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2010年12月28日 (火)

”御竿”納め・13目釣り

今日は師走の28日、あっという間に2010年が過ぎ去って行く。現役時代は、毎日やらないといけない事がいっぱいあり、気ぜわしくしていた割には1年が長く感じられた。退職してからは、毎日どうしてもやらないといけないという事はあまりない。しかし、時がフワリフワリの感じながら、加速度をつけて自分を追いこして行くような気がする、、、。

さて、今日は2010年最後の釣行日、「御竿納め」(我が家では釣り竿の事を”御竿サマ”と呼ぶ習わしになっている)の日である。今年の総決算(というほど大袈裟なモノではないが)としていい釣りがしたいなぁ~、と願いながらの出漁であった。

ハワイの日系の人達は新年を赤いOnaga(ハマダイ)で祝うらしい。要するに日本で祝い事に使われるマダイの感覚なのだろう。というコトであれば、今日はまずOnagaを狙ってみよう、と決めて港へ、、、。出港準備が整い、最後にGarminのGPSをパワーオンにしようとするが、アリャリャ、ウンともスンとも言わない。電源系の配線やヒューズをチェックするが、格別異常はなさそうだ。どうしようもなく、GPS無しで出漁する事になった。しかしOnagaはピンポイント狙い、残念ながらGPS無しでは難しい。急遽、ポイントが広範に及びGPSを必要としないハチジョウアカムツ(Ehu)やシマチビキ(Gindai)狙いに方針変更。往路のトローリングでカツオ(Aku=Skipjack tuna)が1匹釣れた。切身にして持ってきたエサが不足してもこれで安心。

まずNELHA(OTEC)沖の水深230~240m付近で第1投。底立ちを取り、コマセを振る。5秒後には”クィクィ”というアタリがあるはず、、、、なのだが、いくら待ってもアタリなし。2流し目も状況は変わらず。船がかなり浅い(140~150m)所まで流されてしまった。深さ的にはオオヒメ(Paka)が食って来てもおかしくない。やっと中層に濃い反応(魚探)が出た。たまたま中層に落としてあったエサを、魚探の反応がある深さを合わせてやると、すぐにアタリ。正直なモノである。やっと来たアタリは心地良く、良型のムロアジ(Opelu)が上がって来た。
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<叉長35cmの立派なムロアジ(Opelu)>


次は浅場(といっても140~150m)の常連さん、オジサン(ヒメジ)の仲間だった。
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<ヒメジ科ウミヒゴイ属の魚だと思うが、名前は特定できず。WEB魚図鑑に依頼予定。リリース。WEB魚図鑑の人の同定では、Yellow threaded goatfishとの事。ヒメジ科ウミヒゴイ属の魚でハワイ島近辺の固有種らしい。日本にいないので、取り敢えずは日本名無し。>


今年の”御竿”納めは貧果に終わりそうな予感、、、。気まぐれにもう一度GPSのスイッチを押してみたところ、パワーが入った。ナンだったんだろう???バッテリーが十分充電されたから?それとも接触不良がたまたま船の揺れでくっついた???イヤな問題だが、取り敢えず今日はこれでOnagaのポイントに行ける。早速Onagaポイントを目指す。途中でカツオが釣れた。

ONA-1ポイントで2流ししてみたが、これまた全く音無し。エサも取られず。魚探にも反応らしきものが無い。どないなっとるんじゃ! しかし今日は見える範囲内に、珍しく釣り船が多い。トローリングしているチャーターボートが数隻と、Bottom Fishingの小型ボートが数隻。最近はいつも”太平洋一人ぼっち”の感じに近いので、今日はナンとなく都会へ来たような、、、。結局ハマダイ(Onaga)は早めに諦めて、再びハチジョウアカムツ(Ehu)狙いに変更。Mdキャプテン推奨の「ポイント-7」近辺へ移動。ここは釣った魚をサメに取られる可能性が高いが、敢えて挑戦するコトに、、、。

やはり「ヨメの意見とナスビの花は千に一つの無駄が無い」の格言は生きていた、、、。「ポイント-7」の水深220~230mで待望のハチジョウアカムツ(Ehu)が食ってきた。これで年が越せる???
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<小ぶりながらハチジョウアカムツ(Ehu=Ruby snapper)。我が家ではこれが一番人気>

本当に釣りとは解らないもので、このあたりから急に魚が食い始めた。こちらは何も変えていないんだけどねぇ~。シマチビキ(Gindai)が3匹来た。
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<小ぶりながらシマチビキ(Gindai)。合計3匹。>

ヒオドシも来た。
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<ヒオドシ(Hogo=Large headed scorpionfish=Kona FishのオジサンはOgoと呼んでいた)。50cm弱・4ポンド半の良型。身は透明感のある綺麗な白身で、刺し身はちょっと淡白な感じ。スープが美味しい、と地元の人は言う。Scorpionfish と言われるように背びれのトゲの毒が危険。>

当然”わが友”カンパチ君が来なくては1日が終わらない。
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<ヒレナガカンパチ(Kahala=Almaco jack)。実測18ポンド。ダイワの電動リール・タナコンブル1000はこのサイズなら楽勝で上げる。リリース。>

次は重くて可愛いお客さんだった。
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<愛嬌タップリのヨリトフグ(Blunthead puffer)。ヤカンくらいの大きさがある上に、この腹の中にヤカン並みにたっぷり水を入れており、異常に重いし、ズルズル滑って持ちにくいことこの上なし。リリースしたら、水面でピチャピチャしながら徐々に腹を引っ込めて、最後に潜って行った。>

ハチジョウアカムツの一荷(釣り用語で”一度に2匹釣れる”こと。天秤の前後に荷を一つずつ掛ける事からきているらしい)が2回程あった。
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<ハチジョウアカムツの一荷。二度あった。>

中層でヒラソウダが釣れた。非常に元気が良く大いに暴れた。中層でマグロ、カツオ、スマ、ソウダガツオ等の青物が釣れるのが一番釣りとしては楽しいように思う。
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<ヒラソウダ(Oioi=Frigate mackerel)。カツオと同じいいエサになる。食べると美味しいらしいので、次回は食べてみよう。>

そして、おなじみのアイツ(我が家ではゴマテングハギモドキの事をアイツと呼ぶ)が2匹。こいつは大きいし力が強く、掛かるとポンポンと竿が激しく上下するのですぐ解る。”あ~ぁ、またアイツか、、、”という事になる。一度食べてみようと思いつつ、果たせていない。
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<6~7ポンドのアイツ(ゴマテングハギモドキ)が2匹。いつもリリースするが助かるのかどうかは疑問???>

予期していなかった場所でハマダイ(Onaga)も釣れた。嬉しくめでたい誤算だった。
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<2.5ポンドと小ぶりながらいつ見ても美しい”海の貴婦人”ハマダイ(Onaga)。ハチジョウアカムツとの一荷で上がって来た。> 

カンパチとハチジョウアカムツとの一荷という組み合わせも、、、。
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<ヒレナガカンパチとハチジョウアカムツの一荷。>

水深200m以上の場所でヒメダイ(Kalekale)も2匹釣れた(写真が無い)。

ヨスジフエダイも釣れた(写真撮らず)。

復路のトローリングでカツオ(Aku)が3匹とソウダガツオ(Oioi)が2匹釣れた。これでエサの在庫が増えた。有り難し。

新年初釣行は1月4日(火)の予定。皆さま、良いお年をお迎え下さい。


Fishing Report用メモ(12/28):
Aku: 5匹 7ポンド
Oioi: 2匹 3ポンド
Opelu: 1匹 1ポンド
Weke: 1匹 リリース
Ta'ape: 1匹 リリース
Ehu: 12匹 14ポンド
Gindai: 3匹 3ポンド
Kahala: 2匹 リリース
Hogo: 1匹 5ポンド
Blunthead puffer: 1匹 リリース
Onaga: 1匹 3.5ポンド
Kalekale: 2匹 2.2ポンド
Spotted unicornfish: 2匹 リリース

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コメント

御竿納め、お疲れさまでした。

私の方は悪天候のため、あえなく中止となりました。

よいお年を

投稿: じみい | 2010年12月29日 (水) 23時22分

じみいさん:
そちらは「悪天候のため釣り中止」というのが結構あるね。こちらは今年の3月にボートが動き始めて以来まだ一回もない。コナの海(しかももろ太平洋)の穏やかさは世界一かもね。カンパチが待ってるよ。来年もよろしく。

投稿: ガーラ | 2010年12月30日 (木) 10時12分

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