマダイ・ハチジョウアカムツ釣りには、流れに応じて2~3ポンド(242号~363号相当)の大きいオモリを使い分けます。私が使っている竿は、コナで買ったMedium Light Trolling用の、トップがローラーガイドになっているヤツで、ソコソコは曲がりますがかなりゴツイ竿です。日本製の深場釣り用の、ガイドがいっぱい付いた柔らかくて強い胴調子の竿がすごく欲しいんですけどねぇ~。柔らかくていい竿が手に入れば、高速電動巻きでもクチ切れでバラす確率も低くなるはずです。ローカルの釣り師達は、カジキ用の極太の竿でハマダイ他を釣っているので、4~5キロ程度の魚は釣れても竿は全く曲がりません(ビビビ、、、と竿先が震える程度)。それを強力な電動リールで一気に巻きあげるので、かなりバラしているのではないかと思います。でもまあ、どんな竿を使っても釣りは楽しいというのが結論でしょうか、、、また長くなってしまった。

投稿: A-Jack | 2012年1月15日 (日) 04時21分

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