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2011年6月

2011年6月30日 (木)

第100回記念釣行・5連発

1年と3カ月半前、問題があった古いディーゼルエンジンを取り外し、思い切って新しいガソリンエンジンに置き換え、「出直し初陣」として釣りに行ったのが去年の3月19日だった。C-Buoyへ行ってボーズをくらったが、この日を第1回目の釣行とすると、今日がちょうど記念すべき100回目の釣行となった。さて、第100回釣行が記念となるような心に残る釣りができたのか?

今日は、「最強のデッキハンド釣り船のデッキで釣りのサポートをしてくれる人を自称する(最強といっても、”この界隈で”、、、という注釈が付き、さらに”この界隈”には他に釣り好きな人が殆どいない、みたいな、、、)加州のKwさんが、新調したジギングロッドと電動リールを引っ提げて参戦した。今朝はKaiwi PointでのOnoは中止、Honokohau港を出ていきなり北へ向かった。行先は当然コナ空港沖のグラウンドLedgeである。前回()はNELHA(OTEC)近くまで来たところで、海の荒れがひどくなり涙の反転、今回に期す事となった(Iaさんゴメンなさい)。途中のトローリングでMahimahi(シーラ)がヒット。Kwさんが後甲板を左右に(右往左往というのではない、念のため)走りながら、船べりまで寄せて来た。私がギャフを入れる、、、はずだったが空振り。次の一撃はシーラに当ったがギャフは入らず、シーラが飛び上がった。その瞬間ハリが外れてしまった。これが5連発の第1発目だった。キャプテンもKwさんも、「えぇ、またかい。これで何匹目だよ?エエ加減にせんかい!」とは言わなかったが、彼らの眼差しに非難が込められていた(でもないかな?)???どうも私はハワイに来てからシーラとは相性が悪い、、、シーラは好かんバイ!私の田舎ではシーラをウマビキと呼び、珍重、、、しない。傍にいると漁師が投げてくれたりする。そんな子供の頃からのトラウマがあるのかも?
P1030421
トローリングでヒットしたMahimahi(シーラ=Dolphinfish)。ギャフを構える私。この後恒例の悲劇が、、、

今日は空港沖の風波は前回よりだいぶ穏やかそうだ。グラウンドLedgeあたりに小さい釣り船が4~5隻見える。彼らは当然マグロ狙いであるが、「船が数隻いるからマグロが釣れている」という方程式は成り立たない。世の中それほど甘くはない、、、事が最近解ってきた(漁師としての成長が著しい?)。

グラウンドLedgeに到着。早速、改良に改良を重ねた(ウソだよ)潮向計で潮の流れの方向を確認してみる。すると、、、ヤ ヤ ヤ ヤ、今日の潮は南から北の方向に流れているではないか。仮説によれば、マグロがグラウンドLedgeに集まるはずの潮である。ホンマかいナ???これでマグロが来ていなかったら、私の仮説は大きく崩れることになる。緊張しちゃうヨ。南無八万大菩薩、、、マグロよ釣れてくれ!魚探の反応はボチボチ、、、悪くはない。Kwさんと二人で「オジギングオジンのジギングという意味。「なんちゃってジギング」改め「オジギング」。私の造語)開始。二つの電動リールがうなる音が大海原に響き渡る、、、、、だけで何も食って来ない。1時間経過したか、2時間経過したか?「仮説崩れたり!」というブログのキャプションが頭に浮かび、不安がよぎる。ところが、事実は小説並みに奇なり、、、だった。ちょうど気持ちが崩れかけるタイミングを推し量ったように、私がシャクっていたジグに強烈なバイトがあった。ラインが走る、、、大きそうだが、この前のバラシと似たようなイヤ~~~な感覚が蘇る。案の定、しばらく走ったところでバレた。何故かこいつもハリ外れだった。スレだったのか?引きからして20~30ポンドクラスのマグロだったように思われた。これが5連発の第2発目。しばらくしてKwさんのジグにもいいアタリがあったようだが、残念ながらこれもランディングには至らず、、、3発目。あ~ぁ、今日もバラシが順調だ。

そしてメーンイベントとなった4発目のバラシの時が来た。近くに船が2隻程いるところで、私のジグにいい型がヒット。思わず、「
来たぞ!Fish On!」みたいな事を叫んでしまった。近くの船からの注目が集まる中、ファイト開始。かなり強い。このサイズは、前々回も含めて最近ことごとくバラしているので、電動レバーをOFFして恐る恐るのファイトである。だいぶ出されたラインをゆっくり丁寧に手巻きでリトリーブする。約15分後(くらいだったかな?)、メタリックなゴールド・シルバーの魚体が水面に姿を現した。間違いなくキハダマグロである。30ポンドクラスの感じの良型だった。船の前甲板でファイトしていたので、水面まではチト距離がある。「この界隈”最強のデッキハンド」が玉網を引っ提げて前甲板へ来てくれた。もう大丈夫だ!!!
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推定30ポンドのキハダマグロ

前甲板で玉網で魚をすくうのはこれが初めてだが、甲板の位置が思ったより高いし、手すりが邪魔して玉網が水面まで届きにくい。1回目、2回目のトライは魚が逃げてスカ。3回目(多分)のトライで魚が玉網に入りそうになったが、暴れて頭が玉網からハミ出てしまった。その状態で運悪くハリが玉網に引っ掛かった。「こりゃイカン!」、以前C-Buoyで似たようなサイズのキハダをバラしたのと同じパターンだ、、、と思った瞬間、無情にも魚はハリから外れゆっくり海底へ消えていった。4発目のバラシに船内ボー然、、、。作業がやりやすい後甲板へ移動してからすくうべきだったかとか、ギャフの方が良かったのかも、とか後悔するコトしきり。どっちかと言うと状況判断を間違った私のミスだった。がっかりはしたが、釣りにバラシは付き物。いい型のキハダマグロを実際に目にして、逆に大いに元気が蘇って来た。

ランチタイムも過ぎ、二人が「オジギング」で疲れてきたところで、コマセ釣り(カツオの切身をエサに、コマセはちょっと古くなったカツオのミンチという豪華さ)の竿を出し、しばし休憩する事になった。ところが「釣りは休憩タイム」の格言()通り、しばらくしてこいつにアタリ。Kwさんがファイトにかかる。「20から30ポンドクラスの感じだよ」との事。手巻きで丁寧に対応し、時間はかかったが順調に上がって来た。ところがラインの残りが10mを切ったあたりで魚の反応が消えてしまった。アチャー、5発目のバラシである。3.5mm・50cmのクッションゴムが2mm・1mくらいに伸びていて(それでも切れない。けっこう強いものだ)、20号のハリスがサルカンとの連結部で切れていた。反省。

しばらくして二人は少し元気を取り戻し、再び「オジギング」開始。そして、Kwさんのジグに6発目のアタリ。「20ポンドぐらいかなぁ~」といいながら、このマグロは目出度く無事ランディングされた。良かった、良かった。長~い道のりだったねぇ~。
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ちょっと小ぶりながら実測16ポンド。船内5連続バラシの末の貴重な1匹となった

今日は、「オジギング」休憩中の「カツオ銀座」でのキンキンのトローリングでカツオがよく釣れた。数匹釣ったところで強制終了したが、帰路のトローリングでも、しつこく食って来た。
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4~5ポンドだろうか?

キンキンにキハダマグロも来た。
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カツオサイズのキハダマグロ

エサ釣りに外道も来た。
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Kawele'a(ホソカマス=Heller's barracuda)。リリースしてしまったが、持って帰って干物にすれば良かった。あ~ぁ、もったいない

外道その2。
P1030430
Wahanui(イシフエダイ=Forktail snapper)。リリース

キハダマグロ無念のバラシ多発の第100回記念釣行となったが、「潮の流れの方向に関する仮説」が正しい事を実証するデータが一つ収集できたのは意義のある事だった。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 2匹 20ポンド
Aku: 8匹 35ポンド
Kawele'a: 1匹 リリース
Wahanui: 1匹 リリース

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2011年6月27日 (月)

GTはソコソコいるのかな?

『がっつーん!!』、朝一番のKaiwi Point沖、Onoレーンのトローリングで左舷の竿に強烈なアタリ。久しぶりに乗船したIaさんが竿を握る。最初の走りで、リールのドラグが焼けたような臭いがしてきたので、電動のスイッチをOFFにし手巻きでの対応となった。結構なサイズの魚らしいが、最初のひと走りが止まってからは走らなくなってしまったし重い。いつもより時間が掛かる。一進一退を繰り返しながら15~20分後に船べりにOnoが浮いた。幸先良し(=往々にして竜頭蛇尾という表現に置き換わる)である。大きなトローリング用のフックが、腹部の皮一枚に掛かった状態で上がって来た。バラシ寸前、、、危ない、危ない。おそらく最初はクチに掛かって一気に走ったのだろうと思うが、、、。
P1030387
Ono(カマスサワラ=Wahoo)、16キロ(35ポンド)。今日のOnoはIaさんが釣ったモノなので、1.8mのクーラーバッグは使わず、アタマとシッポを切り落としてクーラーボックスに入れた。明日捌いてIaさん初めご近所の皆さんに配ることになる。身が半分として8キロ、、、かなり食べでがありそうだ


Onoは2匹釣ると、重くて長くて運ぶのが大変なので(、、、というのは本当だが、)、1匹で十分というコトで(これはウソ、、、釣れるものなら取り敢えず運ぶ苦労は考えずにもっともっと釣りたいのだ)、そのまま空港沖のグラウンドに移動すべく、ルアーを引きながら走った。ところがNELHA(Natural Energy Lab of Hawaii : 最近GさんというNELHAで働いている人と知り合った。ちょっとしつこいと思われたかもしれないが、いろいろと質問して以前から持っていた疑問が一部解消された(時間不足)。原発が廃れていけば、NELHAの役割がドンドン重要になってくる。興味は尽きない、、、)の近くまで来ると、かなりグラウンド方面の海が荒れている事が判明。久しぶりの荒れ方だった。こういう時の決断は電光石火である。グラウンドLedgeにはキハダが来て、たむろして待ってくれているかもしれないが、今日は見逃してやろう、、、。即反転、Keauhou Bay沖へ向かう。今度はカツオか小マグロ狙いのルアーを流して南下、、、したが魚信なし。

Keauhou Bay沖に到着。水深80~100mあたりで魚探で魚の反応を探る。比較的反応が濃いポイントなのだが、今日は画面が真っ白である。潮が悪い(相変わらず、非科学的な表現だ。ナンとかならんのかい?)のだろうか?まあ深くは考えずにIaさんと二人でジグを落とす。Iaさんのジグに二度程バイトがあったが、残念ながら二回ともスッポヌケた。水深90mくらいの中層60mくらい(多分)で、私のジグに強いアタリ。ナンだろう?本日テストに持ってきたKwさんの新しいジギングザオがしなり、電動リールからラインが出て行く。マグロにしては魚探に群れの反応が無い。カンパチにしては浅いポイントの中層というのは解せない。ツムブリなどにしては大きすぎる。魚はかなりパワフルだ。新しい竿は細身の軽いジギングロッドだが、なかなかいい感じで対応している。これなら大丈夫だろう。Kwさんに内緒で私の竿と交換しようか、、、?やっと10mくらい下に、うっすらと魚体の輪郭が見えて来た。メタリックシルバー色の魚体のように見える。ゆっくり上がって来た。ヨッシャ~、Uluaじゃ!(White ulua=Giant trevally=ロウニンアジ)。食べる事はできないが、ジグで初めて釣った嬉しい1匹である。
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White ulua。計量する程の大きさではなかったので、急いで写真を撮ってリリース。元気に帰って行った。100ポンドオーバーになって、釣友達が来た時に食って来いよ!ジグで釣れたというのが嬉しい1匹であった。いつみても素浪人・月影兵庫(?)風の風格のあるふてぶてしい顔が可愛い???

この海にはGTはまだまだ結構いるのかも知れない。もう4~5匹狙って釣っておけばある程度確信が持てそうだ。一度頑張って船からポッパーを投げてみよう。ポッパーでコナの海でGTを釣るのは昔からの課題である。

今日の外道コーナー。
写真の こいつは、『コッ!』これまたデトロイト支部さんの表現を借用)という軽いアタリの代表選手だが、引きは結構強い。本気でハリを咥えられるとペンチを使ってもなかなか外せない。リリースするために投げた瞬間、手の肉を食いちぎられた事がある。
P1030401
Iaさんのカツオの切身に来た良型のアオスジモンガラ(Blueline triggerfish=ハワイ名は多分HUmuhumuナンとかだろう)。浅場のエサ釣りの代表的な税金みたいなもの。リリースしたが、助からなかったかな?

次は150cmはありそうな立派な外道。こいつはジグに来た。
P1030406
この個体は色があまり赤くないが、多分Red nunu( Red cornetfish=アカヤガラ)だろうと思う

Iaさんにカツオかマグロを釣ってもらいたかったが果たせず。まあ”This is fishing”というコトでご勘弁願おう。

Fishing Report用メモ:
Ono: 1匹 36ポンド
White ulua: 1匹 リリース
Blueline triggerfish: 1匹 リリース
Red nunu: 1匹 リリース

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2011年6月23日 (木)

バラした魚は大きい

グラウンド・本日のコンディション:
  満潮 --- 10:50am
  干潮 --- 3:40pm
  月  ---- 二十二~二十三夜(
下弦の月
  波の予報 --- 北はKawaihae沖からKiholo Bay沖にかけては今日も”Flat”、コナ以南は
            少々ウネリが高い(3~5Feet)予報。しかし今回も空港沖以北はかなりウネリが
                           あった。
  グラウンドの潮の方向(
即席潮向計による) --- 前回とは逆に南から北方向にへ流れていた
            仮説が正しければ、今日はひょっとしたら良い潮かも、、、?  
  船が流された方向 --- 北へ流された。
  水温 --- 25度前後


さて、今朝もKaiwi Point沖でのOnoのトローリングからスタートし、Ono用のルアーを1~2時間引いた後、グラウンド(コナ空港沖)のLedge(駆け上がり)でキハダマグロを狙う算段である。潮が悪いようなら早めに諦めて、NELHA沖かKaiwi Point沖の浅い所(60~80m)で、オジサンか何かを釣って泳がせ、底近くでUlua(GT=ロウニンアジ)、海面近くでOno(Wahoo=カマスサワラ)を狙ってみよう。まあ書くのは簡単だが、なかなか思い通りにはコトが進まないのが世の常、、、なんだよねぇ~。

        ~ 以上が朝出発前に書いた本日の決意表明である ~

という事で、今日もジギングと船の掃除と魚運びでクタクタに疲れて帰って来た。Mdキャプテンも「あ~ぁ、疲れた」とよく言うので、「運転席で座って運転しているだけでどうして疲れるの?」って聞くと、「私だって掃除も魚運びもやってるのよ!」との反論あり。「確かに、、、」。港に帰って来てからの方が、釣りそのものより疲れるのは確かである。こんな時は「釣りはもうケッコウ」と思うのだが、次の日になると、しんどかった事はコロッと忘れて、また行きたくなる。そんな懲りない男である。

さて今日は出発前に港で「XX-Buoyで10~50ポンドクラスのキハダマグロが釣れている」という話を耳にしてしまった。「エライこっちゃ!」である。XX-Buoyというのは北のKawaihaeの沖合い8~9海里にあり、Honokohau港からはかなり遠い。まだ一度も行った事はないが、トローリングスピードで3時間以上かかりそうだ。遠いが、行かずばなるまい。行かずば立派な(???)オトコがすたる。今朝は補給するつもりは無かったガソリンを入れ満タンにして、いざ出発。この時点で、既にKaiwi PointのOnoの事はすっかり忘却の彼方に、、、。気持ちはすっかりXX-Buoyに行ってしまい、出発時点から既に当初の算段から大きく逸脱してしまっていた。おまけに、できるだけ早くXX-Buoyに着きたい、とう事でトローリングはやめ、一気にXX-Buoy目指して走る事になった。早く行かないとマグロが何処かへ行ってしまう、、、ような気がして。ところが空港沖のグラウンドLedgeまで来ると、3隻程が集まっている。マグロが釣れているのか?そう思い始めるともうイカン、、、取り敢えず2~3回ジグをシャクッてみようという事になってしまう。先客に混じって船を停め、まず潮の方向を確認したところ、この前とは逆に北方面に流れていた。ひょっとしたら悪くないかも?魚探の反応も前回よりはるかに濃いようだ。この時点ではXX-Buoyの事はすっかり忘れてしまっている。子供だよ、まったく。

さて、定番のカツオの切身(冷凍ではないので、食べもいいくらい新鮮だよ)を水深60mあたりへ入れ、同時にジグを落とす。70mくらいまで落としシャクリ始めた。40mくらいまでシャクリ上げた時、『がっつーん!!』(Hr君の表現を無断借用と来た。「シメシメ、来たかチョーさん待ってたホイ、第一投目からいきなりキハダマグロだよ。これだから釣りはやめられまへんなぁ~。」、、、とか思いながらフッキングを入れてファイト開始。ところが電動リール(シーボーグ500MT)のスプールがかなりの勢いで逆転し始めた。竿先がいわゆる「ビシッ、ビシッ、ビシッ、、、、」という感じで激しく上下に振れてラインが出て行く。速いし重量感も十分。キハダだ、しかもかなり大きい!電動リールのDepth Counterの数字が50m、60m、70mと増えて行く。止まるのだろうか、、、と不安になって来る、、、そして80mを過ぎた時、急に竿先がフワッ~と水平に戻り魚の反応が消えた。バレた!この前の20ポンドのキハダよりはるかに大きかった(特に逃がした魚は、、、)のに、、、。あ~ぁ、がっかり、キャプテンもがっかり、、、。フッキングが甘かったのか、ハリが外れたらしい。気を取り直して、再び水深70~80mあたりからシャクリ始める。するとまた「ガツ~ン」と来た。今回は2回、3回と渾身の合わせを入れる。先程と似たような感じでラインが出て行く。同じくらい大きそうだ。こいつはナンとしても獲りたい、、、と思いながら逆転するスプールを見つめる。しかし、ラインが30~40m引きずり出されたところで、無情にもまたバレてしまった。また同じハリ外れだった。それにしても、全く同じようなバラシが連続して起こるとは、、、。よほどのヘタクソ?

朝一番の2連発で、一瞬「今日はキハダマグロ爆掛かりモード」に入るかと思ってしまった。ところが、その後はエサにもジグにもアタリは無く、1時間くらいが過ぎたところで、ふと我に返ってXX-Buoyの事を思い出した。やはり今日は初志貫徹してXX-Buoyへ行くべし、という事になって進路を北にクルージング開始。空港沖を過ぎ、Hualalai Golf Courseの沖を過ぎたあたりからウネリが高くなった。高速で走りたいところだが、スピードを上げると「ドッタン、バッシャン、ドッタン、バッシャン」だ。とても速くは走れない。それでも30分ほど走ったが、XX-Buoyはまだまだ遥か彼方である。こんな条件下での往復4~5時間はちときつい。結局、今朝の意気込みは何処へやら、XX-Buoyは断念という事になった。まあ、無理するコトはない。またの機会もあろう、、、という事で。

トローリングをしながら空港沖へ帰って来る途中、「カツオ銀座」(私が勝手に名付けたカツオがよく釣れる海域)でカツオが爆釣モードに、、、。
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まず1匹目、7ポンド(実測)のAku(本カツオ=Skipjack tuna)

そして4~7ポンドのカツオがあっという間に9匹釣れた(4~5匹バラシ、、、相変わらずだ)。キンキンが存在感を発揮。
P1030350
カツオ9匹。マグロの予定が何故かカツオに化けてしまった

グラウンドLedge近くの水深90mの中層50~60mの魚探反応に対してジグ(Knちゃんに貰ったやつ)を落としてシャクッたところ、強いアタリがあり、 Light Tackleの電動リールからズルズルと100m近くラインが引きずり出された。当然良型のキハダだろうとの想定で、気合を入れてファイトを続ける。ところが走りが止まったところで魚の動きも止まってしまった。道糸を左の親指で押さえてポンピングすると、重いが少しずつ上がって来る。時々首を振る感じが伝わってくるので、死んではいないようだ。サメに食われた感じでもないが、ナンか変である。20分くらい経過した所でやっと魚の姿が見えてきた。良型キハダへの祈り虚しく、大きいカンパチだった。ジグのアタマに付けたハリが口に掛かり、ジグの尻尾のハリが胴体の皮にシッカリ掛かってしまい、動きたくても動けなかったようだ。
P1030345
<久しぶりのカンパチ(珍しくヒレナガではない)。生かしてリリースしたかったので計量はせず。ズルッと滑って一度下へ落としたので、思わず足元にあった雑巾を握って魚を持ってしまった。「ぜんぜんPhotogenicじゃないよ!」とはMdキャプテンの弁。悪かったのぅ~、顔も姿もPhotogenicでなくて、、、。でもカンパチ君は元気に海底へ帰って行った。メデタシ、メデタシ>

ヒットルアー;
P1030346
Ken-Craft?仕様の140gジグ。こいつは強度十分だったヨ(アシストフックは大きい方仕様)。関係者以外には、ローカルな話でちょっと解り難いだろう。

帰途、Ono Line(水深70~80m)をトローリングしていると、大型のトローリングルアーに強烈なアタリがあり、大きい方の電動リール(タナコンブル1000)が悲鳴を上げた。何かが摩擦で焼けたようなイヤな臭いがした。そして、こいつもバレた。 リーダー(100号ナイロン)が見事に噛み切られていた。あ~ぁ、やはりワイヤーリーダーのルアーを流すべきだった。ランディングしていれば、間違いなく自己記録更新のOnoだったろう、、、に。

今日は「大物バラシ」Dayとなった。まあ何もアタリがないよりはマシか?

Fishing Report用メモ:
Aku: 9匹 50ポンド
Kahala: 1匹 リリース

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2011年6月20日 (月)

潮はいつ良くなるのだろう?

本日のコンディション:
  満潮 --- 6:21am
  干潮 --- 12:15pm
  月  ---- 十九夜(寝待月・ねまちづき=満月と下弦の月の中間あたり
  波の予報 --- 北はKawaihae沖からKiholo Bay沖は”Flat”、南は少しウネリの
                          予報。しかし予報と違って北の方もウネリがあり、釣りづらかった。
  グラウンドの潮の方向(即席潮向計による) --- 前回と同じで北から南へ流れて
                      いた
。 仮説によると良くない潮である。  
  船が流された方向 --- 南東方面へ流された。

今日も懲りずにキハダ狙いで(潮の流れる方向に関する仮説の検証)空港沖グラウンドへ出勤した。自宅から見るコナ沖の海は、ここしばらくごく穏やかだったので、空港沖の潮の状態にあまり大きな変化はないだろう(キハダは多分来ていないであろう)。根拠は薄弱ながら、一応悲観的な予測を立てていた。さてさて現実は如何に???

先日Mdキャプテンがジギングで釣った35ポンドのOno(カマスサワラ=オキサワラ=Wahoo)が結構な値段(@$3.50/lb。因みに12ポンドのキハダマグロは$1.25/lbと二束三文に近い値段だった)で売れたのが判明した(Check受領)。従って今日は欲を出して、真剣にOnoを狙うべく、まずKaiwi Point沖のOnoのトローリングからスタートした。朝一番、3本目の竿出したところ、竿受けにセットしないうちにアタリがあり、狙い通りOnoをランディングした。
P1030313
Ono(カマスサワラ=Wahoo、オキサワラと呼ぶ人もいる)。実測22.5ポンド(10.2キロ)と、この前の35ポンドよりはだいぶ小ぶりだった。

幸先良し、、、それとも得意の竜頭蛇尾???案の定その後Onoのアタリは無く、グラウンドLedgeに到着。早速潮の流れを確認したところ、南の方へ流れていた。仮説が正しければ良くない潮である。はたしてマグロは釣れないのだろうか?カツオの切身を水深60mあたりへ落とし、同時にジギング開始。しかし魚探に魚の反応が殆ど出ない。先着の2隻も何か釣ったような様子は見えず、そのうちに帰って行った。1時間経っても、2時間経っても、エサ釣りもジギングもまったく釣れる気配がない。向こうの方で魚が跳ねているのが見えたので、近づいていったら居なくなってしまった(いつもの事)。しゃーないので、何の目標物もない大海原でミノーを投げてみた。すると3~4投目で”フィッシュオン!”である。私がミノーなんか投げる事は殆どない。多分ハワイで初めてミノーで釣った魚ではないかと思う。4~5ポンドクラスのカツオのスレ掛かりだった。スレであろうがナンであろうが、釣れてナンボだ。釣りは釣れれば楽しい。
P1030320
Aku(本ガツオ=Skipjack tuna)。4~5ポンド

ところで、カツオがこのあたりに居るという事は、マグロも居るという事になるのだろうか?今日は潮が悪いので、皆さん何処か違う所へ行ってしまっているはず、、、ではなかったのか?魚も中には変わったヤツがいるのかな?ミシガンに居た時、あるアメリカ人に「私はミシガンは決して嫌いでないけれど、冬の寒さだけはねぇ~」と言うと、彼は「私はミシガンの冬のこの身を切るような寒さが大好きです」と言っていた。マグロやカツオにも中には妙なヤツが居て、「この逆向きの潮がナンとも言えないんだよなぁ~」なんて思っているのかな?

早々にグラウンドに見切りを付け、Ono狙いのトローリングをしながら、Kaiwi Pointへ引き返した。Kaiwi Point沖を2往復したが、Onoからの魚信は無し。魚探の反応に合わせてジグを落としてみたがアタリ無く、これにて本日の釣り終了。竜頭蛇尾なり。キハダはいつグラウンドに戻って来るのだろう???

Fishing Report用メモ:
Ono: 1匹 25ポンド
Aku: 1匹 4.5ポンド

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2011年6月16日 (木)

引き続き空港沖グラウンドにて

本日のコンディション:
  干潮 --- 9:31am
  満潮 --- 4:52pm
  月  ---- 一五夜(満月)
  波の予報 --- 北はKawaihae沖から南はHo'okena沖まで、すべて”Flat”の予報。
  グラウンドの潮の方向(即席潮向計による) --- 北から南へ流れていた。 
  グラウンドの風の方向 --- 南からの風 
  船が流される方向 --- 南から北へ流された
これからは釣り場(特に空港沖グラウンド)関連の諸条件を、出来る限り報告に入れる予定。

、、、、、という事で、残念ながら今朝の潮は、グラウンドの「駆け上がり」に当たる事無く逆方向に流れていた。一応「キハダは来ていない可能性が高いかな?」という予測はしたが、取り敢えずエサ釣り(カツオの切身)の竿を1本出し、前方甲板で「なんちゃってジギング」を開始。魚探の反応も極めて薄い。1時間、2時間、3時間、、、マグロからの魚信無し。エサ釣りでは中層の代表的外道が釣れた。
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パワーのある外道、ニセカンランハギ(Palani=Eyestripe surgeonfish)。リリース

次に久しぶりに顔を見る外道も来た。見かけはアジに似ていて、なかなかいいんだけどネェ~。
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オオメメダイの一種(Evermann's nomeid)。一見美味そうだが、体の表面がズルズルしていて気持ちが悪い。一度食べてみたがイマイチだった。リリース

11時ごろまで「なんちゃってジギング」で頑張ったが、結局キハダマグロからの魚信は無し。やはり潮向計での予測通り、キハダは来ていなかったのだろうか???。先客が1隻いたが、朝の早い時間に撤収してしまった。グラウンド貸し切り状態は悪くないのだが、、、釣れなくては意味がない。

グラウンドをギブアップし、Keauhou方面へ移動する事になった。途中で魚探の中層反応にジグを落とすと、Kamanu(ツムブリ=Rainbow runner)が食ってきた。なかなかのファイトぶりだった。
P1030290
ツムブリ(Kamanu=Rainbow  runner)。リリース

Kailua-bayに差し掛かったあたりで、「V V Buoyへ行こうか」という事になった。V V BuoyはOutrigger Hotelの沖合にあって、Honokohau港から一番近いBuoyである。運が良ければキハダが付いているかも、、、?V V Buoyには先客が1隻いたが、これまた早々に何処かへ行ってしまった。またまた貸し切り、、、である。Buoyのすぐ近くに船を停め、まずエサ釣りの竿をセットしておいて「なんちゃってジギング」に入る。ジギング1投目にガツンと来たが残念ながらハリに載らず。しかしすぐ2度目のアタリ、、、しかしこれまたスッポヌケ。ヘタクソ!。しばらくして3度目のバイトもフッキングならず。実績あるジグなんだけどねぇ~。しかし、その後アタリは無くなり、、、時間切れの終了。「潮 vs マグロ」は仮説通りになったが、不完全燃焼の釣行となった。次回に期待、、、かな?

Fishing Report用メモ:
Opelu kala: 1匹 リリース
Kamanu: 1匹 リリース
Evermann's Nomeid: 1匹 リリース

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2011年6月13日 (月)

潮の流れとキハダマグロ

コナ空港沖のグラウンドと称する広い海底の台地が急激に(という程のモノでもないが)落ち込むLedgeと呼ばれる傾斜面の上層に時々キハダマグロが集まるらしい。現地の釣り人は、「潮が西から東(沖から陸の方へ)へ流れると、潮の流れが海底の斜面に当たり上昇、そこに小魚やプランクトンが集まる。これらのエサを求めてキハダマグロやカツオなどの魚が集まってくる」と言う。一応筋は通っているように思えるが、本当はどうなんだろう?ベテランのチャーターボートのキャプテンに聞いてもホッコラした説明は返って来ない。やっぱり自分で検証して行くしかないのかな、、、という事になった。検証すべきはGround Ledgeでの「キハダマグロの釣れ具合」と「潮の流れの方向」の関連性である。言い替えると「どちらの方向に潮が流れる時、キハダマグロが集まって釣れるか?」である。まあ、「キハダが釣れる釣れない」には潮流の方向以外にも多くの要素(水温、潮の干満、月の満ち欠け、もちろん季節の要因、etc. etc....)が絡み合っていて、そう単純なモノでは無いのはよく解っているのだが、、、。

検証のためには、Groundへ釣りに行く度に、潮の流れの方向を測定する必要がある。さてさてどうしたものか、、、と考えた末、原始的な潮向計(潮の流れの方向を確認する道具)を製作してみた。
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インスタント潮向計。オモリの下に白いナイロンの買い物袋を切った短冊を結んだ

これを海の中へ入れると、白い短冊がある方向に流れる。しかし、潮の流れが無くても、風で船が流されると短冊は逆方向に流れて、あたかも潮が流れているように見えるはずである。逆に風が無い場合、船は潮に乗って流され、短冊の流れが船の流れに同調すると、一見潮流は無いように見える可能性もある。なかなか難しいのかもしれないが、取り敢えずこれでスタートしてみよう。潮がどの方向に流れていようとも、キハダが全く集まっていなくとも、この場所へ釣りに行く事には違いないので、相関が明確に確認されてもどうという事はないのだが、まあ釣り師としての科学的(経験的かな?)興味ということである。

さて今朝は、前回と前々回キハダマグロが釣れた「GroundのLedge」に到着し、早速「潮流短冊」を海の中に入れてみたところ、白い短冊は東から西に向かって(陸から沖に向かって)流れた。理論的には「キハダが集まる」と逆方向の潮流のようである。風は沖(西)から吹いており、船は沖から岸に向かって流されている。短冊が本当の潮流の方向を示しているのか、船の流れに影響されているのかはっきりしない。短冊に大きいオモリと、出来るだけ小さいウキを付けて、竿を使って自由に流れる形にすると、船の流れの影響を取り除く事が出来るのかもしれない、、、。いずれにしても、今日の潮流の方向は「キハダマグロが来ないであろう潮」という八卦が出た。占いは当たって欲しいが、キハダが釣れないのは寂しい、、、複雑な心境である。

潮流の方向を確認してすぐ、艫(とも=船の後尾)の左舷で、水深60mあたりにエサ(Ahi belly=キハダの腹身=本マグロならオオトロの部分)を出す。船が小さいので艫の右舷でジギングをするとお祭りをするので、舳(みよし=船の前の方)まで電動リール用のコードを伸ばし、前の方でジギングを行った。今日は何故か魚探に魚の反応が殆どない、、、ちょっとおかしいかも?1時間経っても2時間経ってもアタリなし。場所を変えてみてもダメ。「陸から沖に向かって流れる潮の時、キハダマグロは来ない」という仮説は正しいのか、、、?結局エサにもジグにも全く反応の無いままランチタイムになってしまった。「釣りはランチタイムに限る」という事で、今日もエサ釣りの竿を出して、オムスビを頬張る。しかし、悲しいかな、今日は頼りのランチタイムも何事もなく過ぎ去ってしまった。キャプテンは「もうちょっとゆっくり食べたら釣れるかもしれないのに、、、」と言うが、、、。我々より早く来ていた先客2隻は、朝の早い時間にトットと帰ってしまい、広大なグラウンドはホボ我々の貸し切り状態になっていた。これで爆釣でもすればこたえられないのだが、、、まあ、世の中それほど甘くはないようである。私とキャプテンで交代しながら「なんちゃってジギング」も続けたが、結局昼食後しばらくしてキハダ狙いはギブアップ。まあ二人ともよく頑張った方だ。自分で自分達を褒めてあげてもいいだろう。

Uku(アオチビキ=Gray snapper)のポイントが近いので、Ukuを釣りに行こうということになった。ポイントは水深120~130mあたりだが、ここでも殆ど魚探に反応が無い。たまに底近くに薄いブルーの反応がポツンと出ると、エサを落とし、前甲板でジグを振る。そして、やっとこさオオトロエサの方にヒット。引きは悪くない。このあたりはカンパチのナワバリでもあるのだが、上がってきたのは本命のアオチビキだった。
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Uku=アオチビキ、実測8ポンド。白身の魚で、赤い底物程ではないが刺身や昆布ジメがいける

すぐ後、同サイズ(ちょっと小ぶりだったかな?)のアオチビキがもう1匹釣れた。
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2匹目のアオチビキ。何だか上のとは写真の色がずいぶん違うが、クーラーの中の実物は全く同じなんだよ。Mdキャプテンのサングラスの加工技術が少し上達してきたようだが、デトロイト支部さんの技術(リアルさ)に今一歩及ばないような、、、。

私のジギングには食べごろサイズのカンパチがヒット。ちょうど脱走犯サイズ(近くのカンパチ養殖場が出荷しているサイズで、このあたりには脱走犯がウロウロしているらしい???)。養殖場からの脱走犯を釣るのはニュージーランドで経験(King salmonの脱走犯)しているので、結構好きだったりして、、、。
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<Kahala(ヒレナガカンパチ=Almaco jack)。このサイズなら、まだシガテラ毒も蓄積されていないはずで、99.9%大丈夫であろう食べごろサイズである、、、が、やっぱり敢えて食べてみる度胸は無い。リリース

今日はこれでおしまい。
沖に向かって流れる潮ではキハダマグロは釣れない」という解ったような解らんようなデータが一つ収集された。

追記:
次の朝(火曜)、アオチビキを捌くと、一匹からは立派な卵、もう一匹からは白子が出て来た。あのあたりがSpawningの場所なのかも知れない。
昨日は頑張ってジギングしたので、体の節々が痛むかもと思ったが、意外と大丈夫。けっこうやるじゃないか???

Fishing Report用メモ:
Uku: 2匹 15ポンド
Kahala: 1匹 リリース

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2011年6月 9日 (木)

釣りはランチタイム

ディープジギング」なんていう苦しくてツラそうな事は、真似ごと程度にしかやった事のなかった私だが、今日は珍しくジギング一本に絞って死ぬ気(大袈裟だよ!)でやってみようという決意で、朝から大いにリキを入れて出港した。従ってコマセは持たずの出漁である(うちのキャプテンは常日頃から”コマセはキタナいし、クサい、、、”と、筋金入りの反コマセ派なので、当然”コマセ無し”は歓迎である)。「コマセ釣り」を自分の釣りのIdentityとしている私にとって、これは大英断であった。ついでに”男らしく”エサも持たずに突撃すべきところではあったが、さすがにそこまでは思い切れず、カツオの切身だけはクーラーに忍ばせておく事にした。

向かった場所は、前回()ジギングでマグロとカマスサワラを釣った空港沖グラウンドのLedge(駆け上がり)である。ポイントに到着したが、今日はウネリがあり北から吹く風が強い。船が揺れて、右へヨロヨロ左へヨロヨロ、、、下半身の鍛錬には持ってこいの条件である。「最初の頃だったら、とっくの昔に港へ引き返しているよネ」、とキャプテンが言う。二人とも強く立派に成長したものダ!まあこれで足腰が鍛えられ、ドライバーの飛距離が伸びると思えば気にならないが、少々船酔い気味か、、、ちょっと気分が良くない?かなり速い潮が南へ流れており、前回とは状況がだいぶ違うようだ。この潮の感じは、あまり好ましいモノではないのかも知れない?まあしゃーない、早速ジギング開始。真剣にシャクルがアタリなし。ポイントを変えてみるも効果無し。入魂の2時間が経過。「なんちゃってジギングシャクリのみ手動で他は電動)」ではあるが、長時間はやはりきつい。気持ちが萎えかけた時、待望のFish-On!最初は何かマグロ的な引きが伝わって来ていたが、気が付くと竿は強力なパワーで絞り込まれ、ラインがズルズル出て行き始めた。「またサメか?」と思いながら踏ん張っていたがバレた。巻きあげてみると、何とハリのチモトの部分がヘシ折られれていた。
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<この前釣ったカマスサワラの歯で傷ついていたのかな?それとも今回のサメの歯?渋谷サンスイ・ルアー館で買った大事なアシストフックが、、、もったいない。大マグロに折られたのであればアキラメもつくが、、、、逆に未練は残るかな?

その後、一度バイトがあったがハリに載らず。とうとう疲れて選手交代、代わってMdキャプテン登板。しばらくして「来たヨ、来たぁ~!」と、アタリがあったようだったが、これもハリに載らず。あ~ぁ、残念!マグロだったかもしれないのに、、?キャプテンもなかなか頑張る(結構スタミナがある、、、負けそう)が、結局午前中は船中Perfectオデコ。慣れないジギングに二人ともグロッギー(こんな言葉まだ使われるのかなぁ~)状態である。そしてちょうど12時、ランチタイムとなった。しばし休憩の時間、、、だが。

釣り好き人間は、釣りに掛けては常に欲が深い。ナンも無しではもったいないという事で、エサ釣りの竿をせめて一本出して、ゆっくりランチタイムにしよう、、、という事になった。カツオの大きい腹身を水深60mあたりへ落としておいて、オニギリをパクつく。釣れないし、疲れるし、船は揺れるし、気分はイマイチではあったが、これまた至福の時ではある。そして、私が三個目(最後だよ!)のオニギリに噛みついた時、エサ釣りで出した竿が絞り込まれ、リールが逆回転してアメリカ製Braided Line 100lbsが走り始めた。焦ってオニギリを置き、フライブリッジを下り、竿にたどりついた時にはラインが既に30mほど引っ張り出されていた。ファイト開始。もちろん小さい魚ではないが、時々首を振ってラインを引き出す程度で、あまり走らない。重いがサメのような感じでもない。何だろう???中層で食って来たので底物でもあるまい、、、。何かのスレ掛かりかな?まあ、取り敢えず巻き上げるしかないが、二人とも「マグロじゃなさそうだよね」と、この時点でマグロは諦める事で一致した。しかし何モノかには興味深々。アカマンボウ???ちゃうだろう。しばらくして海面近くまで上がって来た。下の方で魚体が銀色に輝く。ムムムッ???少なくともサメ色やカンパチ色ではない。ひょっとしたら、、、。キャプテンが出した玉網に一発で入ったのは、嬉しく予想に反してほぼ20ポンド(実測)の立派なキハダマグロだった。スーパームツのネムリバリが想定通りキッチリ唇横に掛かっていた。それにしても妙な引き方だったが、結果オーライである。やっぱり、釣りは「ランチタイムのエサ釣り」に限る、、、かも???
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<何だか訳わからん引き方をした20ポンドのキハダマグロ。結果は大いに許す!9キロの魚をこんな感じで持つと、重くて手が震える>
<今日は、Kwさんが新調したDaiwa Saltiga jigging Rodのテストフィッシングの日だったが、このキハダマグロには全く問題もなく対応できた。強過ぎず弱過ぎず、ちょうどいい感じだった。次は30~40ポンドクラスのキハダでテストしないと、、、(そうは問屋が卸さんぞヨ)


そして二人は午後も頑張った。しかしジギングは今日は応えてくれなかった。あ~ぁ、ホンマに疲れたぁ~~~。肩のあたりがだいぶ張っている。明日はゴルフなのに、久々の筋肉痛かも知れない?コナカン-マウンテンでのゴルフは、「ドライバーの飛距離が伸びる」なんて次元の話ではなく、「クラブが振れたらオンの字」状態かも?

今日はデッキがコマセで汚れず、帰港後の後始末(甲板コスリ等)はずいぶん楽だった。これからは、コマセは使わない事にするかな?でもコマセの冷凍在庫が3~4回分くらい残っている、、、これは使い切らないといけない。しかしこいつを使っているうちに、間違って「良い目」が出てしまうと、また後戻りだな、、、。いつまで経っても似たような悩みは尽きない、、、、、、、、、。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 20ポンド

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2011年6月 6日 (月)

Mdキャプテンひと暴れ

Mdキャプテンひと暴れ」といっても、うちのキャプテンが船上で暴れて私を殴った、、、とかいった類の話ではないので念のため。ひょっとしたら、うちのキャプテンが目出度くジギングにハマるかもしれない、というお話である。

今日はちょっと波が高そうな予報だったが、一応NELHA (Natural Energy Lab of Hawaii)沖で二匹目のドジョウ(GT)を狙うつもりで出港した。トローリングのルアーは流さず、魚探の反応を見ながら、「泳がせ釣り」のエサとなりそうな魚を釣る事に専念。しかし結局、モンガラを何匹か釣っただけでNELHA沖に到着してしまった。NELHA沖に到着して間もなく、Nabeta(ホシテンス)が釣れた。こいつの唐揚げは美味いので持って帰ろう。その後やっと前回と同じくらいの大きさのオジサンの仲間が2匹釣れた。
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小ぶりなMoana kali(マルクチヒメジ)が一荷で上がってきた。よしよし。辛いミッションだろうけど、頑張ってうまくGTに食べてもらってくれよ、と言いきかす(お願いする

早速GT狙いで、底から5mくらいへマルクチヒメジを入れる。水深70~80mだったと思う。もう一匹は、GT用キャスティング竿にウキを付け海面近くを泳がせる。写真では解り難いが、波が結構高い。この釣りは、波が大きくシブキを上げている磯の近くでやるので、キャプテンは神経を使う。
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GT用キャスティング竿と即席竿受け。写真では見えないが、前方でウキが漂っている。

ダブルヒットするとちょっと厄介だが、その時はその時である。何とかなるだろう。しかし、ダブルヒットどころか、2本共アタリなく時間が過ぎて行く。NELHA沖から北西の方角(空港沖のグラウンドと称する場所)を見ると、Ledge(駆け上がり)の所に小さい船が2隻停まって釣りをしているようだ。マグロを釣っているのかも知れない、、、こいつが気になって仕方がない。ひょっとしたら20~30ポンドのマグロが釣れているかも、、、なんて考えながら、ボーっと底狙いの竿を見ていた。すると竿先がコンコンと叩くように軽く揺れた。エサが暴れているのかな、、、と思っていると一気に竿先が海面へ突っ込んだ。「来たぞぅ!」と叫んで竿に飛びつき、リールのハンドルに手を掛ける。竿先が2度3度と突っ込む。「よっしゃー!」と思ったところで、、、、無情にも竿は水平に戻ったまま、何事もなかったように動かなくなってしまった。この展開は非常に心臓に悪い。しばらく待ってみたが魚の気配は戻らず。巻きあげてみるとハリは健在で、綺麗にエサのマルクチヒメジがいなくなっていた。残念、まだ心臓がドキドキしている。GTだった可能性はかなり高いと思う。今日は日本製のスーパームツと称するかなり極端なネムリバリを使ってみたが、掛かりが悪かったのかな???
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スーパームツ。いいハリだが、「泳がせ釣り」には向いていないのかな?

その後、エサ釣りのサオで良型のリュウキュウアカヒメジ(Weke ula)が釣れたが、GT狙いの方は2本共アタリは無かった。
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<立派なリュウキュウアカヒメジ(Weke ula)。怪しげなサングラスはMdキャプテンの力作

とうとう我慢しきれず、昼前に空港沖グラウンドのLedgeへ移動。先客は3隻になっていた。その3隻に混じって、地元の釣り人がよく言う「水深100Fathoms(180m)の中層30~40Fathoms」でキハダを狙う事になった。まずい事に、近くの船が結構なサイズのキハダらしい魚を上げるのを目撃してしまい、今朝の初心は何処へやら、、、気持ちはGTどころではなくなってしまった。まずエサ(大きいリュウキュウアカヒメジ)を60~70mの中層へ入れ、同時にジギング開始。ジグは140g。アシストフックはKnちゃんにもらった小さい方のヤツを上下に2本ずつ付け、万全の構えである。何投目かでググッと来た。力を込めて合わせを入れると、ドラグが滑る。スプールを指で押さえてもう一発。確かな合わせの手応え十分。「さあ来い!」、敵が一気に走り始めた。PE5号がどんどん出て行く。サメとは明らかにスピードが違う。ズルズルではなく、ビシッビシッビシッビシッ、という感じで(どうちがうんじゃ?)ラインが出て行く。止まらない。かなりの大物のようだ。大きく曲げた竿を支えたまま見ているだけの状態になってしまった。こりゃいかんかな?と思った瞬間、やっぱりバレた。ほぼ間違いなくマグロだっただろう。細身のハリが曲がったかな、と思いながら巻き上げてみると、アシストフックが4本とも、ソリッドリングを残してきれいに無くなっていた。どういうこっちゃ???4本とも掛かって、1本ずつ切られて行ったのだろうか?

気分を直してジギング
続行。真剣にやってみると「なんちゃってジギング」もそれほど楽チンではなく、けっこう疲れる。しかしやがて、頑張ったご褒美としてアタリが来た。こいつも走ったが、先ほどのヤツに比べると迫力不足。余裕をもって対応し、上がってきたのは、、、
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キハダマグロ(Ahi=Yellowfin tuna)。実測12ポンドなり。C-Buoyのレギュラーサイズの倍以上はあった。

グラウンドのLedge(
駆け上がり)で、ジギングで初めて釣った意味のあるキハダマグロである。Mdキャプテン曰く、「こんな近くでマグロが釣れるんだったら、ガソリンいっぱい使って片道2時間半も3時間も掛けてC-BuoyやOT-Buoyまで行く事ないわね。良かった、良かった」。この場所は、ある方向に潮が流れる時、潮がLedgeの駆け上がりに当たるような状態になり、浮き上がるプランクトンを求めて集まる小魚にマグロやカツオが寄るらしい。残念ながら私にはまだ潮の読み方がよく解らないので、今後とも他の船がLedgeに居たらスリ寄って行く戦略で行くしかない。

頑張り過ぎて疲れた」と言うとMdキャプテンが、「じゃあ、私がジギングやってみるよ」と張り切ってジギング開始。「竿のトップの位置がオーバースイング過ぎる。トップの位置は水平に。振りは力まずにコンパクトに、、、」と、優しい鬼コーチのアドバイスが飛ぶ。「ナァ~んだ、それじゃゴルフと同じじゃん!」とは言わなかったが、、、。ジギングはこれで3回目くらいかな?ちょっと頼りない感じがしないではないが、懸命に竿を振る。そして、私がよそ見をしていると、「来た、来た、来たよぅ~!」という声。見ると2度、3度と合わせを入れている。さすが釣り師の女房、だてにキャプテンはやっていない。竿が大きく曲がっている。見た所かなりの大物の感じである。「大丈夫?」って尋ねると、「大丈夫」との頼もしい返事。「ファイト!ファイト!」とは言わなかったが、横で手に汗握りながらの応援となる。キャプテン頑張る。そして割合短時間で残り10mを切るまで巻きあげた。なかなかやるものだ!しかし、魚はかなり大きい上に、船底へ走った。竿を取られる。船に接触すると竿は簡単に折れる。ちょっとやばい、竿を折られるのは辛いかも。本人は最後までやりたかったようだが、ここで選手交代。船の底を2往復くらいするのをギリギリの所で何とかかわす。チラッと姿が見えた。デカイぞ。さっきのマグロの2倍くらいの長さがありそうだった。しかし更に上がって来たところで、マグロではない事が判明した。何とOno(Wahoo=カマスサワラ)だった。船ベリに寄せ、アタマに一発でギャフを入れ(Mahimahiのギャフ入れは苦手だが、何故かOnoはいつもすっぱりギャフが入る)、船に引きずり上げた。こんなOno Laneから遠く外れた場所にもOnoはいるんだねぇ~、と妙に感心。「私のジギングはスローだからマグロよりOnoに向いているのかも?」とはキャプテンの弁。
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Mdキャプテンに代わって私が魚を持ってポーズ。実測35ポンド(15.9キロ)の立派なOnoだった。明日売りに行こう

Good job、Captain!これでキャプテンがジギングにハマってくれたら言う事ないのだが、、、?そうは問屋が卸さないかな?
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Onoの鋭い歯。フックが2本ともいい所に掛かっていた。

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今日のヒットルアー(140g)。Onoの歯でガタガタにされ、背中の部分は金属(鉛)がエグリ取られていた。

今日は釣れた魚の数は少なかったが、気分良く釣りを終えた。帰路のトローリングでは、流したキンキンにカツオ(3~4ポンド)が食って来た。Honokohau港の入り口に近い所ではMahimahiがキンキンにヒット、華麗なジャンプを見せてくれたが、こいつはバラシ。ちょっと残念だが、まあ今日は許そう!
しかし、港で合計20キロの魚と氷と海水の入ったクーラーバッグを、船から下ろして車まで二人で運ぶのはやはり大変だった。何か方策を考えないと、これ以上大きい魚は釣れない事になる、、、。

Fishing Report用メモ:
Ahi: 1匹 12ポンド
Ono: 1匹 33ポンド
Aku: 1匹 4ポンド
Nabeta: 1匹 0.3ポンド
Wekeula: 3匹 リリース
Moana kali: 2匹 0.8ポンド

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2011年6月 2日 (木)

6/2(木)休業

本日(6/2・木)休業します。

次回(6/6・月)は、自分としては思い入れが一番強い「生きエサの泳がせ釣り」で、底近くと海面近くの両方を狙ってみる予定。底近くはもちろんWhite ulua(Ulua aukea=GT=Giant trevally=ロウニンアジ)狙い、海面近くはOno(カマスサワラ=Wahoo)が釣れる可能性があるので、チモトに30cm程度ワイヤーを入れるつもり。大物がダブルヒットするとチトきついかな?「ダブルヒットの心配より、うまくエサが釣れるかどうかの心配した方がいいんじゃないの?」というMdキャプテンのコメントあり。おっしゃる通り!

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