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2011年6月 6日 (月)

Mdキャプテンひと暴れ

Mdキャプテンひと暴れ」といっても、うちのキャプテンが船上で暴れて私を殴った、、、とかいった類の話ではないので念のため。ひょっとしたら、うちのキャプテンが目出度くジギングにハマるかもしれない、というお話である。

今日はちょっと波が高そうな予報だったが、一応NELHA (Natural Energy Lab of Hawaii)沖で二匹目のドジョウ(GT)を狙うつもりで出港した。トローリングのルアーは流さず、魚探の反応を見ながら、「泳がせ釣り」のエサとなりそうな魚を釣る事に専念。しかし結局、モンガラを何匹か釣っただけでNELHA沖に到着してしまった。NELHA沖に到着して間もなく、Nabeta(ホシテンス)が釣れた。こいつの唐揚げは美味いので持って帰ろう。その後やっと前回と同じくらいの大きさのオジサンの仲間が2匹釣れた。
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小ぶりなMoana kali(マルクチヒメジ)が一荷で上がってきた。よしよし。辛いミッションだろうけど、頑張ってうまくGTに食べてもらってくれよ、と言いきかす(お願いする

早速GT狙いで、底から5mくらいへマルクチヒメジを入れる。水深70~80mだったと思う。もう一匹は、GT用キャスティング竿にウキを付け海面近くを泳がせる。写真では解り難いが、波が結構高い。この釣りは、波が大きくシブキを上げている磯の近くでやるので、キャプテンは神経を使う。
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GT用キャスティング竿と即席竿受け。写真では見えないが、前方でウキが漂っている。

ダブルヒットするとちょっと厄介だが、その時はその時である。何とかなるだろう。しかし、ダブルヒットどころか、2本共アタリなく時間が過ぎて行く。NELHA沖から北西の方角(空港沖のグラウンドと称する場所)を見ると、Ledge(駆け上がり)の所に小さい船が2隻停まって釣りをしているようだ。マグロを釣っているのかも知れない、、、こいつが気になって仕方がない。ひょっとしたら20~30ポンドのマグロが釣れているかも、、、なんて考えながら、ボーっと底狙いの竿を見ていた。すると竿先がコンコンと叩くように軽く揺れた。エサが暴れているのかな、、、と思っていると一気に竿先が海面へ突っ込んだ。「来たぞぅ!」と叫んで竿に飛びつき、リールのハンドルに手を掛ける。竿先が2度3度と突っ込む。「よっしゃー!」と思ったところで、、、、無情にも竿は水平に戻ったまま、何事もなかったように動かなくなってしまった。この展開は非常に心臓に悪い。しばらく待ってみたが魚の気配は戻らず。巻きあげてみるとハリは健在で、綺麗にエサのマルクチヒメジがいなくなっていた。残念、まだ心臓がドキドキしている。GTだった可能性はかなり高いと思う。今日は日本製のスーパームツと称するかなり極端なネムリバリを使ってみたが、掛かりが悪かったのかな???
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スーパームツ。いいハリだが、「泳がせ釣り」には向いていないのかな?

その後、エサ釣りのサオで良型のリュウキュウアカヒメジ(Weke ula)が釣れたが、GT狙いの方は2本共アタリは無かった。
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<立派なリュウキュウアカヒメジ(Weke ula)。怪しげなサングラスはMdキャプテンの力作

とうとう我慢しきれず、昼前に空港沖グラウンドのLedgeへ移動。先客は3隻になっていた。その3隻に混じって、地元の釣り人がよく言う「水深100Fathoms(180m)の中層30~40Fathoms」でキハダを狙う事になった。まずい事に、近くの船が結構なサイズのキハダらしい魚を上げるのを目撃してしまい、今朝の初心は何処へやら、、、気持ちはGTどころではなくなってしまった。まずエサ(大きいリュウキュウアカヒメジ)を60~70mの中層へ入れ、同時にジギング開始。ジグは140g。アシストフックはKnちゃんにもらった小さい方のヤツを上下に2本ずつ付け、万全の構えである。何投目かでググッと来た。力を込めて合わせを入れると、ドラグが滑る。スプールを指で押さえてもう一発。確かな合わせの手応え十分。「さあ来い!」、敵が一気に走り始めた。PE5号がどんどん出て行く。サメとは明らかにスピードが違う。ズルズルではなく、ビシッビシッビシッビシッ、という感じで(どうちがうんじゃ?)ラインが出て行く。止まらない。かなりの大物のようだ。大きく曲げた竿を支えたまま見ているだけの状態になってしまった。こりゃいかんかな?と思った瞬間、やっぱりバレた。ほぼ間違いなくマグロだっただろう。細身のハリが曲がったかな、と思いながら巻き上げてみると、アシストフックが4本とも、ソリッドリングを残してきれいに無くなっていた。どういうこっちゃ???4本とも掛かって、1本ずつ切られて行ったのだろうか?

気分を直してジギング
続行。真剣にやってみると「なんちゃってジギング」もそれほど楽チンではなく、けっこう疲れる。しかしやがて、頑張ったご褒美としてアタリが来た。こいつも走ったが、先ほどのヤツに比べると迫力不足。余裕をもって対応し、上がってきたのは、、、
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キハダマグロ(Ahi=Yellowfin tuna)。実測12ポンドなり。C-Buoyのレギュラーサイズの倍以上はあった。

グラウンドのLedge(
駆け上がり)で、ジギングで初めて釣った意味のあるキハダマグロである。Mdキャプテン曰く、「こんな近くでマグロが釣れるんだったら、ガソリンいっぱい使って片道2時間半も3時間も掛けてC-BuoyやOT-Buoyまで行く事ないわね。良かった、良かった」。この場所は、ある方向に潮が流れる時、潮がLedgeの駆け上がりに当たるような状態になり、浮き上がるプランクトンを求めて集まる小魚にマグロやカツオが寄るらしい。残念ながら私にはまだ潮の読み方がよく解らないので、今後とも他の船がLedgeに居たらスリ寄って行く戦略で行くしかない。

頑張り過ぎて疲れた」と言うとMdキャプテンが、「じゃあ、私がジギングやってみるよ」と張り切ってジギング開始。「竿のトップの位置がオーバースイング過ぎる。トップの位置は水平に。振りは力まずにコンパクトに、、、」と、優しい鬼コーチのアドバイスが飛ぶ。「ナァ~んだ、それじゃゴルフと同じじゃん!」とは言わなかったが、、、。ジギングはこれで3回目くらいかな?ちょっと頼りない感じがしないではないが、懸命に竿を振る。そして、私がよそ見をしていると、「来た、来た、来たよぅ~!」という声。見ると2度、3度と合わせを入れている。さすが釣り師の女房、だてにキャプテンはやっていない。竿が大きく曲がっている。見た所かなりの大物の感じである。「大丈夫?」って尋ねると、「大丈夫」との頼もしい返事。「ファイト!ファイト!」とは言わなかったが、横で手に汗握りながらの応援となる。キャプテン頑張る。そして割合短時間で残り10mを切るまで巻きあげた。なかなかやるものだ!しかし、魚はかなり大きい上に、船底へ走った。竿を取られる。船に接触すると竿は簡単に折れる。ちょっとやばい、竿を折られるのは辛いかも。本人は最後までやりたかったようだが、ここで選手交代。船の底を2往復くらいするのをギリギリの所で何とかかわす。チラッと姿が見えた。デカイぞ。さっきのマグロの2倍くらいの長さがありそうだった。しかし更に上がって来たところで、マグロではない事が判明した。何とOno(Wahoo=カマスサワラ)だった。船ベリに寄せ、アタマに一発でギャフを入れ(Mahimahiのギャフ入れは苦手だが、何故かOnoはいつもすっぱりギャフが入る)、船に引きずり上げた。こんなOno Laneから遠く外れた場所にもOnoはいるんだねぇ~、と妙に感心。「私のジギングはスローだからマグロよりOnoに向いているのかも?」とはキャプテンの弁。
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Mdキャプテンに代わって私が魚を持ってポーズ。実測35ポンド(15.9キロ)の立派なOnoだった。明日売りに行こう

Good job、Captain!これでキャプテンがジギングにハマってくれたら言う事ないのだが、、、?そうは問屋が卸さないかな?
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Onoの鋭い歯。フックが2本ともいい所に掛かっていた。

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今日のヒットルアー(140g)。Onoの歯でガタガタにされ、背中の部分は金属(鉛)がエグリ取られていた。

今日は釣れた魚の数は少なかったが、気分良く釣りを終えた。帰路のトローリングでは、流したキンキンにカツオ(3~4ポンド)が食って来た。Honokohau港の入り口に近い所ではMahimahiがキンキンにヒット、華麗なジャンプを見せてくれたが、こいつはバラシ。ちょっと残念だが、まあ今日は許そう!
しかし、港で合計20キロの魚と氷と海水の入ったクーラーバッグを、船から下ろして車まで二人で運ぶのはやはり大変だった。何か方策を考えないと、これ以上大きい魚は釣れない事になる、、、。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 12ポンド
Ono: 1匹 33ポンド
Aku: 1匹 4ポンド
Nabeta: 1匹 0.3ポンド
Wekeula: 3匹 リリース
Moana kali: 2匹 0.8ポンド

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コメント

ガーラ 様

なかなか良い内容の釣りだったようですね。
型の良いキハダも釣れて、なおかつカマスサワラまで
奥様にヒットして。

実は奥様のブログのほうで先に見てしまいまして
はてさてどんな内容の釣行記になるのやらと楽しみに
しておりましたが・・・

なかなかサングラスお似合いですよ。

P.S.

渋谷のサンスイに久しぶりに行きナベちゃんと
話し込んで来ました。最近はパラオに行って
来たそうです。ハワイから東京にお帰りの際は
ぜひまたお寄り下さいとのことでした。

投稿: NN | 2011年6月 7日 (火) 12時17分

NNさん:
ブイも何もない近くの海で、初めてジギングでキハダが釣れたのは私にとって大いに意味があります。またしばらくは、食べられないGTの事は忘れて、空港沖でキハダを追う事になるでしょう。ボチボチでも釣れ続けてくれるといいのですが、なかなかねぇ~。

ナンだか家内が、キハダを釣ると言ってちょっと張り切っているようなので、これからは半々で操船という事になるかもしれません。非常に良い事ではあります。

私も昔、パラオのぺリリュー島へ一人で釣りに行った事があります。GT狙いの磯釣りでしたが、バラフエダイ程度しか釣れませんでした。懐かしい思い出です。ナベちゃんは多分あの人だと思います。次回行った時に話をしてみます。

投稿: ガーラ | 2011年6月 7日 (火) 14時01分

ガーラ 様

ホノコハウから空港沖だったら近くで良いですね。
ホノコハウ港に入るところにHONOKOHAU MARINA
という看板にちょっことカジキの絵が描かれていた
のを思い出しました。懐かしいです。

SKIPPER 多くしてBOAT山に登る、なんてことは
ないでしょうが、お二人でますます夫(婦)唱婦(夫)随(?)で羨ましい限りです。大物を期待しています。

ナベちゃんはちょっと小太りで髭をはやしています
からすぐ判りますよ。もうサンスイじゃ古株になり
ましたね。でも僕より10歳くらいは下かなあ。

昔有楽町で「太陽」って釣り道具をやっていた丸ちゃん
も(丸橋英三)も僕よりちょっと下じゃなかった
かしらん。竿をオーダーして作ってもらったことが
ありました。

気がつけば回りは今や同世代か年下です。

そうそう、ペレの伝説の花、レフアが咲きました。
でも10日くらいで散ってしまいましたが、次の
蕾っぽいのがありますので只今二番目の開花を
期待中です。

マハロ

投稿: NN | 2011年6月 8日 (水) 00時27分

NNさん:
丸橋英三さんは、最近ビデオ(服部名人と一緒の、相当古いMidway釣りビデオ)を見たので、ナンだか良く知っているような気がします。Midwayはずっと観光客をシャットアウトしてきているので、昔のようにカンパチやシマアジやGTが釣れまくるんでしょうね。

レフアとオヒアの悲恋が日本で成就しましたね。Hualalaiの山の方へ六輪駆動の車(ピンツ)行くツアーがあり、その時見たオヒアレフアの花(雄しべ?)が印象に残っています。

最近は殆どの人が自分より年下の感じになってしまいましたね?特にアメリカ人の中には、すごく立派な(?)オジサンがいるけど、自分よりだいぶ年下なんだろうなぁ~、、、なんて考える事がよくあります。自分も昔は若かったんだけどなぁ~~~と言ってみても詮無き事か?

投稿: ガーラ | 2011年6月 8日 (水) 05時52分

ガーラ 様

今や彼は「世界のEIZO」ですからね。フライで
ターポンを釣るトーナメントでも優勝していますし、
大型魚の釣りで世界のあっちこっちを歩いています。
服部名人同様に将来IGFAに殿堂入りする資格は
充分にあると思います。久しぶりに彼にも会いに行って
来ようかな。日本橋三越の近くにサバロという名前
の店を出しています。近いですし。

はい、みんな昔は若かったですねえ。つい先日外国で
領事をやっていた同期生が定年退職で帰国して来まし
たので他の同期生で会いましたが、みんな爺さんに
なりました。南米行きの移民船で意気揚々と海外へ
出て行った時代が夢になりました。

釣りは最後の趣味で取ってあるって按配です。

投稿: NN | 2011年6月 9日 (木) 02時14分

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