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2011年9月 5日 (月)

さあ底物解禁!

Deep-7-Bottomfishが9月1日から解禁となった。旅に出ていたので少々出遅れてしまったが、今日が今シーズンの底物初釣行である。因みにDeep-7-Bottomfishとは
http://www.wpcouncil.org/bottomfish/Documents/200705_Closure/BF%20ID%20Card.pdf
の7魚種であり、高級魚ゆえ乱獲を防ぐためハワイ州が数量規制をして保護している。我々は、Fishing Licenseを購入し、釣れた魚の数と推定重量をすべてハワイ州の然るべき役所にレポートしている。

さて2週間のアメリカ本土西海岸旅行中、カリフォルニア州北部の川(Crescent Cityの南にあるKlamath River)でKing salmon(マスノスケ=Chinook salmon)釣りをする機会があった(旅のお供に釣り具は必携、スーツケースにしっかり収まるPack Rodを持っている)。涼しい秋の気配の中での釣りは、ミシガン時代を思い出し懐かしかった。Klamath Riverの河口近くでは、目の前で大小のKing salmonが飛び跳ねるのが時々見えた。Kriver
うちのキャプテン、執念のショット。時々跳ねるが、その瞬間を撮るのはなかなか難しい。デジカメのバッテリーが無くなるくらいやっていたようだ

ミシガンでの経験からすれば、これはほぼ「もらった」状態に近いはず。ミシガン時代の定番Little Creo 3/4オンスのスプーンを投げ込む。
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秋の気配が色濃く漂うKlamath River。川もいいねぇ~~~!

2~3投で「ガッツーン」と来るはずだった。しかし、おかしい。当然来るべくアタリが来ない。Kingは遠くで近くでジャンプしている。大きいヤツは30ポンドくらいあるかも。太平洋のKing Salmonはミシガン湖のより大きく育つのかもしれない。スプーンの色を変えてみるが効果なし。太平洋のKingはスプーンには食って来ないのか?、、、、と思いながら目の前を通るボート(二人乗ると沈みそうな、船外機付きの田舟が何隻もトローリングしていた)を見ていると、同じようなスプーンをSlow Trollingで使っているのが確認できた。地元の人達が使っているのだからスプーンで大丈夫なはずだ。しかし釣れない。クランクベイト、バイブレーションなど手持ちのルアーをすべて試してみたがダメだった。Spawn Sack(サケの卵を同じ大きさのスタイロフォームの玉と一緒に薄い網で包んだもの)かアラスカ方式(筋子の塊をBoraxという天然の洗剤で処理し、卵が外れないようにしたものを流れに載せて釣る)なら釣れるのか?結局タイムアウトで後ろ髪を引かれながらの撤収となったしだい。魚が目の前に居るのに釣れない、という非常にフラストレーションの残る釣りとなった。「ボウズに大いに悔いあり」である。ミシガンの釣りキチおじさん達のサケ釣り合宿(単なる”サケ飲み合宿”で終わらない事を祈っています)が近々開催されるはずなので、景気づけに大型King salmonの写真でも送ろうと思ったが果たせず、残念、、、。チームHの皆さん、先日の前哨戦は約一人を除いて盛況だった様子。本番も頑張って下さい。皆さん、自己記録Kingの写真楽しみにしています。でも、「先週は爆釣したんだけど、今週は何故か???」というのが釣りには非常によくあるんだよね。

ということで(前置きが長すぎるヨ)、このKing Salmon釣りを勘定に入れないと、今日でかれこれ20日ぶりの釣りである。飢餓状態なり、、、”ハァハァ”言いながら焦って船を出した。全速力で一番遠いOnaga(ハマダイ=Longtail red snapper)のポイント(ONA-1)を目指す、、、はずだったが、貧乏人根性がアタマをもたげ、Ono(カマスサワラ=Wahoo)のルアーを流す事に、、、。しかし結局何も釣れないままONA-1ポイントに着いてしまった。あ~ぁ、欲かかずに全速力で一気に走るんだったヨ。

さてONA-1ポイント周辺は水深250m前後である。2ポンド(242号相当)のオモリと胴突き5本バリでのベタ底狙い。エサはカツオの切身(短冊)だ。第1投目、ラインがドンドン流される。ラインを垂直に入れるため、Mdキャプテンが船をバックさせる。潮が速い。どうも下の方の潮は南西に流れ、上の方は北東に流れているようだ(ようはわからんが、、、)。電動リールの深度計の数字が250mを通過、しかしラインは止まらない。300m通過、350m、400m、、、オモリの着底がはっきり解らない。オモリを3ポンド(363号相当)に変更したが大差なし。しかし注意深く見ていると、ラインがフワッとするポイントがある。すっきりしないまま、底と思しきあたりでモゴモゴしていると、「クィ、クィ」という感じのアタリがあった。大物ではないが久しぶりの底物の感触である。バラさないようにゆっくり巻き上げる。400m巻くのは時間が掛かる。早くしないとサメが来る可能性も高いが、今回は無事赤い魚が上がって来た。
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小ぶりながら立派なOnaga(ハマダイ=Longtail red snapper)だった。チト小さいが、この悪条件下では文句は無い。この初物は1~2日寝かして刺身かな?

潮は速いし、胴突き5本バリ(ハリの間隔が150cm、枝糸が60~70cm)は船上ですぐもつれて、扱いにくい事この上なし、、、。心ならずも”Shxx”とかの美しい言葉が口から漏れる。キャプテンは、「あ~ぁ、またぁ~?」とか言いながら面白がって(”心配しながら”の方が正しい表現かも?)見ている。底立ちが取り難い時は必要以上にラインが出るので根掛かりし易い。今日は、コナで買えない貴重な2ポンドと3ポンドのオモリを2つも無くしてしまった()。
場所を変えてみるが、潮の様子は変わらない。キャプテンが懸命に操船してくれる。「常にバックに入れておくとちょうどいいくらいなのよね」という事らしい。しかし、150mも余分にラインが出てしまうと、どこのポイントで釣りをしているのか皆目わからなくなってしまう。何とか底を取りながらやっていると、また何やらアタリがあった。大物ではない。Onagaかな?Ehu(ハチジョウアカムツ)かな?と思っていると上がってきたのはGindaiだった。
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Deep-7-BottomfishのGindai(シマチビキ)。ピンクと黄色の縞模様が綺麗で美味しく、姿造りにもってこいの魚である

そしてHogoも釣れた。こいつはあまり引かないので、釣れているのかいないのか、よくわからないのが特徴。
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Hogo(ヒオドシ=Largeheaded scorpionfish)。オコゼのようにトゲに毒を持っている危ない魚である。スープや煮つけがいいらしい

そして2匹目のGindaiが釣れた。


ジギングでカツオも1匹釣れた。
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ジグに来たカツオ。ジギングで釣れたカツオはトローリングで釣れたものより値打ちがある(偏見かな?)

辺りを見回すとミズナギドリ(かな?)が結構な数飛んでいる。下からカツオに追い上げられた小魚でもいるのだろう。鳥の下をボートがトローリングしながら走り回っている。そろそろタイムアウトの時間だし、次回の底釣り用の新鮮なエサ確保のため、トローリングでカツオを釣りながら港へ帰る事になった。結局カツオが4匹釣れ、2~3回バラシがあった。

これ(下の写真)が今日の全釣果。
P1050331
待ちに待った底物解禁日にしては、寂しい釣果だった。まあ、これまた”This is fishing”であろう
<Today was my first fishing day in new Deep-7-Bottomfish season which was opened on Sept.1. As you probably know, Deep-7-Bottomfish means;
http://www.wpcouncil.org/bottomfish/Documents/200705_Closure/BF%20ID%20Card.pdf
I have been waiting for this for five and a half months. Time has come. First thing in the mornig, we ran to Onaga Point. However, the current was unusually fast at Ground (the area off Kona Airport), and it was difficult to do deep-bottom fishing even with 3-pound sinker. We were quite lucky, though, by accidentally (maybe my skill ?) catching a beautiful Onaga in an adverse condition. We also caught a couple of Gindai's. Onaga will become Sashimi dish tomorrow evening.
This year's target for me is to catch a Hapupuu (Hawaiian grouper). Hapupuu is one of the Deep-7-Bottomfish which I have never caught before.
The catch of today's bottom-fishing was pretty poor, but the sharks did not come to greet us. Maybe one of those lucky days ??? >   


底物初日は速い潮に翻弄され、不本意な貧果に終わった。
今週末から「トカラの戦友?」がコナにやって来る。潮よ変わってくれ、と祈る、、、。

Fishing Report用メモ:
Onaga: 1匹 3ポンド
Gindai: 2匹 4ポンド
Hogo: 1匹 2ポンド
Aku: 4匹 10ポンド

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コメント

A-Jack様
元デトロイト支部チームHのMacです。
我々へのメッセージありがとうございます。
カリフォルニアでのキング釣り、難しいんですね!!
見えているのに釣れない・・・。ミシガンのTippyダムを思い出しました。
そうです、明日木曜日に成田を発ち、ORD経由Whitehallに直行します。
ミシガンの釣友Team JAPANは、今夏既にHr隊長、Monさん、Banさんで5匹のキングを捕獲済みで、我々も期待は高まるばかりです!
準備時間が有りすぎ、色々考え過ぎた感はありますが、タックルも充実させたので、なんとしても結果を出すべく頑張って来ます。
釣果報告を待っていて下さい!!
絶対釣ってきます!! (気負い過ぎか?)

Mac

投稿: Mac | 2011年9月 6日 (火) 23時05分

Macさん:
日本からの遠征は何人になるのですか?出発前の夜から当日にかけてが、一番ワクワクしている時ですね。この一週間が異常に長く感じられて、仕事が手につかなかったとか???家内とドライブ旅行中に偶然見つけた私の(?)WhiteRiver Pierも、今や国際的にアングラーが暗躍(とは言わないか?)する釣り場になりましたね。嬉しい事です。Whitehallでは、先週の状況が続いている事を祈っています。しかしあの釣り場は風次第で、一日でコロッと状況が変わってしまうんだよね、、、。
こちらも日本から釣友が来て、海の状況さえ許せば、12日~13日は4~5年ぶりの船中1泊での南方遠征の予定です。狙いはトローリングでのブルーマーリンとキハダマグロ、そしてジギングでの大型GTやカンパチです。ワクワクしています。お互いに頑張りましょう。

投稿: A-Jack | 2011年9月 7日 (水) 05時05分

A-Jack様
日本からはるばるWhitehallまで暗躍しに行く好き者は、僕を入れて3人です。一人は昨年出張中にあの突堤に連れて行ってSteelheadを狙ったのですが魚信なく、今回リベンジです。
あの突堤、奥様とのドライブ中に見つけられたのですか!?
我々が今アドレナリンを出しまくれるのも、全てそのドライブのお蔭です。改めて感謝致します。
今、成田に向かうリムジンバスの中ですが、既に興奮状態です(笑)
では出陣してきます!!

投稿: Mac | 2011年9月 7日 (水) 11時57分

Macさん:
ジギングブルースによると、今年のWhiteRiver Pierはなかなか良さそうですね。あとは運しだい、合宿参加者の中に親孝行者が多ければ、自ずと運は開けるでしょう。爆釣を祈っています。
あの釣り場は、家内の要望でWhiteRiver Lighthouseを探していて見つけたものです。親孝行とともに、ヨメさん孝行も大いに大切だという事ですね(エラそうな事言ってるけど、、、オッチャン、大丈夫かい???)。

投稿: A-Jack | 2011年9月 7日 (水) 13時54分

スーパーモッテナイ、ミシガンの弟子です。
精神修行の足りなさを痛感している次第です。

ブログのUP、首を長くして待っておりました。
ついにボトムフィッシュの解禁ですね。今後も楽しみですね。
また、遠征での爆釣をお祈りしてます!

それにしてもサケジャンプの写真、お見事です!

投稿: デトロイト支部 | 2011年9月 7日 (水) 15時40分

デトロイト支部さん:
スーパーモッテナイは間違いだよ。小生なんかよりはるかにここ一番は強い。だいたい釣るべき時(例えば誰かの誕生祝いにマダイを釣るとか)に釣るのは持っている証拠。先週は釣る必要が無かったのかも?今週はやると思うよ。このプレッシャーを糧にして、20ポンドのKingの写真をブログに載せて下さい。

投稿: A-Jack | 2011年9月 7日 (水) 18時40分

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